[週刊ファイト12月27日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼記者座談会
新日プロ 19年の最大の課題はニュースター輩出
・ニュースター作りこそ急務!海外戦略よりもそっちに目を向けるのが先決である
・12月14日の後楽園大会なんか完全にプロモーション興行ですよ
・メイ社長のインタビューを読んでいると自画自賛が多い
・二十歳そこそこのニュースターが現れた方がセンセーション
今年の新日本プロレスは棚橋人気の再燃によって売り上げをさらに伸ばした。19年も好調を維持しそうだが、来年11月で43歳になる棚橋弘至の人気に頼っているようでは今以上の明るい未来は見えてこない。ニュースター作りこそ急務。海外戦略よりもそっちに目を向けるのが先決である。
(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)
A まずは2週間後に迫った1・4東京ドームのチケット状況について。3週間前に記者座談会を行った時はグングン伸びていて「超満員もあり得る!?」とのことでしたが、その後ペースダウンしてスタンド席はかなり売れ残っているらしい。
B それでも今日(12月19日)の時点で3万枚以下ってことはないと思います。最終的には、こっそり招待券をまいて4万人超の発表になるでしょう。数年後の株式上場を目指している新日プロとしては売り上げだけじゃなく観客動員数も右肩上がりにしておかないと。
オカダとホワイト&外道の抗争
C この前(12月14日)の後楽園大会なんか完全にプロモーション興行ですよ。オカダVS外道にジェイ・ホワイトを乱入させて・・・。興行のセオリーなんだけれど、その日、見に来たお客にそんな試合を提供するのはどうかと思います。あと、試合のセオリーで言わせてもらうと、オカダは格下の外道に対しセールし過ぎ。本来、2、3分で倒さないといけない相手でしょ?
B 方向性を変えても、そこの部分だけは変えない方がいいでしょうね。『G1』の場合、参加選手の実力がもっと拮抗しているのでオカダや棚橋が攻め込まれたり敗れても不自然さは感じませんけど。
A ところで、1・4東京Dのカードで目につくのは外国人の多さ。全41選手中、半数がガイジン。