27日、リアルタイガーマスク運動、『初代タイガーマスク基金チャリティーパーティー』、ならびに開始前には活動報告の記者会見が行われた。
冒頭、松永修岳『初代タイガーマスク基金』代表は、巌流島からバリ島まで多くの施設を訪れた経験を踏まえて、「子供に教えられたこｔが沢山ある。内面がしっかりしている。悲観して落ち込んでいる子供はほとんどいなかった」と、自身の体験を総括。
特に10月14日のインドネシア・バリ島養護施設訪問が印象深かったようで、タオルや卓球台を寄贈してきたものの、むしろ「子供たちに遊んでもらった。見えなくなるまで見送ってくれた」と、体験談を披露していた。
また、今年6月から毎月行われている会議に参加、メンバーになった河村正剛さんが紹介された。河村さんは群馬県の前橋で、15年前からランドセル支援を継続してきた今回の発端になった運動の元祖の方になる。
松永代表は、「初代タイガーマスク基金を国民の運動にする。年末がサンタクロースなら、年が明けたらタイガーマスクと言われるようにしたい」と力強い。
本日は佐山聡総監の55歳の誕生日だったのだ！特大ケーキに満面の笑み
初代タイガーマスクも、「3度目のパーティを通して自分に役目があるなら、すべての人の思いを全国に伝えたい」と述べた。
先日イイ夫婦の日があったが、新間夫妻が結婚50周年を迎えられた。実は巌流島の時に体調を崩されスピーチもままならず手術を受け大変だったのだが、現在は大丈夫だと言う。この日、無事に結婚50周年を迎えられたことをことのほか喜んでおられた。
新間寿『初代タイガーマスク基金』顧問会会長は、「パラオ共和国から来てもらいたい。タイガーランドを作りたい」と打診されていることを披露。
ただし、佐山総監の飛行機嫌いは有名で、下関にも5時間かけて新幹線で行ったことがネックかも。
パーティ会場での挨拶では、新間寿氏が「子供たちのためだけではない。年寄に未来を与えるもの。青春を与える。それがリアルタイガーマスク運動」とスピーチされ、盛大な拍手を受けておられた。
チャリティー・オークションにはウルティモ・ドラゴン提供のソンブレロはもとより、野球選手のサイン入りバットや高価な絵画までが次々に競り落とされたが、なんといっても日本刀の10万円にはびっくりだ。
パーティのハイライトはやはり森本英世オンステージ！「行け！ 行け！タイガー」と謳えば盛り上がるのは自然だ。ほかにも敏いとうとハッピー&ブルー時代のミリオンセラー「よせばいいのに」、新曲の「雪化粧」、自作曲の「こんな俺でも」等を熱唱して華を添えた。
アニメ『タイガーマスク』主題曲歌手の森本英世さんも継続参戦。自身も養護施設を回ってきたエピソードを披露したが、伊達直人運動が始まって、そのニュースで「森本さんの歌が流れている」と何度も聞かされ「行け！ 行け！」の歌詞は日本語がわからない方でもわかってもらえるという。「僕自身、パワーいただく。なにか力になれば」と協力を惜しまない。
パーティの全容は、マット界舞台裏12月6日号新日Wリーグ暗礁?IGF藤田小川BJW最侠55歳佐山基金天龍宍倉に掲載されました。