[週刊ファイト8月23日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼記者座談会
棚橋弘至の『G1』優勝を予想したファンは“4分の1”以下!?
・戦前の優勝予想はさまざまだったが、棚橋は本命でも対抗でもなかった
・外様の飯伏も外せたでしょ?
・記者間で「年間最高試合だ」という声も
・今年の『G1』も好勝負が多かったが、課題があるとしたら・・・
優勝した棚橋
棚橋弘至の優勝で幕を閉じた今年の『G1クライマックス』。戦前の優勝予想はさまざまだったが、棚橋は本命でも対抗でもなかった。『G1』には試合とともに予想の楽しみもあるが、一方で課題が残った。本誌評論家が苦言を呈したのは・・・。
(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)
A プロレスファンは他のスポーツのファン以上に勝敗予想が好きそうですが、棚橋の『G1』優勝を当てた人はかなりいたんじゃないですか。
B どうですかねェ。というのは、当たる確率は単純に4分の1でした。まず『G1』は『ニュージャパン・カップ』などと違って観客動員ファーストなので集客力を持つオカダ、内藤、棚橋、オメガ、飯伏の5人の中から優勝戦進出者が出ると予想します。次にIWGPヘビー級王者が優勝してしまうとIWGP戦線に面白味がなくなるのでオメガを外すわけです。
王者なので優勝はなかったケニー・オメガ
C 外様の飯伏も外せたでしょ?