欠場中の棚橋「負けが続いていま俺はココ」勢いの下降グラフを全身で表現する自虐ネタ 6・5両国復帰宣言するもジェイ・ホワイトに襲撃される

 4日、新日本プロレス『レスリングどんたく2019』福岡国際センター大会には札止めとなる6,105人が詰めかけた。

 セミファイナル前に花道からテーマ曲に乗って、4・6MSG大会後に欠場中の棚橋弘至が登場する。ヒゲ姿が珍しい。1年前の福岡大会を思い出したのか、「去年の5月4日、ここ福岡でみんなにもらった大声援がすごくて、8月のG1で優勝して、東京ドーム大会でIWGP王者になりました」と振り返る。しかし、「2月にベルトを取られて、負けが続いていま俺はココです」と言いながら、勢いが下降していく折れ線グラフを全身で自虐的に表現してみせた。

 マットに這いつくばってしまった棚橋に場内から驚きの声が上がるも、棚橋は立ち上がる。「6月5日、両国で復帰します。IWGPのベルトを狙います」とアピールすると、コーナーにも上った。左ヒジ手術が成功し、抜糸まで進んだという。

 すると外道を伴ったジェイ・ホワイトが花道を入ってくる。昨年の10月に棚橋に黒星を喫したままであることを棚に上げて、ジェイは「列の後ろに並べ」と棚橋を一喝。そのまま棚橋を襲撃してしまう。6・5両国での棚橋vs.ジェイが決定的となった。

 

■新日本プロレス 濱かつpresents レスリングどんたく2019
日時:5月4日(土祝)15:00
会場:福岡国際センター 観衆6,105人(札止め=主催者発表)

<第1試合>
上村優也
●辻陽太
  7分36秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド
成田蓮
〇海野翔太

<第2試合>
TAKAみちのく
エル・デスペラード
金丸義信
鈴木みのる
〇タイチ
  11分16秒 天翔十字鳳⇒体固め
田口隆祐
タイガーマスク
●トーア・ヘナーレ
YOSHI-HASHI
ジェフ・コブ

<第3試合>
●邪道
タンガ・ロア
タマ・トンガ
  7分40秒 横入り式エビ固め
獣神サンダー・ライガー
〇矢野通
真壁刀義

<第4試合>
●ヒクレオ
チェーズ・オーエンズ
バッドラック・ファレ
ジェイ・ホワイト
  11分57秒 パルプフリクション⇒体固め
本間朋晃
マイキー・ニコルス
〇ジュース・ロビンソン
後藤洋央紀

<第5試合>
〇エル・ファンタズモ
石森太二
  9分58秒 変型フェイスバスター⇒体固め
●ウィル・オスプレイ
ドラゴン・リー

<第6試合>
鷹木信悟
BUSHI
〇内藤哲也
  13分47秒 デスティーノ⇒片エビ固め
SHO
●YOH
飯伏幸太

<第7試合 スペシャルシングルマッチ>
●EVIL
  23分08秒 垂直落下式ブレーンバスター⇒片エビ固め
〇石井智宏

<第8試合 IWGPヘビー級選手権試合>
●[挑戦者] SANADA
  38分03秒 レインメーカー⇒片エビ固め
〇[第69代王者]オカダ・カズチカ
※オカダが初防衛に成功