今週号は非常に悲しいニュースである今井良晴リングアナウンサーの訃報を受け、追悼特集が巻頭となった。日本のプロレス界でも有名な名物リングアナウンサーであった今井氏と繋がりの深い『マット界舞台裏』の看板ライタータダシ☆タナカ、A-rex、寺内1/2兵衛の３名が追悼文を送った。改めてご冥福をお祈りいたします。
大会レポートは強力。あのジョージ高野が復活してニールキックまで披露したバトルエイド新木場大会は、とんでもないボリュームで全試合を再現してある。
新生・全日本プロレス『サマーアクションシリーズ』は、手薄の陣容ながら最終戦まで熱気を持続。こういうときこそファンは立ち上がれ！ 全日本プロレスを救え、なのである。川田利明や蝶野正洋がアクセントとなった全試合報告は貴重であろう。
大好評の『スーパー外国人列伝』、今週号では遂に、あの大巨人アンドレ・ザ・ジャイアントの登場だ。ひとり民族大移動、現代のガリバー旅行記と日本でも大ブームを巻き起こし、プロレスなど知らない一般人にも、その存在が知れ渡っているアンドレ。しかし、日本以上に活躍したのは、アメリカのマット界だった。
当時はプロレス界でもっとも稼ぐ男と言われ、またあまりの強さで、誰もフォール勝ち出来なかった。その為、ビンス・マクマホン（シニア）が、もしアンドレからフォール勝ちする選手がいれば、50万ドル（当時のレートで約１億２千万円）の賞金を出すとまで宣言したエピソードもあるほどだ。ジャイアント馬場よりもさらに１０センチ以上背が高く、アフロヘアーと、一度見たら忘れられない稀代の怪物レスラーだったアンドレ。
この大巨人の知られざるエピソードとは何か？ 更には若くして亡くなったが、それを予言していたビル・ロビンソンの逸話とは？ プロレス研究家必見の記事になっている。
オカダ・カズチカ、棚橋弘至、中邑真輔という優勝候補が揃って開幕戦で敗れるという波乱のスタートとなった今年の新日本プロレス夏の風物詩『Ｇ１クライマックス』だが、その結果を受けて、大好評の座談会が開催された。
裏事情はもとより、地獄耳の記者達の優勝予想まであって、見逃せない記事になっている。
マット界舞台裏8月8日号今井良晴追悼G1考BattleAid高野UFC会見川田利明アンドレ秘話
Battle Aid鶴巻伸洋xボンバー力抜岩の異種格闘技戦（写真）他、全試合グラフ集36ページ
10・19『UFC166』ヘビー級選手権ケイン・ヴェラスケスvs.ジュニオール・ドス・サントス戦
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大成功だった7・28全日本プロレスサマーアクションシリーズ最終戦
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