第10回WINDY Super Fight大森ゴールドジム大会試合結果!

 7月28日(日)東京・大森ゴールドジムにて、WINDY事務局主催「第10回WINDY Super Fightアマチュア大会」が開催された。今大会では、23kgで堀蓮翔選手(パワーオブドリーム)が大会3連覇、吉本煌志選手(練馬チャンデットムエタイジム)と馬場藍希選手(AXSPEAR池袋)が大会2連覇を達成している。また、大会MVPには杉山空選手(HEAT)が選ばれた。

■ WINDY事務局「第10回WINDY Super Fightアマチュア大会」 
日時:2018年7月28日(日)開場10:00 開始11:00
会場:東京・大森ゴールドジム

「キック部門」

WINDY KICK23kg

吉本 鷹志(練馬チャンデットムエタイジム)

神谷 琉蒼(力道場静岡)

堀 蓮翔(パワーオブドリーム)

秋山 虎士郎(パワーオブドリーム)

<WINDY KICK23kg決勝 2分3R>
○堀 蓮翔(パワーオブドリーム)
 判定3-0(29-28 30-28 30-28)
●秋山 虎士郎(パワーオブドリーム)
※堀が王座に就き、大会3連覇を達成。
 ゴングと同時に、互いにローやパンチの打ち合いとなり、2Rからは堀のワンツーからロー、右ミドルが秋山をとらえ、手数を増やしていく。3Rは堀の左右フックとワンツーといったパンチ主体の攻撃となり堀ペースに。判定で堀が勝利し、大会3連覇を達成した。

<WINDY KICK23kg準決勝 1分30秒2R>
●吉本 鷹志(練馬チャンデットムエタイジム)
 判定0-3
○秋山 虎士郎(パワーオブドリーム)
 吉本は右ローと右ミドルを打ちながら前に出る。秋山は左右ハイキックとヒザで応戦。吉本は踏み込んで右ストレートと右ミドルを強引に打ち込み、秋山をコーナーに詰めたところでゴング。2Rになると、互いにパンチの打ち合いに。判定で秋山が勝利し、決勝戦へと駒を進めた。これにより、堀と秋山とで王座を争われることとなった。

<WINDY KICK23kg準決勝 1分30秒2R>
◎堀 蓮翔(パワーオブドリーム)
 2R 0:34 ※レフェリーストップ
●神谷 琉蒼(力道場静岡)
 堀が前に出ながら前蹴りと右ローを打ち、手数で圧倒。2Rになると、堀は右ローと左右フックで手数を圧倒。ラッシュを仕掛けてレフェリーが試合をストップ。堀が勝利し決勝戦に駒を進めた。

<WINDY KICK26kg>

吉本 煌志(練馬チャンデットムエタイジム)

杉山 海瑠(HEAT)

林 兼士(パワーオブドリーム)

近田 優雅(パワーオブドリーム)

<WINDY KICK26kg決勝戦 2分3R>
●杉山 海瑠(HEAT)
 判定0-2(29-29 29-30 28-30)
○吉本 煌志(練馬チャンデットムエタイジム)
※吉本が王座に就き、大会2連覇達成
 1Rは中盤に吉本の右ハイが杉山をとらえ、2Rと3Rは、杉山は大きく回りながら間合いを図るが、吉本が前に出て距離を詰めてワンツーと右ミドル。手数で吉本が上回り、判定で吉本が勝利、前回大会に続いて2連覇達成となった。

<WINDY KICK26kg準決勝 1分30秒2R>
○吉本 煌志(練馬チャンデットムエタイジム)
 判定2-0
●林 兼士(パワーオブドリーム)
※吉本が決勝戦進出
 オープニングヒットは林の左ハイから始まり、林は左右フックを振り回し、右ボディとパンチ主体に。吉本は右ミドルで応戦していく。2Rになると、林は右に回りながら右フック。吉本は追いかけながら右ミドルを打ち有効打を稼ぎ、判定で吉本が勝利。決勝戦へと駒を進めた。

<WINDY KICK26kg準決勝 1分30秒2R>
●近田 優雅(パワーオブドリーム)
 2R 1:22
◎杉山 海瑠(HEAT)
※レフェリーストップ(パンチ連打)
 近田の左ハイキックがヒット。なおも近田は左ミドルを連打しながら前に出る。杉山はガードしながらヒザと左ミドルで応戦。2Rになると、杉山が前蹴りで牽制すると、近田は二段蹴りや飛びヒザと大技を仕掛けながら前に出て行く。杉山はパンチ連打を浴びせてレフェリーがストップ。杉山が決勝戦へと駒を進めた。

WINDY KICK30kg

松岡 剣心(Weed GYM)

馬場 藍希(AXSPEAR池袋)

篠原 翔夢(K-1GYM WOLF)

上遠野 寧吾(パワーオブドリーム)

<WINDY KICK30kg決勝戦 2分3R>
○馬場 藍希(AXSPEAR池袋)
 判定3-0(30-28 30-27 30-28)
●篠原 翔夢(K-1GYM WOLF)
※馬場が王座に就き、2連覇達成
 篠原が様子見をしている一方で、馬場は左ミドルを打っていく。さらに馬場は距離を詰めて右ローから左ミドル。2Rになると、前蹴りからの左ミドル連打。篠原をコーナーに詰めてボディストレートと左ミドルと馬場の手数と勢いが止まらず、馬場のベースに。3Rも馬場のペースは変わらず、判定で馬場が勝利。新王者となると共に、馬場は前回大会で獲得したMUAYTHAI30kg級を獲得しており、2連覇達成となった。

<WINDY KICK30kg準決勝 1分30秒2R>
○篠原 翔夢(K-1GYM WOLF)
 判定3-0
●上遠野 寧吾(パワーオブドリーム)
 篠原が右ミドルを右打ち、すかさず上遠野が左ローを返す。篠原が小刻みにステップを踏みながら右ミドルを打ちながら距離を取っていく。2Rになると、篠原の右ミドルがヒットし、判定で篠原が勝利し決勝戦進出を決めた。

<WINDY KICK30kg準決勝 1分30秒2R>
●松岡 剣心(Weed GYM)
 判定0-3
○馬場 藍希(AXSPEAR池袋)
※馬場が決勝戦進出
 馬場が左ストレートと左ミドル、左前蹴りを打ちながら主導権を握っていく。松岡は右前蹴りを返す。2Rも馬場は左ミドルと左ストレートを打ち、距離を取りながらも左ミドルを打ち手を出し続けていく。判定の結果、馬場が勝利し決勝戦進出を決めた。

<WINDY KICK51kg王座決定戦 2分3R>
●隈本 浩志(Weed GYM)
 延長判定0-3(三者ともに9-10)
 本戦判定1-0(30-28隈本 29-29 29-29)
○天野 颯大(キングムエ)
 パンチの打ち合いの中、天野の左ボディが隈本をとらえ、ワンツーを追撃。天野の左ボディに右ストレートを合わせる隈本。隈本が右ストレートをヒットさせれば、天野は左フックをヒットさせる。3R、パンチの打ち合いがなされ、フックの相打ちが見られるも、手を止めることなく打ち合いが続いていく。互いに蹴りはほとんどせずパンチ主体の展開となった。本戦判定はドローとなり、延長戦となった。天野がワンツーで先手を打ち、左フックと右ストレート、左ボディ。手数で天野が圧倒。延長戦の末、天野が勝利し、王座に就いた。

「ムエタイ部門」

WINDY MUAYTHAI 32kg

所 風雅(Refre’K)

小柴 斗吾(練馬チャンデットムエタイジム)

兵頭 慶(振興ムエタイジム)

鈴木 咲耶(HIDE GYM)

<WINDY MUAYTHAI 32kg決勝戦 1分30秒5R>
○鈴木 咲耶(HIDE GYM)
 本戦判定1-1 49-48鈴木 46-50所 48-48
 延長判定3-0(三者共に10-9)
●所 風雅(Refre’K)
※鈴木が王座に就く。
 1Rは互いに首相撲からヒザ。所がワンツーと左ボディ、首相撲。3Rは鈴木が首相撲を仕掛ると、所がワンツーを打ち込み応戦。5Rは互いにミドルを打ち合い、首相撲からヒザの応酬に。中盤には所が鈴木をワンツーを打ち込みながらロープへ追い込み、首相撲からヒザ。鈴木も負けじと右ミドルとヒザで応戦。互いに譲らない展開となり、本戦判定は三者三様のドロー。決着は延長戦へ。延長戦は鈴木が首相撲からヒザで有効打を稼ぎ、鈴木が勝利。新王者となった。

<WINDY MUAYTHAI 32kg準決勝 1分30秒2R>
●小柴 斗吾(練馬チャンデットムエタイジム)
 TKO 1R1:07 レフェリーストップ
◎鈴木 咲耶(HIDE GYM)
 首相撲からヒザの展開が続いていく1R。小柴が足払いで鈴木をコカし、互いに倒れ込んでしまう。この時に、小柴は左脚を負傷し、レフェリーが即座に試合をストップ。鈴木が勝利し決勝戦進出を決めた。

<WINDY MUAYTHAI 32kg準決勝 1分30秒2R>
○所 風雅(Refre’K)
 判定3-0
●兵頭 慶(振興ムエタイジム)
※所が決勝戦進出
 所は左ミドル、兵頭は右ミドル。首相撲になると、所が回してヒザを打ち込む。所が右ミドルを打ちながら前に出たところに兵頭はカウンターで左フックを合わせる。2Rになると、所が小刻みにステップを踏み余裕をちらつかせ、前蹴りからワンツー。兵頭もワンツーを返し、左右フックを追撃。判定で所が勝利し、決勝戦進出を決めた。

<WINDY MUAYTHAI36kg王座決定戦 1分30秒5R>
●秋田 巴琉(キングムエ)
 TKO 2R0:32 レフェリーストップ(首相撲からヒザ)
◎安野 龍信(鍛錬会)
※安野が王座に就く。
 前回大会王者の安野が連覇を目指す。1Rから安野が首相撲からヒザで攻め続け、2Rには首相撲からヒザ連打でダウンを取り、レフェリーが試合をストップ。安野が前回大会に続いて同階級にて連覇を果たした。

<WINDY MUAYTHAI42kg王座決定戦 1分30秒5R>
◎杉山 空(HEAT)
 TKO 4R1:18
●藤原 乃愛(藤原道場)
※杉山が王座に就き、今大会MVPを獲得。
 杉山が右ミドルから首相撲からヒザを仕掛けると、2Rも杉山が首相撲からヒザを徹底。3Rは杉山が右ミドルと左前蹴りから首相撲、藤原は前蹴りを出すのみで手が止まってしまう。4Rは杉山がワンツー連打で突っ込んで首相撲からヒザ。藤原が攻撃しない状態が続き、レフェリーが試合をストップ。杉山が王座に就いた。なお、杉山は今大会のMVPに選出された。

<WINDY MUAYTHAI48kg王座決定戦 1分30秒5R>
◎森山 侑音(Weed GYM)
 TKO 4R3:00
●熊谷 翔天(フリー)
※森山が王座に就く。
 1Rは互いに様子見の状態となり、2Rは森山が前蹴りから首相撲、ヒザを打つ展開が続き、熊谷が押され気味。3Rから森山の前蹴りに熊谷が下がる光景が目立ち、森山は左ミドルと左ストレート。徐々に森山ペースに。4Rは熊谷が前に出るようになり、森山は左ミドルや飛び蹴りなど、多彩な蹴りを繰り出していく。ジャブから左ミドルを打ち、手数を増やしていく森山。5R開始前にセコンドが試合をストップ。森山が王座に就いた。


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