photo by George Napolitano
日本時間29日に配信解禁となったNXT、サン・ノゼ州立大学への巡業大会だ。LAステイプル・センターの『NXTテイクオーバー:WAR GAMESⅡ』本戦前にも煽られたカードをメインにした豪華な番組構成である。最初に出てきた、シェイン・ソーン&ニック・ミラーのThe Mightyとは、もちろんノアなどで活躍したオーストラリア出身のTMDKのこと。反則負けを選ぶも大きくブーイングを浴びてヒートを買っていた。
続くはEC3が1%の肉体を誇示。そして日本でも馴染みのミア・イムが、飛びつき腕十字やタランチェラを組み合わせた日本味付けの展開でヴァネッサ・ボーンを蹴散らした。RAW/SmackDown昇格が告知された巨人ラーズ・サリバンは、同じく逸材として注目されているキース・リーとゴツゴツも、しかし大男が宙を舞う試合をじっくり魅せ、必殺フリーク・アクシデントでサリバンが勝利している。やはり、週間のプロレス番組で一番面白いのはNXTなのではなかろうか。
また、懐かしのジョニー・セイントがコミッショナーを務める『NXT UK』は、初代女子王座トーナメント決勝戦のバーミングハムからの中継がようやく配信解禁となり、たっぷりの時間が与えられてリア・リプリーが、腰を痛めたトニー・ストームを下してベルトを巻いた。ちょっと入り方がまだまだ未熟だが、トニーより一回り大きいリアはクローバー・リーフ固めとかも披露していた。
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◆圧勝のヒデオがデバリと握手!新たなパートナー登場か
205 Liveでヒデオ・イタミがレヴィ・クルーズと対戦した。明らかに実力差のある対戦でヒデオは一方的に攻撃。ビックブーツで先制すると、「リスペクト・ミー」と会場を煽りながらダイビングニー・ドロップや串刺しドロップキックで相手を圧倒。最後はドラゴンスリーパーの体勢からヒザを食らわせてカウント3。ヒデオは相手に何もさせずに余裕の勝利を収めた。さらにヒデオは物足りないのか、試合後もクルーズに襲い掛かって顔面を殴打していると、そこへ突如アラブ系スーパースター、アリーヤ・デバリが登場。警戒するヒデオに対して、デバリはクルーズの方に暴行を加えてヒデオにも加勢を要求。そして、デバリが「俺はお前をリスペクトしているぞ」と握手の手を差し出すと、ヒデオも戸惑いながら握手を交わした。
◆カイリ、イオ、ダコタの3人が団結して王者シェイナにライバル心
NXTで王座奪還を逃したカイリ・セインと盟友の紫雷イオ、ダコタ・カイがインタビューに答えた。カイリは「レフリーの判断は最終だけど、私はまだシェイナと終わってない」と惜敗した王座戦にコメントすると、イオも「カイリは親友。私はカイリを守るわよ」と共闘を約束した。さらにカイリが「私たちは3人で団結する」と結束を誓うとイオ、ダコタも同意して、NXT女子王者シェイナ・ベイズラーが率いるMMAフォー・ホースウィメンにライバル心を燃やした。
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