オースチン・エリーズとキラー・クロスが合体!インパクト・レスリング!

(C)TNA

 8月16日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 インパクト・レスリング(Impact Wrestling)は、アメリカ合衆国のプロレス団体。運営はアンセム・レスリング・エキシビジョンズ(Anthem Wrestling Exhibitions, LLC)。過去に団体名を幾度か変更しており、古い順にNWA-TNA(National Wrestling Alliance : Total Non Stop Action、2002年 ? 2004年)、TNA(Total Non Stop Action Wrestling、2004年 ? 2016年)、GFW(Global Force Wrestling、2017年7月 ? 2017年9月)を名乗っていた。 多くのインディー団体が収入不足により倒産していく中で、経費の最小化で収入を確保する戦略を取っている。それは興行の開催場所の固定と安定した放映収入、そして選手の契約形態に反映されている。ほとんどの選手は専属契約という形ではないため他団体へ出場する選手も多い。また、ほぼ契約選手のみで興行を行うWWEとは対照的に、日本やメキシコなど海外の他団体との交流も積極的に行っている。
 今放送では、現インパクト世界王者のオースチン・エリーズがアピールした。エディー・エドワーズと王座戦を行い、敗北目前でキラー・クロス(ケビン・クロス)の乱入によって、逆転勝ちしたエリーズは、改めてリングにクロスを招き入れ、自分の用心棒として雇った事を説明。この怪物に守られている自分はずっと王座を守るとうそぶいた。当然、これに対し、エドワーズが竹刀を持って乱入。竹刀でクロスを滅多打ちにするも、怪物クロスは、それに耐え逆襲。更にエリーズ、クロスと二対一となったエドワーズは多勢に無勢でやられてしまう。クロスと組んだエリーズから王座を奪えるレスラーは現れるのだろうか?
 また、メインでは通常試合にカウントされない形でLAXの内輪揉めがストリートファイトで行われた。現LAXメンバーオルティス&サンタナが総帥コナンにつけば、コナンに反旗を翻したエディ・キングストンがLAXオリジナルメンバーであるホミサイド&ヘルナンデスと組んでOGzと名乗り抗争となり、遂にストリートファイトで決着をつけようとなった。駐車場で凶器なんでもありの文字通り、喧嘩となったこの争いは、コナン率いる現LAXが優勢となった。コナンとLAXを前にしたキングストンは、ヤケクソになり俺を殺せと挑発、これに対し、コナンは「マザーファッカー」と叫んで殴りかかる。ここで映像が途切れてしまったが、このLAX騒動の結末はどうなるのだろうか。今後のインパクト・レスリングから目が離せないだろう。

■ Impact Wrestling
日時:2018年8月16日(現地時間・放送日)
場所:カナダ・オンタリオ州トロント TVテーピング

<シングルマッチ>
○アリー
 反則
●シュー・ヤン

<シングルマッチ>
○イーライ・ドレイク
 ピンフォール
●ジョー・ヘンドリー

<シングルマッチ>
○ジョニー・インパクト
 反則
●ジミー・ジェイコフ

<シングルマッチ>
○フェニックス
 ピンフォール
●サミ・キャラハン