江幡塁が伝統のWKBAタイトルを獲得！3・9新日本キックボクシング協会「MAGNUM 34」 (ファイト!ミルホンネットお知らせ)

　キックボクシングの生みの親、野口修会長が1976年に創設した伝統のWKBA（世界キックボクシング協会）タイトルが復活。前新日本バンタム級王者の江幡塁（伊原道場）と、タイのブンラーイ・シットナーイガジョンで行われたWKBA世界スーパーバンタム級王座決定戦はすっきり決着。1Rからフルスロットルで攻める江幡の攻撃に防戦一方になるブンラーイを、2R終盤連打からボディへのパンチで大の字に倒し2R終了時にKO！伝統のWKBAタイトルを獲得した。

　ダブルメインイベントもうひとつのカードでは現在無敗の新日本バンタム級王者、18歳の重森陽太（伊原道場）が、同級3位・逸可（トーエル）から２度のダウンを奪う判定で初防衛を果たし、2013年7月大会で引分ている逸可と決着をつけた。
　
　セミファイナルでは今年の1月大会でタイの現役ランカー・ワチャラレックを撃破した新日本ライト級王者・石井達也が、勢いの差を見せてダウンこそなかったものの3-0判定で2012年12月にタイトル戦を行った同級3位・ジョニー・オリベイラ（トーエル）に完勝。

　強打の新日本ミドル級１位・斗吾が、空手王者で関西の格闘技イベント「覇王」キックスーパーウェルター級王者・齋藤智宏（Ｙｓ.Ｋ）の長身を利した膝に手こずるも、接近戦での肘で齋藤の額をカットした斗吾が2RTKO勝ち。
　その他交流戦、国際戦、ランキング戦など熱戦が繰り広げられた。

　新日本キックボクシング協会は公式FacebookとTwitterを開設。ファンと選手・関係者がつながる交流の場として大会情報ならびに協会選手情報を随時アップしていくようだ。

協会公式Facebook
協会公式Twitterアカウント @shinnihonkickbo

■新日本キックボクシング協会「MAGNUM 34」
日時：2014年03月09日 (日)　開場16：45　開始17：00
会場：東京・後楽園ホール
主催：新日本キックボクシング協会／伊原道場
認定：新日本キックボクシング協会

＜ダブルメインイベント（第14試合）WKBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ　3分5R＞
○江幡　塁（伊原道場/前日本バンタム級王者、WKBA世界スーパーバンタム級3位）
　2R終了時KO ※連打からのボディブロー
●ブンラーイ・シットナーイガジョン（タイ/WKBA世界スーパーバンタム級5位）
※江幡がWKBA世界スーパーバンタム級タイトル獲得

＜ダブルメインイベント（第13試合）　日本バンタム級タイトルマッチ　3分5R＞
○重森陽太（伊原道場稲城支部/新日本バンタム級王者）
　判定3-0(50-45,50-45,50-44)
●逸可（トーエル/日本バンタム級3位/挑戦者）
※重森初防衛

＜セミファイナル（第12試合）　日本ライト級　3分3R＞
○石井達也（藤本ジム/新日本ライト級王者）
　判定3-0(30-28,30-28,30-27)
●ジョニー・オリベイラ（トーエル/新日本ライト級3位）

＜第11試合　72.5kg契約　3分3R＞
○斗吾（とうご/伊原道場/新日本ミドル級1位）
　2RTKO 2:40 ※肘カットによるドクターストップ
●齋藤智宏（Ｙｓ.Ｋ/覇王キックスーパーウエルター級王者）

＜第10試合　63kg契約　3分3R＞
○勝次（藤本ジム/新日本ライト級1位）
　1RKO 2:57 ※飛び膝
●ワンチャナ・シットニワット（タイ）

＜第9試合　日本フライ級　3分3R＞
○泰史（伊原道場/新日本フライ級2位）
　判定3-0(30-29,30-29,30-28)
●金山幸太（アツキムエタイジム）

＜8試合　62kg契約　3分3R＞
●春樹（横須賀太賀/新日本ライト級2位）
　0-3(29-26,29-26,26-30)
○羽立宏孝（伊原道場稲城支部/新日本ライト級6位）

＜第7試合　日本フェザー級　3分3R＞
○拳士浪（治政館/新日本フェザー級3位）
　判定2-0(30-28,30-29,30-30)
●ベニー・ユキヒデ（ホワイトタイガー/新日本フェザー級4位）

＜第6試合　日本ミドル級　3分3R＞
◯本田聖典（伊原道場新潟支部/新日本ミドル級4位）
　判定3-0(三者30-28)
●青木克眞（トーエル/新日本ミドル級7位）

＜第5試合　日本ウェルター級　3分3R＞
△木村旭洋（伊原道場）
　引分1-1(29-28,29-29,28-29)
△JUNDA雷音（ESG）

＜第4試合　63.5kg契約　3分3R＞
◯松岡　力（藤本）
　2RTKO 0:48 ※パンチ連打加藤2度めのダウンでタオル投入
●加藤真也（平井）

＜第3試合　日本フェザー級　3分2R＞
△AKIHIRO（ビクトリー）
　引分1-0(19-19,19-19,20-19)
△勇磨（マイウェイジム）

＜第2試合　日本ライト級　3分2R＞
△和己（伊原道場）
　引分1-0(20-19,19-19,19-19)
△高平大需（藤本）

＜第1試合　日本フェザー級　3分2R＞
●HIRO（伊原道場新潟支部）※デビュー戦
　判定0-3(18-19,18-20,18-20)※
◯里見柚己（横須賀太賀）

詳細版はマット界舞台裏3月20日号猪木イワンゴメスREINA朱里木村DローデスGlory新日キックWWLに掲載されました。

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