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2・23 WWE PPV『エリミネーション・チェンバー 2014』乱入相次ぎ漁夫の利でランディ・オートン王座防衛

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(c)2014 WWE,Inc All rights reserved

※現地からの写真追加版は別エントリーにて公開しました!

2014年2月2日にミネソタ州ミネアポリスで、『レッスルマニア』のひとつ前のPPV大会となる『エリミネーション・チェンバー 2014』が開催された。メインでは、3.2kmの鎖、総重量10tの鋼鉄を編みこんだ直径11m、高さ5mの金網の中に4つのガラスで出来た小部屋とリングが存在する中で6人のスーパースターが争うエリミネーション・チェンバー戦が行なわれ、WWE世界ヘビー級王座を争うこととなる。
王者であるランディ・オートンに、シェーマス、ダニエル・ブライアン、ジョン・シナ、アントニオ・セザーロ、クリスチャンという6人が金網に入り、壮絶な死闘を展開。クリスチャンが金網最上段から飛ぶなどの見せ場を作ったが、一人、また一人と脱落していく。そんな中、突然、会場が暗転、再び明かりがついた時、金網の中にワイアット・ファミリーが現れたのだった。ワイアット・ファミリーは、ジョン・シナ、そしてダニエル・ブライアンに襲いかかる。ワイアットが、シナにシスター・アビゲイルを決めてKO。この機を逃さずオートンがシナをフォールしてしまったのだった。そして最後に残ったのは、オートンとブライアン。ブライアンは、必殺のランニング・二―を叩きこみ、オートンをフォールするも、ここでケインがレフリーの足を引っ張り妨害。ブライアンは怒りでケインにキックをお見舞いするが、その隙をついてオートンがPKO、ブライアンを仕留めてオートンが王座防衛となった。

『ロイヤルランブル』で勝利して『レッスルマニア』のメインでWWE世界ヘビー級王座への挑戦が決定している野獣バティスタは、因縁のアルベルト・デル・リオと対戦。デル・リオは、バティスタに実況席にバティスタ・ボムで叩きつけられた為、松葉杖、首を固定して入場、怪我で試合出来ないと見せかけて松葉杖で襲いかかり、怪我をギミックに奇襲した。しかし、最後はバティスタがバティスタ・ボムで勝利。ただ、試合中にCMパンクコールが巻き起り、ヒールであるデル・リオに声援が起こるなど異様な雰囲気だった。

ワイアット・ファミリー(ルーク・ハーパー&エリック・ローワン&ブレイ・ワイアット)とザ・シールド(セス・ローリンズ&ローマン・レインズ&ディーン・アンブローズ)の6人タッグマッチも盛り上がった。サイコスリラー映画『ケープ・フィアー』に基づいた、アメリカの田舎で外部との接触を断ち集団生活する謎の集団という怪奇派ギミックのワイアット・ファミリー。WWEに正義をという主張をしながら、当時CMパンクのマネージャーだったポール・ヘイマンと裏で結託し、CMパンク(※当時はヒール)の為に動いていたザ・シールズ。CMパンクとヘイマンが仲違いした後は、独自路線の若手集団という形になったザ・シールズだが、ワイアット・ファミリーと同じくヒールユニットだ。ヒール同士での抗争は珍しいのだが、この2つのユニットの抗争も最終決着戦となった。試合は客席に飛び込み、実況席を破壊する壮絶なものになったが、最後はブレイ・ワイアットが、シスター・アビゲイルを決めて勝利。決着をつけて『レッスルマニア』では、いよいよジョン・シナ狩りに出るのか?

また、番組中に、ハルク・ホーガンがWWE復帰、『レッスルマニア』のホストとなる事が多くのニュースサイトで報じられた事が紹介された他、ハルク・ホーガンとジョン・シナがWWEネットワークを宣伝するCMも流された。いよいよ、2014年2月24日放送分のRAWにハルク・ホーガンも登場する事になっており、見逃せないだろう。

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■ WWE PPV『エリミネーション・チェンバー 2014』
日時:2014年2月2日
場所:アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス

<WWE世界ヘビー王座エリミネーション・チェンバー・マッチ>
勝者:ランディー・オートン(王者)
シェーマス、ダニエル・ブライアン、ジョン・シナ、アントニオ・セザーロ、クリスチャン
※オートンが王座防衛

<シングルマッチ>
○バティスタ
 バティスタ・ボム⇒ピンフォール
●アルベルト・デル・リオ

<ディーバ王座タイトルマッチ>
○キャメロン(挑戦者)
 反則
●AJリー(王者)
※反則でタイトル移動せずAJリーが王座防衛

<6人タッグマッチ>
○ワイアット・ファミリー(ルーク・ハーパー&エリック・ローワン&ブレイ・ワイアット)
 シスター・アビゲイル⇒ピンフォール
●ザ・シールド(セス・ローリンズ&ローマン・レインズ&ディーン・アンブローズ)

<シングルマッチ>
○タイタス・オニール
 クラッシュ・オブ・タイタス⇒ピンフォール
●ダレン・ヤング

<WWEタッグ王座タイトルマッチ>
○ニュー・エイジ・アウトロウズ(ロード・ドッグ&ビリー・ガン)
 ピンフォール
●ザ・ウソーズ(ジミー・ウソー&ジェイ・ウソー)

<インターコンチネンタル王座タイトルマッチ>
○ビッグ・E(王者)
 ビッグエンディング⇒ピンフォール
●ジャック・スワガー(挑戦者)
※ビッグ・Eが王座防衛

翌日のRAWと併せて電子書籍拡大版はマット界舞台裏3月6日号新日+ROH12周年白石伸生仲田龍2W-1広島Bブロディ椿志保fiveに掲載されました。

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2014年02月24日 12:57に投稿されたエントリーのページです。

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