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野獣バティスタ優勝もローマン・レインズご褒美!ジョン・シナはワイアット・ファミリーと抗争スタート!1・26WWE『ロイヤルランブル』

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All photos (c)2013 WWE,Inc All rights reserved.
『レッスルマニア30』に行くのは俺だ!〜野獣バティスタの咆哮がPPVのエンディングだった

2014年1月26日にペンシルバニア州ピッツバーグでWWEのPPV大会『ロイヤルランブル2014』が開催された。この大会で行なわれる時間差バトルロイヤル、ロイヤルランブルでの優勝者は、WWE年間最大イベント『レッスルマニア』でWWE世界ヘビー級王座への挑戦権が獲得できる事になっている。

1番手のCMパンクを皮切りに、次々と登場するスーパースター達。今年のサプライズは、なんとnWoのテーマ曲で入場してきた“ビッグ・セクシー”ケビン・ナッシュ、そして元世界ヘビー級王者であり、現在は毒舌解説者として活躍しているJBL(ジョン・ブラッドショー・レイフィールド)だった。
勿論、彼らレジェンドは顔見せ程度のサプライズ演出であるが、遂に復帰を果たしたシェーマスらを含む現役世代での優勝を巡る争いは白熱を極めた。そんな中、優勝したのは、28番目に登場、WWE復帰初試合となった野獣、バティスタ。最後はローマン・レインズをリング下に放り投げて、見事に優勝。レッスルマニアのロゴを指差し、祭典でWWE世界ヘビー級王者になるのは俺だと、猛アピールした。

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父はワイルド・サモアンズ=シカ・アノアイ 本名ジョー両国連戦ではブライアンをoverさせる役
マット界舞台裏1月30日号キング牧師祝日バティスタWSOF武林風MFC39WrestlingObserver
バティスタのランブル優勝は海外情報局で活字にしてあるも大人ファンは順番に注目

レスリング・オブザーバー大賞のMOST IMPROVED(急成長)選手に選出されたローマン・レインズは11人ごぼう抜きで最後の2名に残る快挙。もっとも長くリングに映っていた。正直、RAWでの復帰回でもイマイチ過去の輝きがないバティスタよりも、観客までもローマン・レインズに感情移入していた様子が記憶に残る2014年のランブルとなった。ご褒美は果たされたのである。

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宿命のライバル対決となるランディ・オートンとジョン・シナのWWE世界ヘビー級戦は、会場が異様な雰囲気の中、お互いの必殺技を出し合う拮抗した展開が続いたが、突如、会場が暗転。照明がつくと、ワイアット・ファミリーがリングに現れたのだった。これに気を取られたジョン・シナがオートンにフォールを奪われオートンが防衛。すぐさまリングから去るオートンと入れ替わりワイアット・ファミリーが3人がかりでシナをリンチ。最後はワイアットがシスター・アビゲイルをシナに決めた。
ブライアンの次はシナがターゲットになるのだろうか?

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大巨人の巨体が宙を舞う〜想像通りのド迫力だったブロック・レスナーvs.ビッグ・ショー

怪物対決となったのはブロック・レスナーとビッグ・ショー。遂にWWE世界ヘビー級王座獲りに動き出した怪物レスナーは、まず世界最強の男マーク・ヘンリーをぶち壊した。これに怒った大巨人ビッグ・ショーがレスナー討伐に乗り出し、前哨戦では、あのレスナーを軽々と投げ飛ばしたものの、今大会ではレスナーが残酷なリベンジを果たした。試合前から椅子で攻撃をするレスナー。しかし、試合開始のゴングと同時に椅子で襲いかかるレスナーに、ビッグ・ショーのKOパンチが火を吹いたのだった。これで形勢逆転、ビッグ・ショーの猛攻にレスナーも防戦一方になるも、さすがは怪物だけに持ち直し、逆にビッグ・ショーを持ち上げてF5で叩きつける!これでフォール勝ちしたレスナーは、試合後も椅子をもってビッグ・ショーを滅多打ち。敗者に鞭打つレスナーの残虐性が会場を凍りつかせていた。

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大会中屈指のベストマッチだったのはダニエル・ブライアン。今やNFLの会場でもあの曲が

番組オープニングマッチでは、ダニエル・ブライアンがプレイ・ワイアットと対戦。一時は洗脳されワイアット・ファミリー入りしたブライアンだけに、ここで勝利にしてワイアットとの因縁に終止符を打ちたかったものの、ワイアットがのらりくらりといなし、最後はブライアンの額にキスしてのシスター・アビゲイルを決めて、ワイアットがフォール勝ち。この抗争はまだまだ続きそうだ。


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■ WWEロイヤルランブル2013
日時:2014年1月26日
場所:アメリカ・ペンシルバニア州ピッツバーグ 

<ロイヤルランブル>
優勝 バティスタ
参戦選手
CMパンク、セス・ローリンズ、ダミアン・サンドウ、コーディ・ローデス、ケイン、アレクサンダー・ルセフ、ジャック・スワガー、コフィ・キングストン、ジミー・ウーソ、ゴールダスト、ディーン・アンブローズ、ドルフ・ジグラー、Rトゥルース、ケビン・ナッシュ、ローマン・レインズ、グレート・カリ、シェーマス、ザ・ミズ、ファンダンゴ、エル・トリト、アントニオ・セザーロ、ルーク・ハーパー、ジェイ・ウーソー、JBL、エリック・ローエン、ライバック、アルベルト・デル・リオ、バティスタ、ビッグ・E・ラングストン、レイ・ミステリオ


<WWE世界ヘビー級王座戦タイトルマッチ>
○ランディー・オートン(王者)
 ピンフォール※ワイアット・ファミリー介入→RKO
●ジョン・シナ(挑戦者)

<シングルマッチ>
○ブロック・レスナー
 ピンフォール※F5
●ビッグ・ショー

<シングルマッチ>
○ブレイ・ワイアット
 ピンフォール※シスター・アビゲイル
●ダニエル・ブライアン

<WWEタッグ王座タイトルマッチ>
○ニュー・エイジ・アウトローズ(ロード・ドッグ&ビリー・ガン)(挑戦者)
 ピンフォール
●コーディー・ローデス&ゴールダスト(王者)
※ニュー・エイジ・アウトローズが新王者

電子書籍版はマット界舞台裏2月6日号WWEランブルCMパンクKENTA蒼白IGF長瀬館長LテーズREBELSに掲載されました。

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マット界舞台裏1月16日号WWEネットワーク猪木祭1.4視聴率GAMI引退Hホーガン水色革命
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 by タダシ☆タナカ

別冊100号記念超特大号『独立記念日WWE Live両国 60年代WWWF アメプロ大全'13RAW-TNA IMPACT』
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マット界舞台裏12月5日号白石伸生UFC20MDバションDEEP新日キックJパワーズ大阪NPW
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 Photo & Text by 斉藤雅治 Fb.ワールド・レスリング・アライアンス


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2014年01月27日 12:51に投稿されたエントリーのページです。

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