« WOWOW生中継!UFCフライ級の初代チャンピオン、デメトリアス・ジョンソンが防衛成功 12・14『UFC on FOX 9』 | メイン | 憂也が藤阪弘樹を押さえDEEP☆KICK65kg級新王者、中務幸信は内藤大樹からダウン奪う〜12・15DEEP☆KICK 18 »

毒蛇ランディ・オートンが壮絶TLC戦を制しWWE&世界ヘビー級王座統一 12・15WWE PPV大会『TLC』速報

131215TLC_0909.jpg
(c)2013 WWE,Inc All rights reserved.

 12月15日、テキサス州ヒューストンのトヨタセンターにて、WWEの今年最後となるPPV大会『TLC』が開催された。目玉はなんといっても現WWE王者ランディ・オートンと現世界ヘビー級王者ジョン・シナの王座統一TLCマッチだ。両ベルトが天井から吊るされ、2人がそれを奪い合う壮絶な試合形式である。
 TLCとはテーブル、椅子、梯子を使って良いというルールである為、試合序盤から、双方が椅子をもって殴り合い、テーブルや梯子にぶつけあう文字通り死闘となった。
 吊るされた2本のベルトを奪う事が勝利の条件だが、梯子を使ってベルトまで手を伸ばしても、必ずもう一方が邪魔をして梯子から落とす為、なかなか勝敗が決まらない。そこでオートンはなんと手錠を持ち出しシナをロープと手錠で固定してしまう。そして手錠の鍵は客席に投げ捨て、邪魔出来なくなったシナを尻眼に悠々とベルトを取ろうとするも、シナは、コーナーポストを解体してオートンを攻撃。梯子からオートンを叩き落としたシナだが、下に落ちたオートンはロープを引っ張ってシナを叩き落とす。
 力尽きたシナを確認したオートンは遂にベルトを手にして王座統一。両タイトルを手中にした。試合後には、ビンス・マクマホン、ステファニー・マクマホン、トリプルHのマクマホン一家が登場。新王者オートンを祝福するという悪夢の結末となってしまったのだった。

131215TLC_0671.jpg
(c)2013 WWE,Inc All rights reserved.
 セミファイナルで行なわれた、ダニエル・ブライアンとワイアット・ファミリーでは、ブレイ・ワイアットの狂気が爆発。ブリッチしたままにやにや笑って這い寄る様はまさしくカルト集団のボスらしく会場を凍りつかせた。ブライアンも善戦するが、流石に3対1では分が悪く、最後は、ワイアットがブライアンの額にキスしてシスター・アビゲイルで仕留める。
 失神したブライアンを抱きしめ狂気の笑みを浮かべるワイアット。ワイアット・ファミリーはブライアンもワイアット・ファミリーに取り込みたいという事なのだが、ブライアンの先行きが不安を感じさせる結末だった。

131215TLC_0229.jpg
(c)2013 WWE,Inc All rights reserved.
 また、新たな流れが生まれそうな展開も続出。オープニングマッチとして組まれたCMパンクとザ・シールズのハンディキャップマッチでは、CMパンクが上手くザ・シールズの同士討ちを誘い、過酷なハンディ戦ながらCMパンクが勝利。鉄の結束を誇っていたザ・シールズにも不協和音が生まれてきている。
 シングルマッチで組まれたブローダス・クレイとRトゥルースでは、クレイの残虐な攻撃に、タッグパートナーでセコンドについていたテンサイ、更に女性ダンサーのファンクエッティーズ(ナオミ&キャメロン・リン)も愛想を尽かして立ち去るという異常事態。クレイのヒール転向も現実味を帯びてきた。


 前日12月14日には、北米インディ最大のROHが年間最大興行『FINAL BATTLE 2013』を本拠地ニューヨークで開催しており、注目のメイン、ROH世界ヘビー級王者アダム・コールに、ジェイ・ブリスコ、マイケル・エルガンが挑む3WAYマッチ。試合はマット・ハーディの介入もありコールが王座防衛。しかし、直後にWWEからリリースされたクリス・ヒーローが乱入し、コールを襲いROHに復帰を宣言した。


WWE情報をオフィシャルサイトでチェックしよう!
WWE 日本オフィシャルサイト
WWE - J SPORTS オフィシャルサイト

WWEは国内最大のスポーツ専門TV局J SPORTSにて放送中!
※ 放送に関する情報はJ SPORTSホームページ
またはJ SPORTSカスタマーセンター(03-5500-3488 10:00〜18:00)まで

wwetlc2013.jpg
(c)2013 WWE,Inc All rights reserved.


■ WWE PPV TLC
日時:2013年12月15日
場所:アメリカ・テキサス州ヒューストン

131215TLC_0938.jpg
(c)2013 WWE,Inc All rights reserved.
<WWE&世界ヘビー級統一TLCマッチ>
○ランディ・オートン(WWE王者)
 ベルト奪取
●ジョン・シナ(世界ヘビー級王者)
※ランディ・オートンが王座統一

<ハンディキャップマッチ>
○ワイアット・ファミリー(ブレイ・ワイアット、ルーク・ハーパー、エリック・ローワン)
 ピンフォール※シスター・アビゲイル
●ダニエル・ブライアン

<シングルマッチ>
○コフィ・キングストン
 ピンフォール
●ザ・ミズ

<シングルマッチ>
○Rトゥルース
 ピンフォール※丸めこみ
●ブローダス・クレイ

<タッグ王座戦4WAYマッチ>
○ゴールダスト、コーディ・ローデス(王者)
 ピンフォール※クロスローズ
●ビッグ・ショー、レイ・ミステリオ
ライバック、カーティス・アクセル
リアル・アメリカンズ(ジャック・スワガー&アントニオ・セザーロ)
※ローデス兄弟が王座防衛

<IC王座タイトルマッチ>
○ビッグEラングストン(王者)
 ピンフォール※ビッグ・エンディング
●ダミアン・サンドウ(挑戦者)
※ラングストンが王座防衛

<ディーバズ王座タイトルマッチ>
○AJリー(王者)
 ピンフォール※丸めこみ
●ナタリア(挑戦者)
※AJリーが王座防衛

<ハンディキャップマッチ>
○CMパンク
 ピンフォール※ザ・シールズがスピアーで同士討ち
●ザ・シールド(ディーン・アンブローズ、セス・ローリンズ、ローマン・レインズ)

電子書籍版はマット界舞台裏12月26日号内藤哲也健介北斗白石伸生石井和義'13Jブリスコ宇宙大戦争に掲載されました。


別冊100号記念超特大号『独立記念日WWE Live両国 60年代WWWF アメプロ大全'13RAW-TNA IMPACT』
miruhonnet100-460.jpg
別冊ミルホンネット独立記念日WWElive両国60年代WWWFアメプロ大全'13RAW TNAimpact
▼7・4 WWE Live両国国技館〜米独立記念日に魅せた世界最大の底力
 Photo by タダシ☆タナカ/他 Text by いっせい&編集部
▼7・5 WWE Live両国国技館〜やっぱりステーキが一番美味いの巻
 Photo by タダシ☆タナカ/他 Text by 森尾直也&編集部
・なぜWWEは世界最大のプロレス団体なのか〜総括タダシ☆タナカ

130830wb010-460.jpg
マット界舞台裏9月5日号WWE夏ブライアン全日検証大田区Hレイス新日キックリアルJ+別枠
▼WWE掟破りSTFダニエル・ブライアンvsジョン・シナ
 全日白石社長vs蝶野正洋の対比〜灼熱の8月マット界 by タダシ☆タナカ

DSCF0005.JPG
マット界舞台裏12月5日号白石伸生UFC20MDバションDEEP新日キックJパワーズ大阪NPW
▼WWE caf @ Rooney 2008道玄坂に本場の熱狂が乗り移る!
 Photo & Text by 斉藤雅治 Fb.ワールド・レスリング・アライアンス

マット界舞台裏11月7日号TNA倒産ファンクス復活!カールゴッチ秘話 WWE地獄金網
マット界舞台裏11月14日号TNA売却ROHユセフトルコ追悼ドリーファンク悲劇ベラトール
マット界舞台裏11月21日号ロシアLegendラウェイSコンバット北京拠点K1中国やれんのか
マット界舞台裏11月28日号TNAアンダーソンA8壊滅計画M1セルゲイ・ハリトーノフUFC20
マット界舞台裏12月5日号WWEサバイバー評ロック映画TNAアンダーソン聖者2世ベラトール
マット界舞台裏12月12日号オートンxシナwweシンカラ中身フニコTNA英国スタイルズTUF18
マット界舞台裏12月19日号WWEスラミーTNA新王者UFCハント大石幸史KSW丸坊主パルカ

About

2013年12月16日 12:50に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「WOWOW生中継!UFCフライ級の初代チャンピオン、デメトリアス・ジョンソンが防衛成功 12・14『UFC on FOX 9』」です。

次の投稿は「憂也が藤阪弘樹を押さえDEEP☆KICK65kg級新王者、中務幸信は内藤大樹からダウン奪う〜12・15DEEP☆KICK 18」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。