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メインのオヤジファイトは痛み分けのドロー!セミは延長の末長友が勝利〜6・2悪羅悪羅闘技場〜オラオラコロシアムvol.参〜追憶〜 あのころ君は若かった…

 6月2日、栃木・宇都宮Stellaにて、悪羅悪羅闘技場実行委員会主催のイベント「悪羅悪羅闘技場オラオラコロシアムvol.参〜追憶〜あの頃君は若かった…」(以下、オラオラ)が開催された。
 今回のメインは、40代に突入したおじさんたちが、若かりし頃を思い起こし奮起。かつての輝きを取り戻すべく、オラオラが戦う舞台を用意。パンフレットには、一番輝いていた頃の写真と現在の写真を並べて掲載し、過去と現在を比較できるような工夫を盛り込んだ。今回はオラオラ初となるオールアマチュア形式でのイベントとなった。
 全14試合のうち、7試合がKO決着(うち4試合は1RKO)というハイスピード決着が続出した。

■ 悪羅悪羅闘技場実行委員会
 「悪羅悪羅闘技場〜オラオラコロシアムvol.参〜追憶〜 あのころ君は若かった…」
日時:6月2日(日)開場15:00 開始15:30
栃木・宇都宮Stella

【全試合結果】
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<第14試合 悪羅悪羅オヤジファイト スーパーライト級 2分3R>
△オーナー(STELLA)
 ドロー
△館長(祥龍館)

 STELLA軍団のラスボス・オーナーが、満を持してのオラオラ初参戦。
 オーソドックスの館長に、サウスポーのオーナー。オーナーが左ストレートを打つ中、館長は右ロー。ガードを下げ、打ってこいと挑発しているかのような表情を浮かべる館長は、オーナーの左ストレートを被弾してしまう。2Rになると、ロープ際でガードして丸くなる館長に、オーナーはパンチのラッシュ!オーナーの左アッパーが館長のガードをすり抜けてヒットする場面も見られ、これには場内が沸き上がり、大盛り上がりとなっていく。

 3R残り30秒、互いに足を止め、両者がノーガードでMCの煽りを受けながら打ち合う”オラオラタイム”が発動!互いに足を止めてパンチの打ち合いがなされ、パンチがヒットするたびに、MCからの煽りが場内を巻き込み、場内から凄まじい声援が飛び交い、もはやどちらの声援かがわからないほどの盛り上がりが見せた。

 打ち合ったのまま、最終ラウンドのゴングが鳴り響いた。気になる判定の結果だが…三方にジャッジがおらず、オーディエンスジャッジ(勝ったと思う方に拍手を送る)がとられることとなった。
 しかし、互いに拍手がならず、延長戦に突入することとなった。互いにスタミナを消耗し切っている感が否めなかったが、ここでも残り30秒に、お互いに足を止めてオラオラタイムを発動。互いにノーガードで打ち合うフックが相打ちになりながらも打ち合いを続け、延長ラウンドのゴングが鳴り響いた。結果は痛み分けのドロー。これには場内の誰もが納得した様子でこの結果を聞き入れ、声援と共に拍手が送られた。

 イベント終了後、大会統括プロデューサーである細貝泰一氏は「見ての通り、(今回は)アマチュアです。これから格闘技を始めようとする人が試合に出られるように舞台を用意していきます。また、格闘技を全く知らない人でも、少しでも格闘技に興味を持ってもらえるように、来て頂いた方々に飽きさせることがないように、いろんなことを考えていきたいと思います。オラオラに来たら、何かあるんじゃないか?何かやらかすんじゃないか?という期待を持たせることができるようになればいいなと思います」と総括し、イベントを締めた。

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<第13試合 悪羅悪羅オヤジファイト ライト級 1分30秒3R 延長無制限>
箕輪 稔(小林道場)
 延長判定3-0(三者ともに10-9) 本戦判定1-0(30-30,30-30,30-29長友)
○長友 亮二(B-FAMILY NEO)

1R
長友が左インローを蹴っていく中、箕輪は大振りの右フック。後半は長友が左インローを蹴り続けてこのラウンドは終了。

2R
1Rで左インローを蹴り続けてきた長友は、ジャブをつきながら右ロー。長友の右ローに箕輪はなかなか手が出せずにいるが、後半は、右ローを打とうとする長友だが、箕輪はパンチを打っては組んでを繰り返し、長友に右ローを打たせない。

3R
箕輪が勢いよく飛び出して右ロー。そのまま組みつく箕輪に、長友は首をガッチリつかんでヒザ。判定はドロー!延長戦に突入するが、延長判定で長友が勝利した。

<第12試合 悪羅悪羅オヤジファイト 1分30秒3R 延長無制限>
○田崎 収(小林道場)
 判定3-0(29-27,30-28,30-28)
●中尾 秋光(FLAT UP)

1Rは膠着状態が続くも、2Rに田崎が右ストレートでダウンを奪う。3Rになると、互いにスタミナを消耗している姿が明らかで、手を出すのがやっとの状態だ。会場からの声援を後押しし、打ち合いにもちこまれるも、ゴングが鳴り響き、1Rにダウンを奪った田崎が判定で勝利した。

<第11試合 ウェルター級 1分30秒3R 延長無制限>
○ギャランドゥ”うるる”リョータ(WWFジム/TEAM YU-TO)
 1RTKO ※ギャランドゥは今大会のMVPを獲得
●芝山 達郎(B-FAMILY NEO)

<第10試合 スーパーライト級 1分30秒3R 延長無制限>
●タツヤ(STELLA)
 判定3-0(29-24,30-24,30-24)
○大地(悪羅スタ埼玉・リビング)

<第9試合 スーパーフェザー級 1分30秒3R 延長無制限>
○田口 尚文(ストライカー宇都宮)
 判定3-0(29-28,30-29,30-29)
●りゅうやぱふぱふ(祥汰学級)

<第8試合 ウェルター級 1分30秒3R 延長無制限>
●チビカズ(STELLA)
 1RTKO
○成基(TEAMトーシロー)

<第7試合 スーパーライト級 1分30秒3R 延長無制限>
●田口 裕也(ストライカー宇都宮)
 3RTKO
○小倉 拓人(小林道場)

<第6試合 スーパーウェルター級 1分30秒3R 延長無制限>
●YUYA(STELLA)
 1RTKO
○たかし(NSP)

<第5試合 ライトヘビー級 1分30秒3R 延長無制限>
●巌希(TEAM零)
 判定2-0(29-29,30-29,30-29)
○前ノ海(池田の部屋)

<第4試合 スーパーライト級 1分30秒3R 延長無制限>
○石川 哲也(WWFジム/TEAM YU-TO)
 判定3-0(30-27,30-25,30-26)
●龍星(Team S.R.K)

<第3試合 スーパーライト級 1分30秒3R 延長無制限>
○まさなり(STELLA)
 2RTKO
●林 賢吾(悪羅スタ群馬)

<第2試合 スーパーフェザー級 1分30秒3R 延長無制限>
●けんじ(STELLA)
 1RTKO
○五十嵐 悠人(Team P'sing)

<第1試合 クルーザー級 1分30秒3R 延長無制限>
○柿沼 悠太(ストライカー宇都宮)
 1RTKO
●上原 翔(Team P'sing)

写真を追加した完全版は、マット界舞台裏6月13日号全日亀裂武藤運命考葛西大仁田RISING大日本IWAジャパン長瀬に掲載されました。


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2013年06月06日 00:38に投稿されたエントリーのページです。

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