1・4『UFC Fight Night 34』川尻達也がチョークで一本勝ち！メインではサフィジーヌが制す！ (ファイト!ミルホンネットお知らせ)

2014年1月4日にシンガポールで『UFC Fight Night 34』が開催された。今年から、UFCはPPVで行なわれるナンバーシリーズ、地上波で行なわれるFOXシリーズをメインする事が更に強化。中規模大会UFC Fight Nightとして欧州やアジアで行なわれる大会は、地区予選的なものして、地元選手を多く起用して勝ちあがってきた選手をナンバー大会に抜擢と言うピラミッド型の形成を進めていく事になっている。

そういう事でアジア大会であるこの『UFC Fight Night 34』は日本人4選手と多くの日本選手が参戦した。そんな中、メインには、ストライクフォース（現在、UFCに吸収合併されている）で、下馬評を覆しネイサン・マーコートを破ってストライクフォース・ウェルター級王者になっているタレック・サフィジーヌと韓国のイム・ヒョンギュが対戦。試合は、流石にサフィジーヌが圧倒。特にローキックが冴え何度もダウンを奪うものの、打たれ強さだけは凄いイム・ヒョンギュは最後まで粘り続ける。判定は当然、サフィジーヌだが、KO出来なかった事だけが残念だった。

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また注目の日本選手達だが、セミファイナルで登場した川尻達也は、ショーン・ソリアーノを相手に序盤テイクダウンに苦しむものの、2Rにはテイクダウンからバックを制してチョークスリーパーで勝利。国本起一は、ルイス・ドゥトゥラに金網際で反則になる後頭部への肘打ちを食らい試合続行不可能で反則勝ち。清水俊一は逆にカン・ギョンホの肩固めに捕まり無念の一本負け。プレミアムカードで組まれた菊野克紀は、クイン・マルハーンからグランドで手堅く上をキープして判定勝ちした。

■　UFC Fight Night 34
日時：2014年1月4日
場所：シンガポール

＜メインイベント　ウェルター級＞
○タレック・サフィジーヌ
　判定　3-0
●イム・ヒョンギュ

＜セミファイナル　フェザー級＞
○川尻達也
　2R 0分50秒チョークスリーパー
●ショーン・ソリアーノ

＜ウェルター級＞
○国本起一
　1R 2分57秒　反則（後頭部への肘）
●ルイス・ドゥトゥラ

＜バンタム級＞
○カン・ギョンホ
　3R 3分53秒肩固め
●清水俊一

プレミアムカード
＜フェザー級＞
○マックス・ホロウェイ
　2R 2分27秒 TKO
●ウィル・チョープ

＜ライト級＞
○菊野克紀
　判定　3-0
●クイン・マルハーン　

＜バンタム級＞
○ロイストン・ウィー
　判定　3-0
●デイヴ・ギャレラ

＜ライト級＞
○マイルベク・タイスモフ
　判定　3-0
●バン・テヒョン

＜バンタム級＞
○ダスティン・キムラ
　1R 2分13秒腕十字
●ジョン・デロス・レイエス

＜バンタム級＞
○ラッセル・ドーン
　2R 4分59秒三角締め
●レアンドロ・イッサ

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