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天承山がヘビー級王座獲得!TRIBELATEの激闘王・バイソンがKO防衛〜3・20新宿Face

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 今年最初となる興行のTRIBELATEは、全16試合のうち、10試合がタイトル戦が行われた。前売り分のチケットが完売し、リングアナからは「満員御礼」の宣言がなされた。

 TRIBELATEではすっかりお馴染みとなったジュニアマッチ。全てがタイトル戦となり25kg級、28kg級、30kg級、48kg級の4階級で王座決定戦が行われた。
 25kg級に、急激な成長を遂げている坂間叶夢(韓道場)が出場。坂間は昨年末に行われたWMF-J25kg級トーナメント優勝を皮切りに、今年3月3日にWINDY25kg級、17日にはMAジュニア25kg級王座を獲得し、現在三冠王。そんな坂間は王座決定戦に延長判定ながらも2-1で競り勝ち、4つ目のタイトルを獲得した。うち、3つは3月中に獲得しているから驚きだ。

 また、坂間と同門である井出勇希が28kg級王座決定戦に出場し、判定で勝利。また、ジュニア30kg級のトップ戦線をひた走る大田一航(新興ムエタイジム)がTRIBELATE30kg級王座決定戦に出場し、王座を獲得。3日に獲得したWINDY王座に続き、今月2本目のベルトを獲得した。48kg級では、大阪から参戦を果たした清水隆誠が王座を獲得。TRIBELATEのジュニア新王者が4人誕生した。

■ 株式会社TRIBELATE 「TRIBELATE vol.39」
日時:3月20日(祝・水) 開場17:30 開始18:00
会場:東京・新宿FACE

【全試合結果】
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1R
 互いにジャブを突きながら様子見状態が続く。天承山が右ミドルを打つのに対し、野尻は左ストレート。野尻が天承山をコーナーに詰めるも、大振りなのか決定打にはつながらない。中盤以降、天承山の右ミドルと前蹴りが目立ち、野尻はパンチのみの攻勢を取り続けていく。

2R
 天承山が前蹴りを打ち、野尻の腹に突き刺していく光景が目立つ。野尻は天承山の前蹴りに左右フックを合わせるが、ことごとく空を切っていく。距離を取りながら、天承山が前蹴りと右ミドルを打ち続けていくうちに、野尻の腹が赤く晴れ上がっていく。

3R
 序盤から組み付く光景が目立ち、両者にイエローカードが出される。その後、野尻が天承山を投げ飛ばす行為を行い、野尻にレッドカードが出されてしまう。天承山の前蹴りに右フックを合わせる野尻だが、空を切り続けていく。天承山はほとんど前蹴りと右ミドルのみ出し、野尻は相変わらずフックを振り続けていく。前蹴りと右ミドルで有効打を稼いだ天承山が判定で勝利し、王座を獲得した。
 試合が終了し、記念撮影に入ろうとしたその時、列拳会代表の池田強宏氏が突如リングインし、主催者である金野俊憲代表に「今の俺なら天承山選手とやって勝つ自身があります。タイトルに挑戦させて下さい!」と直談判!これを受け、金野代表は池田氏のタイトル挑戦を承諾。次回大会の6/29にヘビー級タイトルマッチが行われることが決定した。池田は元J-NETランカーで、過去に澤屋敷純一と対戦経験がある。池田は「天承山選手とは対戦経験がないけど、やってみたいという気持ちはあった。やるからには勝つし、自信はある。勝ってベルトを巻かせてもらいます」と意気込みを語っていた。
<第16試合 メインイベント TRIBELATEキックルール ヘビー級王座決定戦 3分3R(延長1R)>
○天承山(HIGHVOLTAGE)
 判定3-0 30-28、30-29、30-28
●野尻 和樹(RANGER品川)


<第15試合 セミファイナル TRIBELATE MMAルール フライ級 5分2R>
○飯尾 馨一(ストライプル/同級王者)
 KO 1R1:29
●三宅 正吾(新中華料理正虎)

<第14試合 TRIBELATEキックルール ライトヘビー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)>
○バイソン守(ネクサスジム/同級王者)
 TKO 2R2:48
●バンビ(平井ジム/挑戦者)

<第13試合 TRIBELATEキックルール ミドル級暫定王座決定戦 3分3R(延長1R)>
○日野 寛(アウルスポーツジム/チームピットブル)
 TKO 1R43秒
●Yoshinobu(フリー)
 
<第12試合 TRIBELATEキックルール フェザー級 3分3R>
○田中 章一郎(フリー/同級王者)
 TKO 1R3:00
●龍神(B-FAMILY NEO)

<第11試合 TRIBELATEキックルール スーパーフェザー級王座決定戦 3分3R(延長1R)>
○空芯菜(TSX)
 判定3-0 29-27、29-28、30-28
●泉 耕太(チームドラゴン)

<第10試合 TRIBELATEキックルール スーパーフライ級王座決定戦 3分3R(延長1R)>
●ATSUMU(TSKjapan)
 判定3-0 30-27、30-27、30-28
○加藤 洋介(チームドラゴン)

<第9試合 TRIBELATEキックルール クルーザー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)>
●Satoru(LAGYM/同級王者)
 KO 1R1:33
○学武(チームドラゴン)

<第8試合 TRIBELATE MMAルール 60kg契約 5分2R>
○谷岡 信幸(ストライプル世田谷)
 TKO 1R3:32
●倒れるな634(B-FAMILYNEO)

<第7試合 TRIBELATEキックルール 63kg契約 3分2R(延長1R90秒)>
○RYO(TSKjapan)
 判定3-0 三者共に20-18
●武田将考(B-FAMILYNEO)

<第6試合 TRIBELATEキックルール ウェルター級 3分3R>
○酒井 秀信(PROJECT NY)
 TKO 2R1:44
●ENTRANCE正蔵(クリニカル・トライアル)

<第5試合 TRIBELATEキックルール 63kg契約 3分2R>
○サ・トゥー・クン(B-FAMILY NEO)
 判定3-0 20-18、20-19、20-19
●松村 直人(フリー)

<第4試合 TRIBELATEキックルール ジュニア48kg級王座決定戦 2分3R(延長1R60秒)>
●近藤 颯(B-FAMILYNEO)
 判定3-0 30-29、30-28、30-29
○清水 隆誠(列拳会)

<第3試合 TRIBELATEキックルール ジュニア30kg級王座決定戦 2分3R(延長1R60秒)>
●新名 希平(B-FAMILY NEO)
 判定3-0 30-28、30-28、30-29
○大田 一航(新興ムエタイジム)

<第2試合 TRIBELATEキックルール ジュニア28kg級王座決定戦 2分3R(延長1R60秒)>
○井出 勇希(韓道場)
 判定2-1 30-27井出、30-29原田、30-28井出
●原田 雪舟(列拳会)

<第1試合 TRIBELATEキックルール ジュニア25kg級王座決定戦 2分3R(延長1R60秒)>
○坂間 叶夢(韓道場)
 延長判定2-1(本戦判定は1-1)
●山内 斗也(B-FAMILY NEO)


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2013年03月23日 03:32に投稿されたエントリーのページです。

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