今大会メインは東洋スーパーフェザー級王者・蘇我英樹（市原ジム）がラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級10位のギャットペット・スワンアーハーンピークマイ（タイ）と対戦、ギャットペットのリーチを活かした攻撃に攻めあぐねペースを掴めぬまま０-２の判定負けを喫した。
ダブルセミファイナルでは５月大会で新日本バンタム級チャンピオン・江幡塁（えばた・るい/伊原道場）と引分でタイトル奪取にならなかった新日本同級1位・志朗（治政館）がジョムラーチャン・トー.ラグー（タイ）を２Ｒパンチのコンビネーションで豪快にＫＯして国内復帰戦(※志朗は7月1日タイ・ラジャダムナンスタジアムでラブ・ボー・コーソンから判定勝ちをおさめている。)を飾り今大会のMVPを受賞した。
もうひとつのセミファイナルでは前・新日本ミドル級王者の宮本武勇志（みやもと・むさし/治政館）とRISE、Krushを主戦場とし先月7月8日中国の格闘技イベント『英雄伝説』で中国70kg級トップ選手シュー・イエンと戦ってきたハードパンチャーの晴矢（G-STORY）の一戦、試合は首相撲に対応できない晴矢から宮本が１Ｒからダウンを２度奪いの２Ｒも宮本のペースで進んだが晴矢がパンチ一発で宮本からダウンを奪い逆転ＫＯ勝で一発を持つ選手の恐さを見せた。
次期新日本ウェルター級タイトル挑戦者の１位・大塚隼人は5月26日NJKFセンチャイ興行「Muay Thai Open20」でTOMOYUKI（誠剛館）に判定でやぶれたスウィレックにペースを握られ２Ｒにはダウンを奪われ３-０の完敗。
元新日本フライ級王者で現1位の越川大樹がB-FAMILY NEOジムのメイン選手、UKFインターナショナルフライ級＆UKF日本フライ級、元TRIBELATEキックフェザー級チャンピオンのユースケ・エクシンディコンジム（大田原友亮）と対戦。１Ｒ開始早々越川がパンチの打ち合いでスリップ気味だがダウンを奪う、ユウスケも追い上げるがダウンポイントを覆すまでは至らず越川が振り切り２-０の判定勝をおさめた。
日泰国際戦にＭＡキック、NJKFランカーとの他団体交流戦、新日本キック団体内ランキング戦、ワンマッチが行われた。
■ 新日本キックボクシング協会「BRAVE HEART 20」
日時：2012年8月26日(日) 開場16:30 試合開始16:45
会場：東京・ディファ有明
＜メインイベント（第13試合）日タイ国際戦 59kg契約 3分5R＞
●蘇我英樹（市原ジム/東洋スーパーフェザー級王者）
判定０-２(48-50、48-49、49-49)
○ギャットペット・スワンアハーンピークマイ（タイ/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級10位）
＜セミファイナル（第12試合）日タイ国際戦 54kg契約 3分5R＞
○志朗（治政館/新日本バンタム級1位）
２ＲＫＯ1:12
●ジョムラーチャン・トー・ラグー（タイ）
＜セミファイナル（第11試合） 72kg契約 3分3R＞
●宮本武勇志（治政館/元・新日本ミドル級王者）
２ＲＫＯ1:37
○晴矢（G-STORY/RISEミドル級７位）
＜第10試合 日本ｖｓ泰国際戦 67kg契約 3分3R＞
●大塚隼人（ビクトリージム/新日本ウェルター級1位）
判定０-３(27-30、27-30、27-30)
○スウィレック・ラジャサクレック (タイ)
＜第9試合 54kg契約 3分3R＞
○越川大樹（市原ジム/元新日本フライ級王者・現同級1位）
判定２-０(29-28、30-28、28-28)
●ユースケ・エクシンディコンジム（＝大田原友亮/B-FAMILY NEO/UKFインターナショナル＆日本フライ級王者、元TRIBELATEキックフェザー級王者）
ジュニアキックエキジビション１分１Ｒ２試合
＜第8試合 日タイ国際戦 60.5kg契約 3分3R＞
●翔栄（治政館/K-1甲子園2010王者）
判定０-２(29-30、28-29、30-30)
○ガイファー・ラジャサクレック（タイ）
＜第7試合 54.5kg契約 3分3R＞
△古岡大八（藤本ジム/新日本バンタム級2位）
引分(29-30、29-29、30-30)
△土橋義之（マイウェイジム）
＜第6試合 ウェルター級 3分3R＞
○ロッキー壮大（治政館/新日本ウェルター級4位）
判定２-０(29-28、29-28、28-28)※ロッキーが１Ｒダウンを奪う
●後藤綾亮（藤本ジム/新日本ウェルター級6位）
＜第5試合 60kg契約 3分3R＞
●TATSURO（ビクトリージム/新日本フェザー級5位）
判定０-３(29-30、29-30、29-30)
○鶴屋 剛（OGUNI GYM/NJKFスーパーフェザー級5位）
＜第4試合 59kg契約 3分3R＞
○石原將伍（ビクトリージム/新日本フェザー級9位）
１ＲＫＯ 2:03※２度目のダウン
●大平洋亘（野本塾）
＜第3試合 フライ級 3分2R＞
△麗也（治政館）
引分１-０(20-19、20-20、20-20)
△茂木宏幸（藤本ジム）
＜第2試合 ウェルター級 3分2R＞
●斉木雄（誠真ジム）
判定０-２(18-20、19-20、19-19)
○スカイツリー岸菜（八景ジム）
＜第1試合 フェザー級 3分2R＞
●布施木将人（藤本ジム）
判定０-３(18-20、19-20、19-20)
○大河原誠也 （ビクトリージム）
大会の全容と詳細はマット界舞台裏9月6日号別冊花火S-CupRENA木谷介入週プロ船木+藤波40新日本キックに掲載されました。お楽しみください。
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