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WOWOW生中継!UFC−究極格闘技−UFC158.5 王者ベンヘンがメレンデスに辛勝で王座防衛!

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(C) Photo Courtesy of UFC

 オクタゴンと呼ばれる金網に囲まれた八角形のフィールドで行なわれる、世界最高峰の総合格闘技大会 UFC。全米を中心に世界各国で開催され、世界中の格闘家たちが“最強”を目指しリアルファイトを繰り広げる!
 FOX大会、今回のメインカードは、ライト級王者ベンソン・ヘンダーソンの3度目の防衛戦。ストライクフォースのライト級王者にして元WEC同級王者のギルバート・メレンデスを迎え撃つ。フランク・エドガー、ネート・ディアスと並み居る強豪を打ち倒してきたベンヘンと、総合格闘技21勝2敗の成績を誇り、“非UFC系最強”と謳われるメレンデスの一戦は、文字通りライト級の世界最強を決める“頂上決戦”だ!


 この大会は4月21日(日) 午後09:00より、WOWOW UFC-究極格闘技-で生放送されました。

UFCオフィシャルホームページ
WOWOW UFC-究極格闘技-

■ UFC on FOX 7
日時:4月20日
場所:アメリカ カリフォルニア州サンノゼ 

<メインイベント ライト級タイトルマッチ>
○ベンソン・ヘンダーソン(王者)
 判定 2-1
●ギルバート・メレンデス(挑戦者)
ライト級王者ベンソン・ヘンダーソンに挑戦するのは、ストライクフォース・ライト級王者であるギルバート・メレンデス。実質、王座統一戦であり、ストライクフォース最終試合と言っても過言ではない究極の対決がメインで組まれた。
声援は当然、シーザー・グレイシー一門であるメレンデスに集まっている中、試合がスタート。ヘンダーソンのキックを捕えてテイクダウンに成功したメレンデスに会場からも爆発的な声援がおくられるが、決定だにはならず、試合が進むにつれ、無尽蔵のスタミナを誇るヘンダーソンが、やや優位に立つも、メレンデスも一歩も引かない好勝負となった。5R終了時、両者が勝利を確信して手を上げる。本当にどちらが勝ってもおかしくない内容、ジャッジ泣かせの試合であり、ジャッジの意見も分かれ、2-1でヘンダーソンが王座防衛を果たした。

<セミファイナル ヘビー級>
○ダニエル・コーミエー
 判定 3-0
●フランク・ミア
ジョシュ・バーネットに完勝し、ストライクフォース・ヘビー級王者であるダニエル・コーミエーが満を持してUFCデビュー。対戦相手は、元ヘビー級王者にして、門番的な存在でもある実力者、フランク・ミアだ。
試合はキックを多用してけん制する戦法のミアだが、コーミエーがプレッシャーをかけ、金網までミアを追いやり組みついて押し込むという戦法に終始。似た展開が延々と続き、会場からはブーイング。時折、ミアのキックが当たったり、逆にコーミエーがパンチラッシュで追い詰める場面も見られたが、気が付くとコーミエーがミアを金網に押し込む体勢に戻っておりそのまま試合終了。判定は当然、コーミエーであるが、会場からは不満の声が上がっていた。

<ライト級>
○ジョシュ・トムソン
 2R 3分44秒 TKO
●ネイト・ディアス
これよりメイン3試合は、UFCと、同じくズッファ社が運営母体であったMMA団体、去年消滅したストライクフォースの対抗戦という趣になった。会場もストライクフォース本拠地であったサンノゼであり、ストライクフォースの最終回という感じだ。UFCライト級の強豪ネイト・ディアスと、元ストライクフォース・ライト級王者ジョシュ・トムソンの一戦。しかしディアスは、ストライクフォースと結び付きが強かったシーザー・グレイシー一門であり、サンノゼの観客から見ても外敵どころか地元のスター選手である為、大きな声援が飛んでおり、対抗戦という雰囲気はメインとセミに比べると乏しい。
試合は両者に物凄い歓声が飛び、両者ハッスル。しかし勝利を掴んだのはトムソンだった。1Rに綺麗なハイキックを決めて会場を沸かせ、2Rにはラッシュでディアスを倒してパウンド連打。亀状態になって頭を抱えてうずくまるディアスに追撃のパウンドを叩きこみレフリーがストップ、トムソンがTKO勝利となった。

<ウェルター級>
○マット・ブラウン
 2R 1分00秒 TKO
●ジョーダン・メイン 
当初は、ダン・ハーディがマット・ブラウンと対戦予定だったが、ハーディ欠場でジョーダン・メインに対戦相手が変更になった。連勝中のブラウンは、人気者ハーディに勝利してタイトル獲りにインパクトを残したかったところなので、そのうっ憤を晴らす様に猛攻。2Rにメインを金網に追い込み首相撲から膝蹴り、ギロチン狙いで倒すと亀の体勢になったメインをパウンド、肘打ちで滅多打ちにしてブラウンがTKO勝利となった。

プレリミナリーカード
<フェザー級>
○チャド・メンデス
 1R 1分08秒 TKO
●ダレン・エルキンス

<ミドル級>
○フランシス・カーモン
 判定 3-0
●ロレンツ・ラーキン

<ライト級>
○マイルス・ジュリー
 2R 1分02秒
●ラムジー・ニジェム

<フライ級>
○ジョセフ・ベネビデス
 2R 4分50秒 TKO
●ダレン・ウエノヤマ 

<ライト級>
○ホルヘ・マスヴィダル
 判定 3-0
●ティム・ミーンズ

<バンタム級>
○TJ・ディラショー
 1R 4分22 TKO
●ヒューゴ・ヴィアナ

<ライト級>
○アンソニー・ンジョクアーニ
 2R 2分52秒 TKO
●ロジャー・ボーリング

<ミドル級>
○ヨエル・ロメロ
 1R 1分32秒 TKO
●クリフォード・スタークス

UFC on FOX 7 試合後会見

UFC on FOXの試合後記者会見にはUFCプレジデントのデイナ・ホワイトとともに8人のファイター達が出席した。出席したファイターはベンソン・ヘンダーソン、ギルバート・メレンデス、ダニエル・コーミエ、ジョシュ・トムソン、マット・ブラウン、TJ ディラシャウ、チャド・メンデス、それにジョセフ・ベナヴィデス。

メインカードのオープニングで激闘を繰り広げたブラウンとその対戦相手のジョーダン・メインがファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得。一進一退の1ラウンドの後、ブラウンは何発ものヒザとパンチを叩き込み、その若き対戦相手が崩れ落ちるとレフリーが両者の間に割って入り試合のストップを宣告した。

最多ノックアウト記録を狙っているかのごとく、8つものKOが続出した今大会では二つのノックアウト・オブ・ザ・ナイトがトムソンとヨエル・ロメロに支給された。第1試合に登場したStrikeforceからの移籍組みロメロはクリフォード・スタークスを1ラウンド、僅か1分足らずに飛びヒザ蹴りで沈め、そのUFCデビューを成功させた。また8年ぶりにUFCに復帰した元Strikeforce?王者のジョシュ・トムソンは2ラウンドにハイキックを叩き込み、ネイト・ディアスにプロ初めてとなるKO負けを経験させた。

また、今回のUFC on FOX大会ではサブミッションによる決着は見られなかったため、サブミッション・オブ・ザ・ナイトは支給されなかった。

ボーナスを獲得したファイターにはそれぞれ5万ドルが支給された。

また、会見の終わりにデイナ・ホワイトはUFC160で行われるグレイ・メイナードとTJ グラントの一戦の勝者がヘンダーソンの持つライト級タイトルへの次期挑戦者となるだろうと語った。

UFCオフィシャルホームページ


詳細版はマット界舞台裏5月2日号CAC初代虎基金新日全日節穴JWP中島ルチャ2Glory7新日キックに掲載されました。

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2013年04月21日 06:34に投稿されたエントリーのページです。

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