初代タイガーマスクのイベント盛況!「全盛期の頃の新日本プロレスはサムライであった」

 23日、初代タイガーマスクのトークイベントが京都のイタリアン料理店CUCINA KURAMOCHI店(オーナー倉持シェフ)7周年記念イベントとしてとりおこなわれた。30人限定であったが店は6時半には満杯という盛興ぶり、今回のプロデューサーである前野様の挨拶、並びにオーナーシェフの挨拶の後、初代タイガーマスクが大いなる拍手のもと入場された。タイガーマスクの乾杯の音頭で料理がスタート。さすが京都で7年も続いた美味しいイタリアン料理を頂きアルコールも進む中、ファン各自タイガーマスクさんと会話しながら2ショット撮影を楽しんでいた。その後、質問タイムにはユニークな応答がなされる。

初代タイガーマスク・佐山サトル9・23京都クッチーナクラモチ7周年パーティ出演!

1.本日近畿大会で優勝した少年から「空手が今以上に強くなる方法とは」

  闘いにおいてはMAXのパワーと心を落着かせることとのアドバイスをされる。

2.試合前にはどんな食事がよいか

 米やパスタなどの炭水化物がベストとのこと。ちなみにリアルジャパンの控室はお菓子ばっかり置いてま~す(笑い)とのこと

3.生まれ変わるとしたら何になりたいか

 サムライになりたい。

4.現役当時の技について

 メキシコ、イギリス、アメリカなど遠征での歴史が詰まっている

5.寝れない時の対処方法

 自立神経が潰れると興奮して眠れないもの。その時は深い深呼吸をしながら眠るのがベスト。催眠やヨガなど取り入れて対処する方法もあり。

6.座右の書

 教育勅語

7 何をしている時が幸せか

 リハビリを兼ねたゴルフ(スペルデルフィンはプロ級だよな)

8 後悔してること

 悔いのない人生は悔いを怖がらないこと

9 ベストマッチ

 ダイナマイト・キッド、小林邦昭、ブレット・ハート、ブラックタイガーの名が上がる。後はみなさんで判断してねとのこと。(ただ、ダイナマイト・キッドはスペシャルであったとのこと)
 また、スティーブ・ライトはランカシャーレスリングの大先輩でやりにくかった。尚、良い試合後は眠れなかったとのこと。

10. UWFについて

 シュートの試験場所であった。

11.ガチ強いレスラーは

 カール・ゴッチと猪木さん。猪木さんは頭がよく、一度も殴られたこともなく素晴らしい人間性である。

12.全盛期の頃の新日本プロレスは

 みんなサムライであった。当時新日本プロレスにおいてレスラーと事務職の間には見えない壁のようなものがあるほど緊迫感があった。
 
13.逸話

 当時16歳の頃、ルスカのスパーリングを努めた時、腕が首に入りルスカを失神させてた。その後は怒りを買いボコボコにされたこともあった。

14.今後はどうするのか?

 つつましく礼儀正しい精神武道を作り上げて行きたいとのこと。


 その後はビンゴ大会が行われ各自もれなく素晴らしい商品が当たった。中でも上井文彦さんが持参されたヒクソン・グレーシーを猪木さん小川直也、そして佐山さんが囲んだ写真は好評であった。

 今宵、ファンは初代タイガーマスクさんから素晴らしいエネルギーを頂き、タイガーさんもファンから暖かい応援を頂くという素晴らしいイベントとなった。京都という土地柄タイガーマスク(佐山サトルさん)に後光がさしていましたよ!