新日本プロレスNEW BEGINNINGシリーズが開幕した。1・26春日部からスタートの『Road to THE NEW BEGINNING』前期は、後楽園2連戦と仙台の東日本ミニツアーで、1月30日〜の北米興行『THE NEW BEGINNING USA』、2・2&3の『THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~』に突入する。その後『Road to THE NEW BEGINNING』後期で長野、名古屋、三重と東海道を下り、エディオンアリーナ第二競技場を経て最終戦2・11『THE NEW BEGINNING in OSAKA』へ雪崩れ込む。
1・26春日部では、札幌での内藤vs.タイチのインターコンチ戦、大阪の棚橋弘至vs.ジェイ・ホワイトのIWGPヘビー戦と、スペシャルシングルマッチ、タッグのタイトルを睨んで、鈴木軍vs.L.I.J、本隊vs.新生BULLET CLUBが激突。
セミファイナルでは内藤哲也を場外に連れ出したタイチが、通常のパイプ椅子では無い体育館備え付けの椅子を変形させる大暴走。内藤は悶絶して脚を引きずり、戦力ダウンのL.I.JはBUSHIがフォールを奪われた。
続くメインでは、オカダ・カズチカを従えたエース棚橋弘至が大声援を受けて登場。
ジェイ・ホワイトとの直接対決では互角にやりあったが、外道がインサイドワークで分断。今シリーズで別れを告げるKUSHIDAがローンバトルでジェイ・ホワイトを追い込んだものの、最期は惜別のフォール負けとなった。
北米〜札幌と過密な日程のツアーだけに、怪我のないように祈るのみだ。
■ 新日本プロレス Road to THE NEW BEGINNING
日時:1月26日(土) 開始18:00
会場:埼玉・ウイング・ハット春日部
観衆:1947人(主催者発表)
<第1試合 10分1本勝負>
△辻陽太
10分00秒 時間切れ引き分け
△上村優也
<第2試合 15分1本勝負>
〇トーア・ヘナーレ
7分18秒 TOAボトム⇒片エビ固め
●成田蓮
<第3試合 20分1本勝負>
中西学 〇天山広吉
10分19秒 アナコンダバイス
海野翔太 ●吉田綾斗
地元に来た時に観戦するライトユーザーには特に人気の中西学と天山広吉がフレッシュコンビと激突。解りやすい試合で湧かせた。
<第4試合 30分1本勝負>
YOSHI-HASHI ●本間朋晃
12分21秒 エイプシット⇒片エビ固め
〇タンガ・ロア タマ・トンガ
負傷明けコンビのYOSHI-HASHIと本間朋晃はまだ本調子ではない動き。
<第5試合 30分1本勝負>
〇矢野通 真壁刀義
8分46秒 横入り式エビ固め
チェーズ・オーエンズ ●高橋裕二郎
矢野通と真壁刀義によるG・B・Hコンビは通好みの枯れた味わいがある。今後タッグ戦線をかき回すのを期待。
<第6試合 30分1本勝負>
鷹木信悟 ● BUSHI SANADA “キング・オブ・ダークネス”EVIL 内藤哲也
15分24秒 天翔十字鳳⇒体固め
エル・デスペラード 金丸義信 〇タイチ ザック・セイバーJr. 鈴木みのる
最期にタイチがコールされ、鈴木軍はアシストに徹した形。KAENTAI DOJOを石もて追われる様に退団したTAKAみちのくも元気に登場した。
<第7試合 30分1本勝負>
●KUSHIDA 田口隆祐 オカダ・カズチカ 棚橋弘至
16分42秒 ブレードランナー⇒片エビ固め
外道 石森太二 バッドラック・ファレ 〇ジェイ・ホワイト
離脱するKUSHIDAへ温かい声援が贈られた。一方オカダ・カズチカは、タグチトレインのオチに使われるなど、本隊にすっかり馴染んでいる。グッズ売り場にはケイオスコーナーがあったが、事実上の解体であろうか。
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