[ファイトクラブ] 7・7「KAI自主興行」十代に約束のシングルマッチが実現!KAI横浜後援会の法人化「JWE」の展望

[週刊ファイト7月19日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼7・7「KAI自主興行」十代に約束のシングルマッチが実現!KAI横浜後援会の法人化「JWE」の展望
 Photo&Text by 伊藤三世
・メインは意地と意地がぶつかり合う大激戦!
・鷹木信悟がKAIとのシングルマッチを受けた理由
・横浜大会場での決着戦はいつなのか?
・「JWEジャパン・レスリング・エンターテイメント」法人化の理由
・KAI自主興行のマッチメイカー
・KAIの始めてプロレス観戦と自主興行の魅力


■第1回 横浜こどもホスピスチャリティープロレス大会
日時:2018年7月7日(土)
会場:横浜ラジアントホール


 2018年7月7日の七夕に、『第1回 横浜こどもホスピスチャリティープロレス大会』が行われた。タイトルには「第一回」と銘打たれているが、実質的には第3回目となるKAI自主興行である。

 今大会はこれまでの自主興行とは違い、全試合シングルマッチの構成となっていた。青木真也vsブラックタイガーⅦ、ロッキー川村vsケンドー・カシンのボクシングマッチなどの異色対決に加え、KAIと鷹木信悟の初のシングルマッチという注目のメインイベントが据えられていた事もあり、横浜ラジアントホールには満員の観客が詰めかけ、取材陣の多さからも注目度の高さが伺えた。

 メインイベントの試合では、互いに技をかけた後に「気合だぁ~!」と叫んでアニマル浜口ジム出身である事をアピール。そして、どちらが先にサンダー・ファイヤー・パワーボムを決めるかの張り合いが展開されるなど、意地と意地がぶつかり合う熱い試合。

 そして鷹木が大仁田厚の得意とするテーブルクラッシュ式のパイルドライバーを場外で決めると、KAIは武藤敬司のプロレスLOVEポーズからのシャイニングウィザードの畳み掛けで応戦するなど、互いのイズムのぶつけ合いの様相も見せた。結果は時間切れ引き分けに終ったが、メインにふさわしい激闘に観客からは惜しみない拍手が送られたのであった。

 鷹木は7月22日に行われるドラゴンゲートの年間最大級のビッグマッチとなる、神戸ワールド記念ホール大会でタイトルマッチを予定しており、今回の試合で敗戦や怪我などをしようものなら会社からは随分と責められたであろう。しかし、2人がまだ十代の頃にアニマル浜口ジムで誓い合ったシングルマッチの約束を叶える為に、そうしたリスクを背負ってでも参戦しない訳には行かなかった。

 そして、鷹木はドラゴンゲートでベルトを獲った暁には、防衛戦の相手にKAIを逆指名する事を約束すると、「横浜にはもっと大きな会場があるだろう」と、ビックマッチでの決着を要求した。

 横浜の大会場は「横浜アリーナ」や「横浜文化体育館」が上げられるが、まずは収容人数5000人の横浜文化体育館が目標となるだろう。しかし横浜文化体育館は

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