[週刊ファイト2月28日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼記者座談会
2・19馬場追善興行 馬場さんの存命中に実現していたら感動10倍!
・ファンは大会開始時から湧きっぱなしだった
・最高のハイライトシーンは、やはりブッチャーの引退セレモニー
・木谷オーナーの度量の大きさに拍手を送りたい
・猪木さんとドリーの握手シーンがあって感動しました
マット界が1つになったと言っても過言ではない2・19ジャイアント馬場没20年追善興行。東京・両国国技館に集まった8800人(超満員=主催者発表)のファンは大会開始時から湧きっぱなしだったが、舞台裏では天龍源一郎の実行委員降板→不参加という残念なことも・・・。本誌評論家たちは馬場追善興行をどのように見たか!?
(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)
A 馬場追善興行はマスコミ、ファンの予想以上に盛り上がりました。
B カード的にはメインの棚橋組vs.宮原組がなければ「インディー以上、メジャー未満」のレベル。だけど、あれだけ昭和と90年代のレジェンドをそろえたことでメジャー感いっぱいの大会になりましたね。
C 最高のハイライトシーンは、やはりブッチャーの引退セレモニーでドリー、ハンセンらが花束を贈ったシーンでしょ? 私も昔の『世界最強タッグ』を思い出して込み上げてくるものがありました。
A もう、同じメンバーが1つの興行に集まる機会はないので価値あるイベントだったと思います。
B 昭和レジェンドたちの年齢を考えると、夢の続きはないでしょう。だから、願わくば試合数を半分にしてでもブッチャー×ハンセン、猪木×ドリーなどのトークショーをリングでやってもらいたかった。
A 猪木さんは全試合終了後ではなく試合開始前に登場して「1、2、3ダァー」をやった。しかもリングに上がらなかった。なぜか?