[ファイトクラブ]NXT MYC ベッキー・リンチ 聖徳太子フィクション 亜利弥’追悼とケーフェイ

[週刊ファイト9月6日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼NXT MYC ベッキー・リンチ 聖徳太子フィクション 亜利弥’追悼とケーフェイ
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・WWEネットワークで見るNXT最新回:国内プロレス現状とアメプロ隆盛
・いよいよNXT終了後に『メイ・ヤング・クラシック』#Bracketology配信
・9・16『ヘル・イン・ア・セル』はベッキーとシャーロットがダブルターン!?
・藤原不比等が『日本書紀』で生んだフィクション聖徳太子とプロレス媒体
・亜利弥’さん天国へ!REINA女子プロレス大会レポート詳細版収録理由
・なぜケーフェイは墓場まで持っていくのか?


―― まずは今週のWWEネットワーク配信から。NXTは、RAWやSmackDownより番組作りとしも優れているのではないかという深い検証が先週号でしたが、日本時間30日木曜配信の回では、アリスター・ブラックをフルセイル大学の駐車場で襲撃した犯人は誰か?という、大人のファンには納得できないスキッドをウィリアム・リーガル=コミッショナーが延々と各選手を取り調べると。

オフレコ アホなコント演出でも、頓智が効いているとかならバラエティ番組を楽しむということでイイと思うんだけど、今回のはダメやな。もっと違うやり方があるやろ、と。
(編集部注:有料箇所には活字にされているが、アリスター・ブラックは金玉の負傷で、メイン出場予定だった『NXTテイクオーバー:ブルックリン4』欠場、カード変更となった)

―― ジョニー・ガルガノの膝蹴りが機材を運ぶ大型ケースに当たって、手錠をかけられたままにせよ、トマソ・チャンパが10カウント内に両足で立ったから”ラストマン・スタンディング”メインはNXT王座防衛というケツでしたが、トリプルHがいかにも思わせぶりに、「負傷でフィニッシュを変更せざるを得なかった」と、COOがTwitter発信したから、本当の話だと思った一般ファンが多いらしいです。

オフレコ 「フィニッシュがどうたら」と、いわゆるケーフェイの業界用語を使ってTwitter発信したら、余計にわかって見ていると思い込んでいるシュマーク層が引っ掛かる。本誌の詳細レポートでは、これはたぶんPlanned Finishではないとか、そんなことは一切書いてないよ(笑)。最初から、「ありゃ、これはアクシデントでフィニッシュが替わって、だからトリプルHからの指令が耳のイヤホンに入っているレフェリーが、あのまま10カウントを数えたんだ」と、そういう錯覚を意識的なファン間にも起こさせるようにデザインされたケツなんやけどね。

▼8・18『NXTテイクオーバー:ブルックリン4』拡大版完全再現と裏のウラ

[ファイトクラブ]8・18『NXTテイクオーバー:ブルックリン4』拡大版完全再現と裏のウラ


―― だいたい、トリプルHのテレビ番組上のキャラがわかりません。RAWに出てくる時は明らかにヒール選手なんだけど、実際の役割と一致するNXTでは総監督キャラで、明らかにベビーフェイスとして登場してます。

オフレコ まぁ、ハート・ファンデーション、先日亡くなったジム・ナイドハート含めて、カナダでやる時はベビーフェイスみたいなお約束はあったけどね。でも、トリプルHはNXTではリアルの総監督だから、ひっかけることは容易というか、簡単に騙されるファンが少なくない。

―― そのジョニー・ガルガノ、本日配信(対談収録は8月30日)のNXTに松葉杖で足を引きずって出てきてたのに、途中からその松葉杖を、来週に闘うベルベッティーン・ドリームに投げつけたりして、「足を引きずっていたのはなんなんだ。あれはファイクなのか」と、一般ファンを混乱させてました。

オフレコ というか、ヒールターンしたということなのか否か。まぁ、この問題が本稿の核であり、あとでたっぷり掘り下げるけど。

―― イーヴィーこと、ダコタ・カイの試合も、なんかスターダムでやってたのと違いましたね。クラシックな展開というか、別にカイリ・セインだけ応援するんじゃなくて、日本に馴染みの選手は注意してるんですけど、こんな試合運びだったっけ?と。

いよいよNXT終了後に『メイ・ヤング・クラシック』#Bracketology配信

オフレコ そのNXTのあとに、いよいよ『メイ・ヤング・クラシック』番組配信が始まった。今回は、組み合わせが決まったんだと。Twitterに出す時は#Bracketologyを使え・・・という。

―― やる側・作る側からプロレスを堪能する、卒業しない楽しみ方を説いているシュート活字委員会担当記事としては、もの凄く勉強になりますね。

オフレコ 我々は、もう番組集中収録の結果と好不評を全部知ってるからね。後出しジャンケンで考えて、どういう組み合わせ、配信順にするかという。なるほど、というのが絵でわかるから。

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