[ファイトクラブ]4・14パンクラス内村洋次郎x亀井晨佑Best BoutもTokyo MX中継ナシ

[週刊ファイト5月2日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼4・14パンクラス内村洋次郎x亀井晨佑Best BoutもTokyo MX中継ナシ
 ONE championship提供と女子戦が強調された新木場スタジオコースト大会
 photo & text by シン上田 w/編集部
・38歳「ばばあ、なめんなよ!」藤野恵実がロシア美少女を判定で下す
・久米鷹介がHEAT王者Tサントスに一本ライト級王座防衛!ONEと契約へ
・端貴代41歳、ブラジルのシッジ・ホッシャに何も出来ないままの王座戦
・北方大地が曹竜也に判定勝利で砂辺光久ストロー級王座に再び挑む
・フェザー級王座挑戦者は米国カイル・アグオン2-1中島太一の接戦に


 今大会よりsponsored by ONE championshipが強調された『パンクラス 304』。もっとも、TOKYO MXの中継が開始されたのは第6試合の金太郎vs. TSUNE戦から。いつものようにTOKYO MX2と続く地上波中継編成だが、今回もまたセミの女子戦途中で尻切れトンボに。「TOKYO MXの動画配信アプリ、エムキャストLIVEで引継ぎご覧になれる」とのテロップだったが、大半はAbemaTVに流れたと思われる。関東地区限定とは言え、地上波の格闘技大会LIVE中継は貴重だと思うが、今回の304に限らず順番や時間割の設定ミスが指摘されよう。

<第4試合 フェザー級 5分3R>
○内村洋次郎(イングラム/10位)
 判定3-0(29-28/29-28/29-27)
●亀井晨佑(パラエストラ八王子/11位、2018年ネオブラッドトーナメント同級優勝)

 2Rに内村のスーパーマンパンチで亀井はダウンするも反撃に。内村を出血に追い込むものの、内村は左ストレートでダウンを奪った。3Rも一進一退の攻防が続いたが、内村が判定勝利。これにより、「誰しもが心を打たれた試合」として酒井正和から社長賞として両者に¥100,000が支給されることになった。

 もっとも、この激闘はTOKYO MXでは放送されず。内村には不運というか、映画『MMA ドキュメンタリー HYBRID』は20013年の3・17『PANCRASE 246』を舞台として、闘いに賭ける選手たちを追いかけたものだったが、事前に誰に焦点を当てるかは決められていた。ところが、本戦だけで5時間超になったこの大会のベストマッチは、明らかに内村洋次郎がジョン・ショレスを下した3Rの大激闘であり、本誌もそう活字に残したのであるが、ドキュメンタリーでは予定されていなかったこともあり、映画には出てこないのだ。

38歳「ばばあ、なめんなよ!」藤野恵実がロシア美少女を判定で下す
<第7試合 女子ストロー級 5分3R>
○藤野恵実(FIGHT FARM/3位)
 判定3-0(29-28)
●クセニヤ・グーセヴァ(ロシア/マッティ・チーム/女子フライ級2位)

 前に出る藤野に何もできずにいるグーセヴァ。金網まで押し込まれ防戦が続いた。両者共に、大した攻撃を出せないまま試合終了。判定勝利をものにしたのは藤野。国際戦のWINボーナスとして¥100,000が支給された。


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