ブライアン・ケイジが王座防衛!インパクト・レスリング

(C)TNA

 10月18日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 インパクト・レスリング(Impact Wrestling)は、アメリカ合衆国のプロレス団体。運営はアンセム・レスリング・エキシビジョンズ(Anthem Wrestling Exhibitions, LLC)。過去に団体名を幾度か変更しており、古い順にNWA-TNA(National Wrestling Alliance : Total Non Stop Action、2002年 ? 2004年)、TNA(Total Non Stop Action Wrestling、2004年 ? 2016年)、GFW(Global Force Wrestling、2017年7月 ? 2017年9月)を名乗っていた。 多くのインディー団体が収入不足により倒産していく中で、経費の最小化で収入を確保する戦略を取っている。それは興行の開催場所の固定と安定した放映収入、そして選手の契約形態に反映されている。ほとんどの選手は専属契約という形ではないため他団体へ出場する選手も多い。また、ほぼ契約選手のみで興行を行うWWEとは対照的に、日本やメキシコなど海外の他団体との交流も積極的に行っている。
 今放送のメインではXディビジョン王座戦、王者ブライアン・ケイジにリッチ・スワンが挑戦した。ブライアン・ケイジは鳴り物入りでインパクト・レスリング入りし、あのボビー・ラシュリーに勝利という快挙を成し遂げた。そして、遂にXディビジョン王座までマット・サイダルに勝利して奪取している。対するスワンは試合巧者だけに、力のケイジ、技のスワンという展開が続くが、最後はケイジが必殺のウェポンXでスワンを仕留めてフォール勝ち。見事に王座防衛を果たした。しかし、試合後にサミ・キャラハンが乱入。キャラハンは6人タッグマッチでケイジからフォールを奪ったのだから自分にも王座挑戦権があるとアピール。更にキャラハンの仲間であるoVeまで乱入してきた為、ケイジはドリルクローで蹴散らしたものの、王座戦待ったなしという形になった。
 また遂に悪党王者オースチン・エリーズを倒してインパクト世界王座を奪ったジョニー・インパクトだが、早くも挑戦者として、現AAAヘビー級王者(AAAメガ王者)のフェニックスが名乗りを上げた。インパクトの初防衛戦はフェニックスに決定し、王者対決という形になるのだった。

■ Impact Wrestling
日時:2018年10月18日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・ニューヨーク州クイーンズ

<Xディビジョン王座タイトルマッチ>
○ブライアン・ケイジ(王者)
 ピンフォール
●リッチ・スワン(挑戦者)

<シングルマッチ>
○アリー
 ピンフォール
●アリッサ・エドワーズ

<シングルマッチ>
○キラー・クロス
 レフェリーストップ
●トミー・ドリーマー

<シングルマッチ>
○イーサン・ペイジ
 ピンフォール
●トレヴァー・リー

<シングルマッチ>
○タヤ・バルキリー
 ピンフォール
●カタリナ