全階級の王座決定!メインではマゴメド・マゴメドカリモフが新王者!PFL 2018 #11

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 12月31日(現地時間)にニューヨーク州ニューヨークで『PFL 2018 #11: Championships』が開催された。
 世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)はPFL 2018リーグシーズンは7月7日に始まり、NBC Sports NetworkとFacebook Watchで生中継される11のイベントで構成される。プロフェッショナル・ファイターズ・リーグは、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
 今大会は各階級のリーグ戦を勝ち抜いてきた二選手による王座決定戦が行われた。メインではウェルター級王座決定戦であの古豪ジェイク・シールズに勝利して父親の敵を打ったレイ・クーパー3世とロシアACB、プロFCで活躍し北米WSOFに主戦場を移して連勝街道をまい進しているマゴメド・マゴメドカリモフで争われた。下馬評は期待混みでクーパー3世がやや有利だったが、試合が始まるとマゴメドカリモフがクーパー3世の片足を掴んでテイクダウン。そのままチョークを仕掛けてクーパー3世は絶体絶命。なんとか耐えたクーパー3世だったが、2Rに組み合いで負け腰をついた瞬間、マゴメドカリモフが電光石火のギロチンチョーク。これが極まってマゴメドカリモフが一本勝ち。マゴメドカリモフが見事に新王者に輝いた。
 セミファイナルではヘビー級王座決定戦が行い、元UFCでWSOFに移籍してキャリアを積んできたジョシュ・コープランドと元ベラトールのフィリッピ・リンスが対戦。試合はリンスが打撃で圧倒し、最後は首相撲からの膝蹴り連打でコープランドがグロッキーになったのをみてレフェリーがストップ。リンスがTKO勝利で新王者に輝いた。

■ PFL 2018 #11: Championships
日時:2018年12月31日(現地時間)
会場:アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク

<ウェルター級王座決定戦>
○マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
 2R 2分18秒 ギロチンチョーク
●レイ・クーパー3世(米国)

<ヘビー級王座決定戦>
○フィリッピ・リンス(ブラジル)
 4R 0分30秒 TKO
●ジョシュ・コープランド(米国)

<ライトヘビー級王座決定戦>
○ショーン・オコネル(米国)
 3R終了時 TKO
●ヴィニー・マガリャエス(ブラジル)

<女子ライト級>
○ケイラ・ハリソン(米国)
 1R 3分39秒 TKO
●モリエル・チャルネスキー(米国)

<ライト級王座決定戦>
○ナタン・シュルチ(ブラジル)
 判定 3-0
●ラシッド・マゴメドフ(ロシア)

<フェザー級王座決定戦>
○ランス・パーマー(米国)
 犯手う 3-0
●スティーブン・サイラー(米国)

<ミドル級王座決定戦>
○ルイス・テイラー(米国)
 1R 0分33秒 TKO
●アブススピアン・マゴメドフ(ドイツ)