(C)Dynamite Fighting Show

　12月14日（現地時間）にルーマニア・ブダペストで『Dynamite Fighting Show 3』が開催された。
　この大会は、”欧州のブンブン丸”ことカタリン・モロサヌをエースとしたルーマニアの新興キック大会で、モロサヌ人気もあってルーマニアではテレビ放送されている。
　今大会は第二回大会で、メインは当然、モロサヌで、クロアチアのイゴ・チクと対戦した。チクは全身刺青のいかにも喧嘩屋というキックボクサーだが、試合はモロサヌが圧勝。開始直後、モロサヌの左フックでいきなりチクがダウン。なんとか立ちあがったチクだが、すぐにブンブン丸モロサヌのラッシュを食らって前のめりにダウンして失神。モロサヌが秒殺KO勝利で完勝した。
　また同じくルーマニアの人気者アンドレイ・ストイカも登場し、ルイス・モライスと対戦。こちらもストイカが開始早々フラッシュダウンを奪い、更に速射砲の様なパンチラッシュでモライスをKO。モライスは大の字にぶっ倒れ立ち上がれず、ストイカがKO勝ち。ルーマニアのエース二人が完璧な勝利で会場を沸かせていた。

■　Dynamite Fighting Show 3
日時：2018年12月14日（現地時間）
会場：ルーマニア・ブダペスト

＜ヘビー級＞
○カタリン・モロサヌ（ルーマニア）
　1R TKO
●イゴ・チク（クロアチア）

＜ライトヘビー級＞
○アンドレイ・ストイカ（ルーマニア）
　1R TKO
●ルイス・モライス（クロアチア）