レイ・クーパー3世がTKO勝ちで決勝進出!PFL 2018 #10

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 10月20日(現地時間)にワシントンDCで『PFL 2018 #10: Playoffs』が開催された。
 世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)はPFL 2018リーグシーズンは7月7日に始まり、NBC Sports NetworkとFacebook Watchで生中継される11のイベントで構成される。プロフェッショナル・ファイターズ・リーグは、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
 今大会ではリーグ戦で勝ち残った選手による決勝トーナメントがスタート。ミドル級とウェルター級の決勝トーナメントの準決勝が行われた。
 ウェルター級の準決勝は因縁の相手ジェイク・シールズを破って勝ちあがってきたレイ・クーパー3世が、アンデソン・フェレイラにも快勝。テイクダウンされ立ち上がろうとするフェレイラにクーパー3世はパンチ連打でTKOしてしまったのだった。圧倒的な強さを見せたクーパー3世は、同じく決勝に勝ち上がってきたマゴメド・マゴメドカリモフと決勝戦を行う事になっている。
 またメインではミドル級準決勝は行われアブススピアン・マゴメドフがサディボウ・シを判定で下し、もう一方のブロックから勝ち上がったルイス・テイラーと決勝を行う事となった。

■ PFL 2018 #10: Playoffs
日時:2018年10月20日(現地時間)
会場:アメリカ・ワシントンDC エンターテイメント&スポーツアリーナ

<ミドル級準決勝>
○アブススピアン・マゴメドフ(ドイツ)
 判定 3-0
●サディボウ・シ(スウェーデン)

<ウェルター級準決勝>
○レイ・クーパー3世(米国)
 2R 2分28秒 TKO
●アンデソン・フェレイラ(ブラジル)

<ミドル級準決勝>
△ルイス・テイラー(米国)
 ドロー 反則により続行不可能
△ジョン・ハワード(米国)
※グランド状態でのテイラーの膝蹴りでハワード試合続行不可能の為。
故意ではないので反則負けにはならず、1Rを取っていたテイラーが決勝進出

<ウェルター級準決勝>
○マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
 2R 3分13秒 TKO
●ボヤン・ベリチコビッチ(セルビア)