1・4　ROHに電撃復帰したAJスタイルズが初戦勝利を飾る！ (ファイト!ミルホンネットお知らせ)

(C)ROH

2014年1月4日にテネシー州ナッシュビルで開催された、WWE、TNAに次ぐ全米第三の団体ROHのテレビテーピング大会において、元TNA世界ヘビー級王者AJスタイルズが電撃復帰を果たした。TNAと2013年で契約が切れて現在交渉中であるが、立場的にはフリ―であるので古巣であるROHにワンマッチ契約ながら復帰する事になった。AJスタイルズは、ROHで活躍しているロドリック・ストロングと対戦。カール・アンダーソンがROHに復帰した際も、ストロングが迎え撃っており門番的な役割を演じている。試合は、AJスタイルズが必殺のスタイルズクラッシュで勝利、存在感を見せつけた。AJスタイルズはTNAとの契約は完全に決裂したとも、実はジェフ・ハーディと同じく既に合意しており、暫くフリーとして他団体で活躍した後（すでに複数のインディ団体でマット・ハーディやエディ・エドワーズらとシングルマッチが組まれている）、TNAに復帰する計画とも言われており予断を許さない状況だ。もし完全に決裂した場合、インディ最大のROHに定着する可能性が高い。AJスタイルズは、かつてROHで現在WWEでブレイクしているダニエル・ブライアンや、ロウキー、クリストファー・ダニエルズと名勝負を繰り広げており愛着のある団体だけに再びROHマットを盛り上げてくれるだろう。

また、このテーピング大会では、WWEをリリースされたクリス・ヒーローのROH復帰戦も行なわれたが、インディ界の帝王ケビン・スティーンと熱戦を演じて敗れている。

電子書籍版はマット界舞台裏1月16日号WWEネットワーク猪木祭1.4視聴率GAMI引退Hホーガン水色革命に収録されました。

■　ROH テーピング
日時：2014年1月4日
場所：アメリカ・テネシー州ナッシュビル

＜シングルマッチ＞
○AJスタイルズ
　ピンフォール
●ロドリック・ストロング

AJスタイルズ、クリス・ヒーローといったメジャー団体からROHに戻ってきた選手がいる一方、アメリカン・ウルブス（デイビー・リチャーズ、エディ・エドワーズ）はWWEのトライアウトを受けており、入団は確実と見られていた。しかし、もう軽量級選手は必要ないと主張するWWEのCCOトリプルHの強い意向、そしてトライアウトの試合中に危険な角度で落下し、トリプルHはすぐに試合をストップするように指示したのだが、その指示に従わず試合を続けた事も問題になり、WWEは契約しないとしている。とはいえ、アメリカン・ウルブスの2人はすでにインディ界から巣立つと主要団体で壮行セレモニーを行っている、リチャーズに関してはROHとWWE入りを巡って揉めて壮行試合すら行なわれなかった為、戻ってこれるのか？それとも急変してWWE入団が叶うのか？今後の行方を見守りたい。

＜第9試合　TNA世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負＞
○AJスタイルズ（TNA）
　18分24秒　カーフキラー
●真田聖也

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　Photo & Text by 斉藤雅治 with 編集部+森尾直也
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