UFCファイトナイト・チェコ!チアゴ・サントスがブラホビッチを豪快KO!序盤にダウンも完全復活の一本勝ちを収めたストルーフェ


Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC

 総合格闘技団体UFC(Ultimate Fighting Championship)は日本時間2019年2月24日(日)にチェコ共和国プラハのO2アリーナを舞台に”UFCファイトナイト・チェコ”を開催した。
 メインイベントではライトヘビー級ランキング4位のヤン・ブラホビッチ(ポーランド 23勝7敗)に挑んだ同6位につけるチアゴ・サントス(ブラジル 20勝6敗)がノックアウト勝ちを収め、ライトヘビー級に階級を変えて以降、躍進を続ける中でサントスが2019年のタイトル挑戦者になる可能性が高まっている。


 また、ステファン・ストルーフェ(オランダ 28勝11敗)とマルコス・ホジェリオ・デ・リマ(ブラジル 16勝6敗)が拳を合わせたセミメインイベントのヘビー級マッチは、試合序盤にこそ相手の打撃をまともに食らってダウンを喫したものの、そこから見事に巻き返したストルーフェが完全復活を遂げる会心の一本勝ちを収めた。

 次回、UFCは拠点のあるラスベガスに戻り、日本時間3月3日(日)にT-MobileアリーナにてUFC 235を開催する。メインイベントでライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズがアンソニー・スミスを迎えて防衛戦に挑むほか、セミメインイベントにもタイトルマッチが組まれ、チャンピオンのタイロン・ウッドリーと挑戦者カマル・ウスマンが対決する予定。

■ UFCファイトナイト・チェコ
日時:現地時間2019年2月23日(土)、日本時間24日(日)
会場:チェコ・プラハ・O2アリーナ

【メインイベント】
<ライトヘビー級マッチ 5分5ラウンド>
○チアゴ・サントス
 3ラウンド(0分39秒)TKO
●ヤン・ブラホビッチ
チアゴ・サントス
「ありがとう、プラハ! 新しい経験を積みながら成長し続けていく。前回の試合は思い切りいくだけだったけど、今日はもう少し気楽に、経験を生かして戦わないといけなかった。細かいところを研究してきたんだ。最高のチームがついていてくれるからね。最高のチームがいると、ほしい結果を手に入れられる。次のタイトル挑戦者はファンが決める。アンソニー・スミスとジョン・ジョーンズの対戦を見にラスベガスに行くんだ。アンソニー・スミスが来るなら、また打ち負かしてやる。ジョン・ジョーンズが来るなら、そっちも俺が撃破する」

【セミメインイベント】
<ヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○ステファン・ストルーフェ
 2ラウンド(2分21秒)サブミッション(アームトライアングルチョーク)
●マルコス・ホジェリオ・デ・リマ
ステファン・ストルーフェ
「これをずっと考えてきたんだ。みんな、俺の心の問題は分かっていると思うし、思っていた以上に戻ってくるのが難しかった。特にメンタルの部分でね。俺は快進撃を続けていた。スティペがチャンピオンだったし、すでに打ち負かしていたから、ボルコフに勝てばタイトルショットが近いと思っていたんだ。でも、そうはならなくて、治療が必要なケガもあった。身体は問題なかったと思う。続けたくなくて、自分が崩壊したところを知りたくもなかった。でも、今、素晴らしいチョークで一本を取った。最高の形になったと思う。俺は常に戦いに来ている。ノックアウトもされたし、でも生き残って一本勝ちした。最高の形のひとつだ。ここに戦いの炎がある。調子は上々だね。いろんな人が手遅れになる。でも、今回は最高だった」

【メインカード】
<ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○ミハル・オレクシェイチュク
 1ラウンド(1分34秒)KO
●ジアン・ヴィランテ
ミハル・オレクシェイチュク
「UFCではこれが初勝利だ。ものすごくモチベーションが高まっているし、とてもうれしい。すでに次の試合が楽しみでしょうがないよ。ロシアでもロンドンでも、どちらのイベントでもいい。また戦いたくてしょうがないんだ。ジアンは本当にタフな相手だったし、ものすごく強いファイターだ。今回の勝利は彼が弱かったからじゃない。むしろその逆で、自分の調子が良すぎたのさ。次の試合でそれを証明してみせる。今回の試合に向けた準備が楽だったわけじゃない」

<女子フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○リズ・カムーシュ
 判定3-0(29-28、30-27、29-28)
●ルーシー・プディロヴァ
リズ・カムーシュ
「本気でフィニッシュを狙っていたし、フルラウンドに持ち込むつもりはなかった。ここで判定になると勝つのが難しくなると思っていたから。判定が告げられた時、観客が激怒しているのは分かった。それは理解できる。地元ファイターを応援するのは当然よね。もっとアグレッシブにいきたかった。向こうのバックアップが多かった気がする。それは私自身のミスだし、自分が生み出したアドバンテージを生かせなかった。私はベルトがほしい。ワレンチナは、私たちの初顔合わせで私が彼女をフィニッシュしたことについて論点が多いと言っていたわね。彼女をフィニッシュしたのは私だけしかいない」

<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○ピョートル・ヤン
 判定3-0(27-30、27-30、27-30)
●ジョン・ドッドソン
ピョートル・ヤン
「ゲームプランはキックを生かしてパンチでカウンターを狙うこと。相手はタフだし、経験も豊富だ。ダウンしないだろうと思っていたし、フルラウンドになるだろうとも思っていた。すべてうまくいった。勝ったから、それが大事。ジョンは本当に厳しい相手だ。小さいから、試合がもっと複雑になる。ボディを攻めていきたかったんだけど、常に動いているからものすごく難しかった。でも、そのチャレンジの覚悟はできていた。常に相手を自分のレンジにとどめておけたしね。ランキング9位の相手だったから、自分より上にランクされている相手なら喜んで誰とでも戦う。これでUFCでは4勝だから、ここではパーフェクトだ。UFCと話してみないといけないけど、6月にジミー・リベラと戦いたい」

<ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○マゴメド・アンカラエフ
 判定3-0(30-27、29-28、30-27)
●クリッドソン・アブレウ
マゴメド・アンカラエフ
「今回の勝利はとにかく完璧だった。すべてが最高で、気分がいい。UFCではこれが3試合目。どのUFCイベントも本当に素晴らしいけれど、プラハの雰囲気がファンのみんな、本当にこのエネルギーがすごい。クリッドソンはタフな相手だった。予想外だったことは何もないけれど、本当にヘビーだった。彼とのレスリングは手こずったしね。自分よりもかなりヘビーだと思う。だから、本当にタフな試合だった」

【プレリム】
<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○ドワイト・グラント
 1ラウンド(4分59秒)TKO
●カルロ・ペデルソリ
ドワイト・グラント
「思っていたよりも向こうのアゴが丈夫だった。フックを当てたのに、動揺させることすらなかったんだ。ただ、想像していたほどキックを打ってこなかったから、もっと打たせてやろうと思って。ようやく、こっちがリラックスしているときに打ってきてくれたから、それを生かしたのさ。いずれケリに力を入れだして腕が下がってくると思っていたから、あの一発を当てられたんだ。ダウンした相手がだらんとしているのは分かったから、最初は打つつもりなんてなかったけど、そうしたら動き出したからもう一度ダウンさせた。混乱はなかったと思う。それでも、向こうの気持ちはリスペクトしている。素晴らしい気迫だ」

<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
○クリス・フィッシュゴールド
 2ラウンド(1分10秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)
●ダニエル・テイムル
クリス・フィッシュゴールド
「UFCの試合で勝てるなんて人生で一番気分がいい。最初のラウンドにはあまり満足していないんだ。中に入ってものすごく緊張していたから。でも、勝利は勝利だ。なんて言えばいいのか分からない。今は涙でも流しているような気分だ。ものすごくタフな相手だったし。タフな試合になるだろうとは思っていたけど、彼がこんなにテクニシャンだなんて思っていなかった。一本勝ちはこれで13勝目。これで金ももっともらえるし、ランキングも上がる。より良い生活が待っている。それが一番さ。チワワをもう1匹飼おうかな。今1匹いるんだけど、家族がほしいからな。夜に家に帰って、ちっこい犬が俺のことを待ってくれている、なんて最高だろ」

<女子フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○ジリアン・ロバートソン
 2ラウンド(3分27秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)
●ヴェロニカ・マセド
ジリアン・ロバートソン
「流れをつかめたことは大きな意味があるわ。攻撃に自分の長所をすべてつぎ込んだ。リアネイキドチョークがかかればすぐに誰しももがき始める。だから、私はかかる前に首を攻めていくの。できるだけ早く試合に戻りたい。もうちょっとローカルな場所だとうれしいかな。世界のみんなと戦ってきたから。ペイジ・ヴァンザントと戦いたいけど、彼女がダメならトップ15の誰かとやりたい」

<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ダミア・ハゾビック
 2ラウンド(2分03秒)TKO
●マルコ・ポーロ・レイエス
ダミア・ハゾビック
「正直、フィニッシュを狙っていたわけじゃないんだ。今回の相手はこれまで自分が戦ってきた中で一番危険な1人だと思っていたから。ものすごくパワフルな打撃を持っているし、それを感じた。向こうはノックアウトを狙ってきたけど、困惑させてやりたかったんだ。向こうが闘牛で俺はマタドール(闘牛士)。前はダウンさせたことなんて一度もなかったのに、今じゃ2回だ。ゲームプランは完璧に機能した。いい試合ができたし、ケガもない。トップ15の誰かとやれればいいんだけど。チャールズ・オリベイラとか。場所はブラジルじゃなくて、どこか間がいいね。長くて熱い戦いになるぜ」

<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○イスマイル・ナウルディエフ
 判定3-0(27-30、27-30、26-30)
●ミシェル・プラゼレス
イスマイル・ナウルディエフ
「UFCでは初勝利だし、最高の気分だ。本当にうれしいし、気分もいい。ミシェルがタフなやつなのは分かっていたけど、神にかけて誓うよ、自分が勝つと思っていたとね。俺は強いし自信もある。こんなに長くかかるなんて思わなかったけどね。もっと早くKOするつもりだった。今回のプラハの試合は2週間しか準備期間がなかった。自分の体を整えるために、スプリントやカーディオのトレーニングをかなりやりこんだんだ」

<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ディエゴ・フェレイラ
 判定3-0(28-29、27-30、27-30)
●ルスタム・ハビロフ
ディエゴ・フェレイラ
「トレーニングキャンプではドリルと反復が重要だった。テイクダウンされても、プレッシャーをかけて確実に持ち直せるように練習してきたから試合に打ち勝てたんだ。すべてが最高だった。向こうのテイクダウンはほとんど止められたしね。家を買うつもりなんだけど、まだ支払いがある。全部稼いでやるつもりだけど、オクタゴンですぐに試合に戻らないと。次はトップ15の誰かとやりたい。UFCがまた素晴らしい試合をオファーしてくれればすぐにでも戻ってくるつもりだ」

<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ダミル・イスマグロフ
 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
●ヨエル・アルバレス
(ダミル・イスマグロフのコメントなし)


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