会見が調印式に急遽変更でジェリコ劇場炸裂！　ノーDQマッチにサインさせた内藤をそのままテーブル葬　大プロレス祭り

　新日本プロレス1・4東京ドーム大会前日となった3日、恒例の『大プロレス祭り』が新木場スタジオコーストにて行われた。チケットは当日を迎える前に完売し、2,200人（札止め）の観衆で賑わった。

　新日本プロレスワールドで無料配信され、団体公式サイトにもレポートがあるため、詳細は繰り返さない。全試合の前日会見は圧巻、ドーム前日にして新日プロ劇場が繰り広げられたと言っていいグレードだった。ここまでのストーリーや自身のキャラを踏まえて、言葉巧みにお互いを挑発。1試合くらいは乱闘が予想されるわけだが、打ち合わせせずとも制御不能対決に「乱闘はあなたたちの試合でどうぞ、どうぞ」となったのではなかろうか。

　ダブルメインの第1試合。「公開会見」開始直前に「公開調印式」への変更が司会から告げられ、観客は「くるぞ、くるぞ」と構える。ノーDQマッチにサインさせた内藤哲也をそのままテーブル葬したクリス・ジェリコ。丁寧にも内藤流の目を開くポーズつき、王道かつベタ過ぎる最上級のジェリコ劇場を改めて世界に発信となった。国内でいま一つの注目度となっているこの試合へとファンを振り向かせにかかる。新日本はイベント終了後にノーDQマッチ（反則裁定ナシ）への変更を発表した。

　開催3日前となった元旦に木谷高明オーナーが「昨年の1.4東京ドームのチケット枚数を越えたあ！新日本プロレス4万人ドーム満員まであと一歩です。外野席まで埋まるうぅ！21年ぶりの満員。ご協力何卒よろしくお願いします。お願いします」とツイート。団体自体の勢いと金曜開催で観客動員にも注目が集まるイッテンヨン。いよいよ、開催となる。

■新日本プロレス　WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム
日時：1月4日(金)17:00　※第0試合は16:00開始
会場：東京ドーム

【当日券発売開始は11:00 ※当初よりも前倒し】

＜第0試合　NEVER無差別級6人タッグ王座ナンバーワン・コンテンダー・ガントレットマッチ(各1/60)＞
[出場チーム]
・真壁刀義＆矢野通＆田口隆祐
・永田裕志＆ジェフ・コブ＆デビッド・フィンレー
・後藤洋央紀＆バレッタ＆チャッキーT
・ハングマン・ペイジ＆高橋裕二郎＆マーティー・スカル
・鈴木みのる＆ランス・アーチャー＆デイビーボーイ・スミスJr.
[ルール]
2チームで6人タッグマッチを行い、勝ったチームが次のチームと対戦する。勝ち残ったチームが勝者。勝者チームは1月5日後楽園大会で同王座への挑戦権利を獲得する。

＜第1試合　NEVER無差別級選手権試合＞
[挑戦者]ウィル・オスプレイ
(1/60)
[第22代王者]飯伏幸太
※飯伏が初防衛戦