(C) Photo Courtesy of UFC
FOX SPORTSジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO リック・ドヴィ)では、 日本人最強ファイターとして名高い岡見勇信とのマッチアップを含む日本時間2013年9月5日(木)に開催されるテイシェイラ vs. ベイダーがメインカードのUFCファイトナイトを、FOX bs238で独占放送することを決定致しました。
FOX SPORTSジャパン株式会社が展開する「FOX SPORTS」では、金網に囲まれた八角形のオクタゴンと呼ばれるフィールドで、トップファイターが繰り広げるアルティメット総合格闘技UFCを年間10大会以上放送します。
また、ウィークリーマガジン『Ultimate Insider』、マンスリーベスト『Unleashed』とシーズンベスト『Ultimate』のUFC関連番組も放送中です。
9月5日(木)にブラジルのベロリゾンテで開催されるUFCイベントのメインカードでは、総合格闘技15連勝の偉業を達成し、今春行われたUFC JAPANにゲストファイターとして招かれたブラジル出身のグローバー・テイシェイラと、
The Ultimate Fighterシーズン8(TUF8) ライトヘビー級トーナメントで優勝を果たしたライアン・ベイダーが対戦します。
また、UFC世界ミドル級王座に挑戦した経験もある日本人最強ファイターの岡見勇信が、5月に衝撃的なUFCデビューを飾った元Strikeforce王者のホナウド・ソウザと対戦します。
その他、ジョセフ・ベナヴィデスとブラジル出身のジュシ―・フルミーガとの対戦など、今後の各階級のタイトル戦線を左右するであろうトップ10に名を連ねるUFCファイター同士のマッチアップに注目ください。
トップファイターがオクタゴンで繰り広げる究極の総合格闘技“UFC”を、FOX bs238でお楽しみください。
【UFC on FOX SPORTS】 放送スケジュール
※FOX bs238で独占放送
9月5日(木)午前9:00〜午後0:30 テイシェイラ vs. ベイダー
・ウィークリーマガジン 『Ultimate Insider』
毎週水曜日 午前0：30から放送
※放送予定は変更になる場合があります。ご了承ください
UFCオフィシャルホームページ
FOX SPORTS UFCページ
2013年9月4日、ブラジル・ベロオリゾンテで『UFC Fight Night 28』が開催された。メインでは、次代のライトヘビー級王者候補であるグローヴァー・テイシェイラとライアン・ベイダーの一戦だ。テイシェイラは、元々は名門ノヴァウニオン所属、修斗南米王者、現在19連勝だ。UFC契約後は、UFC殿堂者、現在はUFCの幹部であり、先日はアメリカで放送されている、骨を手掛かりに事件の謎を解決する科学捜査ドラマ『BONES』にも主演したチャック・リデルの元で練習している。対するライアン・ベイダーは学生時代のレスリングの実績を元にMMA入り、The Ultimate Fighter シーズン8 ライトヘビー級トーナメントで優勝、ランペイジ・ジャクソンやホジェリオ・ノゲイラを下している。アメリカの国民的な人気キャラである「スター・ウォーズ」のダース・ベイダーにあやかり、“ダース”のニックネームをもっている。
試合は、重量級同士の迫力満点のぶつかり合いとなった。まず前に出るのはベイダー、タックルを仕掛け、ギロチンチョークを仕掛けるがテイシェイラが脱出。スタンドに戻ると、再びベイダーが猛攻、テイシェイラを金網に追い詰め連打するが、テイシェイラがカウンターでワンツー、これがベイダーの顎に命中し、ベイダーはダウン。テイシェイラの追撃のパウンドでレフリーがストップし、テイシェイラが母国で凱旋勝利を飾った。
また、セミファイナルでは、元Strikeforce世界ミドル級王者であるホナウド・ジャカレイ・ソウザと日本の岡見勇信が対戦した。試合はジャカレイが圧勝、試合が開始されると、ジャカレイが襲いかかり岡見を金網に追い込んでクリンチアッパー連打、ストップもありうるほど追いつめられた岡見だが、なんとかしのぐ。しかし、再びスタンドでジャカレイが岡見を金網に追い詰め、岡見のキックに合わせたジャカレイのカウンターの右で、岡見は吹っ飛ぶようにダウン。そのままジャカレイの追撃のパウンド連打でレフリーがストップ、ジャカレイが完勝した。
■ UFC Fight Night 28
日時：9月4日
場所：ブラジル・ベロオリゾンテ
＜メインイベント ライトヘビー級／5分5R＞
○グローヴァー・テイシェイラ
1R 2分55秒 TKO
●ライアン・ベイダー
＜ミドル級／5分3R＞
○ホナウド・ジャカレイ・ソウザ
1R 2分47秒 TKO
●岡見勇信
＜ライト級／5分3R＞
○ピヨトル・ホールマン
2R 3分50秒 キムラ
●フランシスコ・トリナルド
＜フライ級／5分3R＞
○ジョセフ・ベナヴィデス
1R 3分07秒 TKO
●ジェシー・フォルミーガ
＜ミドル級／5分3R＞
○ハファエル・ナタウ
判定 3-0
●トール・トゥローエン
＜フライ級／5分3R＞
○アリ・バガウティノフ
3R 3分28秒 TKO
●マルコス・ヴィニシウス
プレミアムカード
＜フェザー級／5分3R＞
○ケヴィン・ソーザ
判定 3-0
●フェリペ・アランテス
＜バンタム級／5分3R＞
○ルーカス・マルティンス
1R 1分10秒 チョークスリーパー
●ジュニオール・ヘルナンデス
＜ウェルター級／5分3R＞
○エリアス・シルヴェリオ
判定 3-0
●ジョアォン・ゼフェリーノ
＜ウェルター級／5分3R＞
○イヴァン・ジョージ
判定 3-0
●キース・ウィズニェウスキ
＜ウェルター級／5分3R＞
○ショーン・スペンサー
判定 2-1
●ユーリ・ヴィルフォート
※FOX SPORTSについて
革新的な放送スタイルを取り入れ、よりエンターテインメント性の高い番組でスポーツの感動と興奮をお届けするスカパー！およびケーブルテレビ、ＩＰＴＶ各局でご覧いただける番組ブランドの総称です。「ＦOX bs238」では、13/14シーズンのブンデスリーガ、セリエＡなどの欧州サッカー中継をはじめ、世界最古のカップ戦・ＦＡカップを独占放送するほか、2014ＦＩＦAワールドカップ南米予選、欧州予選のイングランド・ホームゲームを放送いたします。さらに「FOX bs238」をはじめとするFOXグループチャンネル他にて、福岡ソフトバンクホークス、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズのプロ野球パ・リーグ３球団主催全試合を完全生中継しております。FOX bs238でのプロ野球中継試合前後には、FOX SPORTS制作によるオリジナル野球解説番組『プロ野球プレゲームショー』『プロ野球ポストゲームショー』を、最新技術を駆使した新設スタジオより生放送。その他、UFCやGROLYなどの格闘技イベントやスノーボードやマウンテンバイクといったエクストリームスポーツ番組など、多彩なスポーツコンテンツをお届けしてまいります。
UFC情報最新情報
(C) Photo Courtesy of UFC
ショータイム、再び： UFC 164 メインイベント結果
WEC王者のアンソニー“ショータイム”ペティスにとって、UFC参戦以来、そのタイトル挑戦までは長い道のりであった。最初はフランキー・エドガーの再戦による延期、自身のオクタゴンでの敗北、そしてフェザー級タイトル挑戦の延期を余儀なくさせた数々の負傷。しかしその長い道のりの果てにはペティスにとって裏庭とも言えるミルウォーキーで開催されたUFC 164でのメインイベントで実現した、ベンソン・ヘンダーソンとの因縁の再戦が待っていた。そして2010年にベンソンからWECライト級ベルトを奪い取ったあの名勝負から、ほとんど3年が経過した今夜の一戦でも?わずか1ラウンドにも満たない素早さで-ペティスは再びベンソンの腰から黄金に輝くベルトを奪い取った。
試合が開始されるや否やヘンダーソンはテイクダウンに飛び込むと、ペティスを金網に押し込んだ。観客の“レッツ・ゴー・ペティース”と言う声援はすぐにブーイングへと変化したが、ベンソンは密着すると体重かけペティス金網に押し付けながら、そのバネを奪うべく相手の足へと無数の蹴りを繰り出した。ペティスは巧みに両足を広げてテイクダウンを防ぎながら挿し返し、攻防がオクタゴンの中央へと移るとすぐさま得意の打撃を繰り出したものの、このラウンドの前半に関してはやりたいことを行うだけの空間を得る事はほとんど出来なかった。
3度のテイクダウンが跳ね返されたヘンダーソンは流れを変える為に幾分かのスタンドの攻防を行った。ペティスは強烈なミドルを3発立て続けに命中させると一度ハイキックを見せてからカートウィールキック（横回転のあびせ蹴り）を繰り出したが、これによってペティスはマットに背中を付けて倒れ込んでしまった。ところがペティスはこの状態から、まさにお手本通りの完璧なアームバーでブラジリアン柔術黒帯の王者を捉えると、その腰を反らせながら口頭でのタップを引き出した。1ラウンド4分31秒、観客は新たな王者の誕生を総立ちになって祝福した。
UFC、そしてWECでそれぞれ僅か1敗しか喫していないペティスの戦績はこれで17勝2敗。「俺はこのアリーナに来る為に育ったんだ、俺もかつてはあのアリーナの最上段の席に座っていた。」ペティスは語った。「ミルウォーキーがアンソニー・ペティスを生み出したんだ、今夜ここで起きた事より面白い物語なんて書けるもんじゃないぜ。」
「アンソニーはタフだった。今夜は彼が王者に相応しいと言う事を証明したね、でも俺も戻ってくるよ。」戦績が19勝3敗（このうち2敗はペティスに喫したもの）となったヘンダーソンはファンに約束した。
詳細版はマット界舞台裏9月12日号W1交流ミャンマーMMA道頓堀夏祭りNボックウィンクルGloryWNCに掲載されました。
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