貴重な話の連続に興奮!ヤマモ酒アラケンはガチ濃かった!ドラゴンゲート試合との違いを自己解説

■ 『新井健一郎 in ヤマモ酒』ファイトカフェトーク
日時:3月27日(水) 19:00~21:50終了・撤収
出演:新井健一郎・山本ヤマモ雅俊
会場:浅草橋・ラゲージルームカフェ
〒111-0052 東京都台東区柳橋1丁目13浅草橋丹羽ビル5F
JR・都営浅草線 浅草橋駅下車すぐ

 それにしても濃いトークだった。ある程度はアラケンこと新井健一郎のことを知っていたつもりだったのだが、19歳の時にFMWの入門テストを受けた時のエピソード(同じ列にはハヤブサ、ミスター雁之助。しかし彼らはスクワットで脱落しているのに合格)から、あまり知られてないんじゃないかと思われる裏話の連続に。また、そのFMW練習生を2ヶ月で辞めた際の言い分が「Uインターに行きます」とか、W☆INGにも入門テスト受けに行ったのに、メニューをこなしたのはアラケンだけだったのに落とされたとか、知らない話ばかりという・・・。

 ほかにも、オモテに出せない団体とか、いろいろ練習生としてアチコチ行ったあと、闘龍門の募集を知りメキシコに渡りやっと26歳でプロデビューとなる。
 しかし、そのメキシコ時代のエピソードも爆笑に次ぐ爆笑に。タコスが1個10円くらいで食べられると、アラケン自身はメキシコ生活で下痢にもならなかったが、あとでメキシコの選手が日本に来ていたとき、「お前らがよく行っていたあの屋台は犬の肉を使っていた」とか言われたとか。
 牛乳は、小さいのしておけと言われていたにもかかわらず、大きいのが異常に安いと買ったら皆が腹痛になり、わずか数十円の節約が、医療費で数万円かかってしまったそうだ。異国生活の話はやはり面白い。

 ビデオのコーナーで持ってきた2試合は、ともに負けた試合なのだが、昨年の2月3日、雁之助の引退を控える約2ヶ月前のガッツワールドでのカードを「生涯のベストマッチ」と言うから、見てない者はその選択にまず「え?」だったのだが、実際に本人の解説を聞きながら見て納得することに。今の打ち合わせプロレスと対局にある、レスリングだけの攻防は確かに斬新に見えた。「こんな試合を他の選手が出来るのか!」と胸を張ったが、誰もが頷かざるを得ない。その後も、オモテには書けない突っ込んだ今のプロレス批判、あるいは選手の具体名までやり玉に上がっていたが、それは来てくれた方だけの特典だろう。実に濃いトーク内容に堪能できた。ちなみに、その2月3日というのは、期せずして雁之助らと一緒に27年前に入門テストを受けた記念日だったという因縁もある。

 また、もう一つのビデオも意外過ぎる選択に。なんとインディー界の誇る長瀬館長との試合で、こちらもまた両者ともロープにすら飛ばないという、ある種異様なレスリングだけの攻防なのだ。大変失礼ながら、長瀬館長のナントカ王座の防衛戦試合はワンパターンなのが多いのだが、この試合だけは異質な展開になるのだから、なぜにアラケンがこの試合を選んで語ったかは、集った方には堪らない有意義なプロレス論に深化していったのだ。

 ほかにも、ジュリー沢田研二の熱烈ファンという話も、なんか最近のドタキャン騒動くらいしか知らなかったのだが、勉強になったというか・・・。ふ~むなのである。あと、本人は「付き人ではない」と言うのだが、天龍源一郎と過ごした日々の様々なエピソードも面白過ぎる。それにしても、今の新日本プロレスでもなければ、ドラゴンゲートでもない、異質のレスリングで魅せるアラケンに、ますますファンになったのではなかろうか。
 スタッフ側が「勉強になる話ばかりだった」と本音の感想を漏らすファイトカフェトークは、やはり濃さの充実感はピカ一だと自薦しておきたい。


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