ニエブラ・ロハがメヒコ版G1決勝戦へ進出!CMLLアレナメヒコ金曜定期戦

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 2月8日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
 CMLLの活動中心はメキシコシティでアレナ・メヒコでの定期興行が有名である。かつてはEMLL(Empresa Mexicana de la Lucha Libre)と呼ばれていた。今日現存するプロレス団体において世界最古の歴史を持つことが特徴である。1931年、サルバトール・ルテロ・ゴンザレスがアメリカとメキシコの国境にあるエルパソでプロレス興行を見たことからメキシコでのプロレス興行を企画してメキシコシティの廃墟同然のボクシング会場「アレナ・モデロ」と賃貸契約を結び会場を修復して会場名を「アレナ・メヒコ」に変更。1933年、EMLLとして設立。9月21日、アレナ・メヒコにて興行が開催されたのが団体の興りである。
 今大会のメインは何らかの王座を持っているものだけが参戦出来るカンペオン・ウニベルサル2016の予選Aブロックが行われた。日本ではメキシコのG1グランプリと言われている無差別級トーナメントでCMLL最強を決めるものだ。今回のBブロックにはニエブラ・ロハ(CMLLライトヘビー級王者)、ボラドールJr.(NWAウェルター級王者)、ディアマンテ・アスール(CMLLタッグ・チーム王者)、ソベラノJr.(ナショナル・ウェルター級王者)、ウルティモ・ゲレーロ(CMLLトリオ、CMLLヘビー級王者)、サンソン(ナショナル・トリオ王者)、メフィスト(CMLLミドル級王者)、クアトレロ(CMLLウェルター級、ナショナル・トリオ王者)が参戦。そんな中、最後まで残ったのは、ルードの御大ウルティモ・ゲレーロとテクニコの新鋭ニエブラ・ロハだ。ロハは元はルードとしてウルティモ・ゲレーロ率いるロス・ゲレーロス・ラグネロスの一員だったが、裏切ってテクニコ転向。それに激怒したウルティモの弟、グラン・ゲレーロと抗争となり、最後は究極の最終決着戦、マスカラ戦(敗者、覆面剥ぎマッチ)を行い敗れた為、ロハは覆面を剥がされている。そんな因縁深い対戦、当然、過去に親分、子分の関係だった為、ゲレーロ有利と思われたが、なんとロハがリング中央でジャベを極めて勝利。ロハがかつての親分を超えて決勝進出。決勝戦ではAブロックを勝ち上がってきたエル・テリブレと対戦する事になる。

■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2019年2月8日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ

<カンペオン・ウニベルサルBブロック>
勝者:ニエブラ・ロハ(CMLLライトヘビー級王者)
参戦選手:
ボラドールJr.(NWAウェルター級王者)
ディアマンテ・アスール(CMLLタッグ・チーム王者)
ソベラノJr.(ナショナル・ウェルター級王者)
ウルティモ・ゲレーロ(CMLLトリオ、CMLLヘビー級王者)
サンソン(ナショナル・トリオ王者)
メフィスト(CMLLミドル級王者)
クアトレロ(CMLLウェルター級、ナショナル・トリオ王者)

<6人タッグマッチ>
○ルーシュ、ジルベール・エル・ボリクア(エル・メシアス)、ベスティア・デル・リング
 2-1
●カリスティコ、アンヘル・デ・オロ、エル・バリエンテ

<6人タッグマッチ>
○アトランティス、ミスティコ、アトランティスJr.
 2-0
●ビジャノ4号、グラン・ゲレーロ、イホ・デル・ビジャノ3号



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