11月3日、エディオンアリーナ大阪で新日本プロレス『POWER STRUGGLE』が開催され、札止めの盛況だった。WWEでは長い試合など久しくやってないのに、新日のリングだとお約束でEVILとも21分40秒の大乱戦をやってのけたクリス・ジェリコ選手。自身がプロデュースしたロック&レスリングのクルーズツアーも大成功を収めたばかりで日本に飛んできた格好だが、当初の話と違ってWWEとは距離を置き始めているようだ。
内藤哲也は、関節地獄に苦しみながらもザック・セイバーJr.を振り切り、「次はクリス・ジェリコだ!」とマイクしたが、47歳になった当のジェリコはバックステージで「水はないのか!? このクソッたれどもが! 水はどうした!」と荒れてリマッチ拒否だったという。
SUPER Jr. TAG LEAGUE決勝は3 way戦に。BUSHIと組んだ鷹木信悟をいきなり優勝にはさせない、かといって、落としもしないという策なんだろうが、SHO&YOHの2連覇は大人のファンには読まれていたと思われる。
■ 新日本プロレス 九州三国志 presents 『POWER STRUGGLE』~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018~
日時:11月3日 17:00~
会場:大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)観衆5441人(札止め=主催者発表)
<第9試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合>
[挑戦者]●EVIL
21分40秒 ウォール・オブ・ジェリコ
[第19代王者]〇クリス・ジェリコ
※ジェリコが初防衛に成功
<第8試合 スペシャルシングルマッチ>
●ザック・セイバーJr.
20分12秒 デスティーノ⇒片エビ固め
〇内藤哲也
<第7試合 ブリティッシュヘビー級選手権試合>
[挑戦者]●鈴木みのる
19分21秒 垂直落下式ブレーンバスター⇒片エビ固め
[王者]〇石井智宏
※石井が防衛成功
<第6試合 NEVER無差別級選手権試合>
[挑戦者]〇後藤洋央紀
15分02秒 GTR⇒片エビ固め
[第20代王者]●タイチ
※タイチが初防衛に失敗。後藤が第21代王者に
<第5試合 SUPER Jr.TAG LEAGUE 2018優勝決定戦3WAY>
●エル・デスペラード 金丸義信
15分55秒 ショックアロー⇒片エビ固め
〇SHO YOH
※もう1チームは鷹木信悟&BUSHI
SHO&YOHが「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018」優勝(リーグ2連覇)
<第4試合>
〇飯伏幸太 ケニー・オメガ
9分47秒 ゴールデン☆トリガー⇒片エビ固め
●デビッド・フィンレー 棚橋弘至
<第3試合>
●バッドラック・ファレ ジェイ・ホワイト
4分32秒 高角度前方回転エビ固め
〇バレッタ オカダ・カズチカ
<第2試合>
ロビー・イーグルス タンガ・ロア 〇タマ・トンガ
7分39秒 ガン・スタン⇒片エビ固め
●KUSHIDA 本間朋晃 真壁刀義
<第1試合>
トーア・ヘナーレ ACH クリス・セイビン 〇田口隆祐
6分10秒 スーパー69
●ソベラーノJr. ボラドールJr. タイガーマスク 獣神サンダー・ライガー