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大巨人ビッグ・ショー乱入 ブライアン&オートン揃ってリングで失神大の字KO〜10・6WWE PPV『バトルグラウンド』混迷を極めるWWE王座戦線

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(c)2013 WWE,Inc All rights reserved.

 10月6日(アメリカ現地時間・日本時間7日)に、ニューヨーク州バッファローで、WWEの新しいPPV大会『バトルグラウンド』が開催された。大会名の通り、まさに戦場という壮絶な試合が次々に展開された。

 メインは勿論、ランディ・オートンとダニエル・ブライアンのWWE王者決定戦だ。ダニエル・ブライアンが王座奪取したものの、レフリーのカウントが早かったと、トリプルHが難癖をつけて、王座を取りあげ、現在、空位となっている。その王者決定戦としてメインで組まれたブライアンとオートンは壮絶な死闘となった。
 お互い相手を徹底的に痛めつけるも、遂にブライアンがオートンをYESロックで捕える。これで勝負あったかと思われた時、いきなりビッグ・ショーが乱入してきたのだ。ビッグ・ショーは、現在、悪の支配者トリプルHに、命令に従わないとクビにすると脅されており、息子の解雇問題で老人ダスティ・ローデスをKO担架送りにするなど仕方なく従っている状態。当然、トリプルHの命令でブライアンを妨害するが、逆にオートンがブライアンをフォールしても、今度はレフリーを妨害。どういう事かと、オートンがビッグ・ショーに詰め寄ると、なんとビッグ・ショーはオートンにもKOパンチを見舞ったのだった。

 リングの上では、ブライアン、オートンの2人が大の字で失神するという異常事態となり、ビッグ・ショーはコーナーに登り、腕を上げてアピール。迷える大巨人の真意は一体…?そして空位の王座はどうなのか? 全ては明日のRAWではっきりするだろう。

 壮絶な仲間割れを起こし、抗争中である因縁のCMパンクとポール・ヘイマンの代理戦争となったCMパンクvs.ライバックは、ヘイマンの策略が裏目に出た。いつもの様に試合に介入し、CMパンクがライバックにGTSを決めようとすると、「俺が(CMパンクを破った)ベスト・オブ・ワールドだ」とマイクで叫んで撹乱する。
 しかし、ヘイマンが竹刀をもってCMパンクを攻撃しようとすると、レフリーに見つかり注意を受ける。その隙にCMパンクは、ライバックにローブロー(急所攻撃)を決めてフォール勝ち。ローブローは当然、反則だが、レフリーの注意がヘイマンにいっており、見てなかったからだ。一応、決着はついたものの、反則が絡んでおり、今後も、この抗争は続きそうだ。

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(c)2013 WWE,Inc All rights reserved.

 注目された、ローデス一家WWE永久追放がかかったWWEタッグ王座戦は、セコンドについた“アメリカン・ドリーム”ダスティ・ローデスが、度重なるザ・シールドの乱入に我慢できずあのエルボーをさく裂させた。その間にリング上でコーディ・ローズが、クロス・ローズを決めてフォール勝ち。遂にWWEタッグ王座をローデス兄弟で手中に収め、試合後は、バックステージからベビーフェイス勢(ほとんどがピンクのシャツ。現在、WWEが協力している乳がん撲滅のピンクリボン運動の一環)が祝福に駆け付け、ローデス親子と抱き合って祝福していた。

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(c)2013 WWE,Inc All rights reserved.

 PPV開始第一試合で行なわれた、アルベルト・デル・リオとRVDは、壮絶なハードコアマッチとなり、凶器、乱入なんでもありという、まさに「戦場」という闘いを展開。RVDについているリカルド・ロドリゲスの乱入もあったが、最後はデル・リオが、椅子で固定したRVDに必殺のクロスアーム・ブリーカーを極めて一本勝ち。非情な強さを見せつけた。


■ WWE PPV『バトルグラウンド』
日時:10月6日(アメリカ現地時間・日本時間7日)
場所:アメリカ・ニューヨーク州バッファロー ファースト・ナイアガラ・センター

<WWE王者決定戦>
-ダニエル・ブライアン
 ノーコンテスト※ビッグ・ショー乱入
-ランディ・オートン

<シングルマッチ>
○CMパンク
 ピンフォール※ローブロー
●ライバック

<シングルマッチ>
○プレイ・ワイアット
 ピンフォール※シスター・アビゲイル
●コフィ・キングストン

<WWEタッグ王座タイトルマッチ>
○ザ・ゴールダスト、コーディ・ローデス(挑戦者)
 ピンフォール※クロスローズ
●ザ・シールド(セス・ローリンズ&ローマン・レインズ)(王者)
※ローデス兄弟が新王者

<ディーバ王座タイトルマッチ>
○AJ(王者)
 ピンフォール
●ブリー・ベラ(挑戦者)
※AJが王座防衛

<インターコンチネンタル王座タイトルマッチ>
○カーティス・アクセル(王者)
 ピンフォール
●Rトゥルース(挑戦者)
※カーティス・アクセスが王座防衛

<タッグマッチ>
○ザ・リアル・アメリカンズ(ジャック・スワガー&アントニオ・セザーロ)
 ピンフォール※ジャイアント・スイング(セザーロ・スイング)
●グレート・カリ、サンティーノ・マレラ

<世界ヘビー級王座タイトル・ハードコアマッチ>
○アルベルト・デル・リオ(王者)
 クロスアーム・ブリーカー
●RVD(挑戦者)
※アルベルト・デル・リオが王座防衛

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2013年10月07日 12:07に投稿されたエントリーのページです。

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