11月28日、新宿フェイスにて東京愚連隊が『TOKYO DREAM 2018』を開催、その大会にリビング・レジェンド=ドリー・ファンクJRが1年半ぶりに急遽参戦した。
西村修とのエキシビジョンマッチにおいてはなんと77歳にもかかわらず、10分フルタイムを戦い抜き、試合後もマイクパフォーマンスを行うという驚異のスタミナを見せた。
かつてNWA王者の時は全米各地で60分フルタイムドローという防衛を幾多となく展開。その内容は決して観客を飽きさせることが無い緻密な計算において、ロングタイムな戦いの流れの中に起承転結を組み込みながら徐々に館内をヒートアップさせるという、プロフェッショナルなクラシックレスリングであったものだ。
今回もロックアップから始まり、お互いの得意技であるかち上げるエルボーを打ち合い、サーフボード・ホールドで徐々に西村のスタミナを奪ってゆくドリー得意の流れに。
そしてここぞという時に、ファンク一家の伝家の宝刀であるスピニング・トゥ・ホールドがさく裂!それでも返す西村に時間ギリギリまで諦めずに、スモール・パッケージやテキサス・ブロンコ・スープレックスをどんどん繰り出し、ただ単に時間切れを待つのでは無く最期まで攻め続けてゆくファイティング・スピリットに、全盛期の頃の姿を垣間見たような気がした。
最後は「ガンバッテクダサイ!」と観客の連呼! ドリーさん、まだまだあなたのファイトを日本で見せてくださいよ!
■ TOKYO DREAM 2018
日時:11月28日(水)19:00~
会場:東京都・ 新宿FACE 観衆485名(=主催者発表)
<第7試合 TOKYO WEDNESDAY NITRO>
○カズ・ハヤシ(WRESTLE-1) ジミー・ヤン(フリー)with ジャジー・ヤン
13分35秒 パワープラント⇒片エビ固め
●NOSAWA論外 シャノン・ムーア(TNA)
<第6試合 スペシャルエキシビションマッチ>
△ドリー・ファンクJr.
10分0秒 フルタイムドロー
△西村修(フリー)
<第5試合 スペシャル6人タッグマッチ>
B×Bハルク(DRAGON GATE) ●近野剣心(dove) ペガソ・イルミナル(WRESTLE-1)
23分53秒 ダイビング・セントーン⇒エビ固め
○ディック東郷(みちのく) MAZADA FUJITA
<第4試合 スペシャルタッグマッチ>
[DEAD LIFT LOLITA]●才木玲佳(フリー) レディビアード(DDT)
12分2秒 反則
○バラモン・シュウ(フリー) ○バラモン・ケイ(フリー)
東京愚連隊興行ありがとうございました💪
バラモン兄弟め💥
可愛いアイドルちゃんに何てことするんだ💥許せん💥こんな可愛いアイ…あれ、この写真は確かに可愛くな…いやいや💥とにかく私達の反則負けなんて納得できない💥次こそ決着だ💥
それにしても墨汁…まずぃ〜😫#東京愚連隊 #dllolita pic.twitter.com/OTG182zVik
— 筋肉アイドル才木玲佳ReikaSaiki (@saikireika) 2018年11月28日
<第3試合 東京インターコンチネンタルタッグ選手権試合>
[王者組]望月成晃(DRAGON GATE) ○ロッキー川村(パンクラスイズム横浜)
15分21秒 片エビ固め
[挑戦者組/変態自衛隊]青木篤志(全日本) ●佐藤光留(パンクラスMISSION)
※第9代王者組が初防衛に成功
<第2試合 ワクチンファイト提供試合>
○鈴木秀樹(フリー) 門馬秀貴(MONMA DOJO) 甲斐拓也
13分32秒 ダブルアーム・スープレックス⇒片エビ固め
征矢学(WRESTLE-1) ●松本崇寿(リバーサルジム立川ALPHA) 関根龍一(BASARA)
<第1試合 鈴木鼓太郎試練の1番勝負~第5戦からの最終戦>
○鈴木鼓太郎(フリー)
7分45秒 エンドレス・ワルツ
●雷陣明(フリー)
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