宮原健斗が真霜拳號下して『王道トーナメント』初優勝!全日本プロレス大阪

「第6回王道トーナメント」最終戦では準決勝、優勝決定戦が行われ、準決勝第1試合では宮原健斗が火野裕士と対戦。火野の逆水平に苦しめられた宮原だったが、火野はFucking Bombを狙いを、不時着した宮原が火野のラリアット狙いをかわしてから回転足折り固めで丸め込んで3カウントを奪い、優勝決定戦に進出した。

 準決勝第2試合では三冠王者のゼウスが真霜拳號と対戦も、場外戦でゼウスがバイセップスエクスプローションを鉄柱に誤爆させてしまうと、真霜が右腕攻めで試合を有利に進める。ゼウスはノータッチトペスイシーダやバイセップスエクスプローションで反撃するが、バイセップスエクスプローション狙いを真霜が無道で捕らえ、ゼウスは一旦は持ち上げるも、グラウンドに持ち込んだ真霜が腕十字固めで捕らえて、危険と判断した和田京平レフェリーが試合をストップ、真霜が勝利で優勝決定戦に進出することに。

 優勝決定戦は真霜がゼウス同様、宮原の右腕攻めでリードを奪うが、宮原は痛めた右腕でエルボーを連打して流れを変えると、後頭部や正面へとブラックアウトを炸裂させる。宮原は二段式ジャーマンスープレックスから、シャットダウンスープレックスを狙うが、切り返した真霜が無道で捕らえるも、垂直落下式ブレーンバスターを逃れた宮原がブラックアウトを炸裂させ、真剣にも倒れなかった宮原がブラックアウトからのシャットダウンスープレックスで3カウントを奪い王道トーナメントを初制覇した。
 試合後は「下半期のプロレス界を面白くするのはこの俺だ!」と叫び、三冠ヘビー級王座奪還をアピールした。

 また第4試合ではディラン・ジェイムスが突如ジェイク・リーに襲い掛かり、ジョー・ドーリングとの合体パイルドライバーでジェイクをKOすると、試合後にSweeperからの脱退を”finish”だと宣言、ジョーと合体することをアピールした。

■ 全日本プロレス
日時:9月24日
会場:エディオンアリーナ大阪 第2競技場 観衆715人(超満員=主催者発表)

<メインイベント「第6回 王道トーナメント」優勝決定戦 無制限1本勝負>
○宮原健斗
 23分47秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド
●真霜拳號


<第6試合 6人タッグマッチ>
諏訪魔 ○石川修司 青木篤志
 14分37秒 スプラッシュマウンテン⇒エビ固め
野村直矢 青柳優馬 ●ヨシタツ

<第5試合 タッグマッチ>
○大森隆男 ブラックめんそーれ
 9分58秒 アックスボンバー⇒片エビ固め
●丸山敦 ウルティモ・ドラゴン

<第4試合 タッグマッチ>
○ジョー・ドーリング ボディガー
 7分25秒 体固め
●ジェイク・リー ディラン・ジェイムス

<第3試合 タッグマッチ>
岩本煌史 ○崔領二
 8分53秒 赤川鉄橋⇒片エビ固め
佐藤光留 ●ギアニー・ヴァレッタ

<第2試合「第6回 王道トーナメント」準決勝 無制限1本勝負>
●ゼウス
 12分38秒 腕ひしぎ逆十字固め⇒レフェリーストップ
○真霜拳號


<第1試合「第6回 王道トーナメント」準決勝 無制限1本勝負>
○宮原健斗
 10分53秒 回転足折り固め
●火野裕士