親子対決は父親ワグナーJr.が勝利!AAA テレビテーピング大会

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 10月19日(現地時間)にメキシコ・アレナ・ナウカルパンで『AAA テレビテーピング大会』が開催された。
 AAAはCMLL(当時EMLL)のブッカーを務めていたアントニオ・ペーニャ氏が独立して、メキシコシティを本拠地に設立した団体。CMLLから引き連れたルチャドール達に加えレイ・ミステリオやシコシスといった当時の新世代のレスラー達が活躍、アメリカン・プロレスを意識したエンターテイメント性の強いプロレスを推し進め、ライバル団体のLLI(UWA)を壊滅に追い込み、メキシコを基盤に南米やアメリカへの人気を獲得していった。そしてAAAは2018年2月から大会をインターネット配信Twitchで無料配信する事になり、更にパワーアップしている。
 今大会のメインはドクトル・ワグナーJr.親子がタッグで激突した。ワグナーJr.の息子であるイホ・デル・ドクトル・ワグナーJr.は、ブルー・デーモンJr.にそそのかされて父親を裏切り、現在は親子で抗争となっている。ワグナーJr.はAAA絶対エースであるサイコ・クラウンと組み、息子はエレクトロ・ショックと組んで対決となった。試合は、入場してくるワグナーJr.に襲いかかる息子。そのまま乱戦は息子組が優位に攻撃していたが、やがてワグナーJr.とサイコが逆襲。ワグナーJr.は息子の覆面を破り、更にベルトで息子のお尻を叩くという強烈なお仕置き。最後は父親ワグナーJr.に気を取られている息子をサイコがカシータ(ラ・マヒストラル)で丸めこんでフォール勝ち。父親のタッグチームが勝利となった。かつては抗争を繰り広げていたサイコとワグナーJr.の息もぴったり。試合後は二人でポーズを取って勝利をアピールしていた。

■ AAA テレビテーピング大会
日時:2018年10月19日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナ・ナウカルパン

<タッグマッチ>
○ドクトル・ワグナーJr.、サイコ・クラウン
 ピンフォール
●イホ・デル・ドクトル・ワグナーJr.、エレクトロ・ショック

<タッグマッチ>
-ラレド・キッド、タウルス
 ノーコンテスト
-ジョー・リーダー、パガノ

<6人タッグマッチ>
○アエロスター、イホ・デル・ビキンゴ、ベンガラ
 ピンフォール
●メタレオン、インポシブレ、アステカ

<6人タッグマッチ>
○モチョ・コタJr.、カルタ・ブラバJr.、ティト・サンタナ
 ピンフォール
●ウラカン・ラミレス、ゴールデン・マジック、ジャック・エバンス

<6人タッグマッチ>
○ケイラ、スター・ファイア、レディ・マラビジャ
 ピンフォール
●ファビー、バニラ、イエドラ