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7・22新日本キック『MAGNUM 29』 石井宏樹、江幡睦、松本哉朗、喜多村誠らが勝利

 日本で唯一正式に財団法人日本プロスポーツ協会所属団体となっている新日本キックボクシング協会。今大会は4つのメインイベントが組まれ、トリは3月大会でムエタイ2大メジャースタジアム(ラジャダムナン、ルンピニー)のラジャダムナン・スタジアムスーパーライト級王座を外国人ではじめて防衛を果たした石井宏樹がタイ選手・スアデット・ソー・ラティデットと対戦。
 ノーランカーながら油断のできない相手だったが、着実にボディブローや蹴りをヒットさせ判定で圧勝。試合後は9月15(土)TITANS NEOS・後楽園ホール大会で保持するラジャダムナンタイトルの防衛戦を行う予定と、タイ現地での防衛する目標を述べた。

 またもうひとつのメインには唯一の敗戦が日本人軽量級トップ選手・藤原あらしとの一戦である新日本フライ級チャンピオン江幡睦のリベンジ戦。1Rから軽量級トップ選手の闘いらしくスピードある攻防か繰り広げられる中、江幡の肘で藤原ダウン。立ち上がるもダメージは深く、江幡が続けざまに肘で2度のダウンを奪いKOでリベンジを果たした。

 更に新日本ヘビー級チャンピオン松本哉朗が総合、グラップリング、プロレスでも活躍する鶴巻伸洋との対戦は、鶴巻が大振りのフックを振るうもキックボクシングの実力では差がありすぎた。松本が1R3ダウンを奪い勝利。試合後9月17日パシフィコ横浜でIT’S SHOWTIME 85kg級世界チャンピオンとの試合が決定したことを述べた。(※松本はIT’S SHOWTIME JAPAN 85kg級チャンピオン)

 もうひとつのメインに新日本ミドル級チャンピオンの喜多村誠が老獪なタイ人を相手にKOこそ逃すもダウンを奪い判定で圧勝。
 他に新日本キックランキング戦、他団体MAキックランカーの葵拳士郎とNJKFのJUNDA雷音も参戦する交流戦も2試合実現した。また第1試合に登場したK-1甲子園全国4位、元西日本ライト級王者の松岡力も藤本ジムに移籍して東京デビュー戦をダウンを奪い判定で勝利した。

■ 新日本キックボクシング協会 『MAGNUM 29』
日時:7月22日(日) 開場:16:45 開始:17:00
会場:後楽園ホール

<メインイベント 第13試合 日泰国際戦64kg契約 3分5R>
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○石井宏樹(藤本/ラジャダムナンスタジアムスーパーライト級王者、元新日本ライト級王者・77戦55勝(26KO)12敗10分)
 判定3-0(50-48、50-47、50-47)
●スアデット・ソー.ラティデット(泰国・88戦72勝(10KO)15敗1分)

<メインイベント 第12試合 52kg契約 3分5R>
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●藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット/第2代WBCムエタイ日本統一バンタム級王者、全日本キックボクシング連盟バンタム級王者、J-NETWORK「MACH55 1st」トーナメント 優勝、WPMF世界スーパーバンタム級王者・54戦35勝(23KO)11敗9分)
 1RKO 2:36 ※肘による3ダウン
○江幡睦(伊原道場/新日本フライ級王者・17戦15勝(10KO)1敗1分)

<メインイベント 第11試合 85kg契約 3分3R>
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○松本哉朗(藤本/新日本ヘビー級王者、元新日本ミドル級王者・52戦36勝(29KO)9敗6分)
 1RKO 2:15※3ダウン 最後のダウンは膝蹴り
●鶴巻伸洋(ティアゲネス/1996年S.A.W.全日本体重別選手権重量級、無差別級優勝。1997年重量級準優勝 MMA22戦2勝19敗1分 キック5戦1勝4敗)

<メインイベント 第10試合 日泰国際戦73kg契約 3分3R>
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○喜多村誠(伊原道場/新日本ミドル級王者・22戦13勝(6KO)3敗4分1無効試合)
 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
●ラーチャシー・ソー.ウボンラット(泰国・79戦59勝(5KO)18敗2分)

<セミファイナル 第9試合 73kg契約 3分3R>
○斗吾(伊原道場/新日本ミドル級2位・18戦11勝6KO6敗1分1無効試合)
 1RTKO 2:36※肘によるカット
●博通(治政館/新日本ミドル級6位・7戦4勝(1KO)2敗1分)

<第8試合 フェザー級 3分3R>
△瀬戸口勝也(横須賀太賀/新日本フェザー級1位・19戦16勝(7KO)3敗)
 引分1-0(29-28、29-29、29-29)
△拳士浪(治政館/新日本フェザー級3位・25戦13勝(5KO)8敗4分)

<第7試合 ライト級 3分3R>
△ジョニー・オリベイラ(トーエル/新日本ライト級1位・34戦8勝15敗11分)
 引分0-0(30-30、29-29、30-30)
△福岡直也(治政館/新日本ライト級9位・27戦11勝(5KO)8敗8分)

<第6試合 フェザー級 3分3R>
△千久(伊原道場・10戦7勝(1KO)1敗2分)
 引分0-0(28-28、28-28、29-29)※3Rに双方ダウン
△葵拳士郎(マイウェイ/MAフェザー級9位・10戦6勝(1KO)3敗1分)

<第5試合 ウェルター級 3分3R>
○大槻翔太(伊原道場/新日本フェザー級6位・8戦6勝(4KO)2敗)
 判定2-0(30-29、30-29、29-29)
●JUNDA雷音(ESG・14戦3勝(1KO)7敗4分)

<第4試合 ライト級 3分3R>
○春樹(横須賀太賀・7戦3勝3敗1分)
 判定3-0(30-28、30-28、30-29)
●堀口跳二(伊原稲城・5戦2勝2敗1分)

<第3試合 バンタム級 3分2R>
○重森陽太(伊原稲城・3戦2勝1敗)
 2RKO 2:20
●嶋田ケンジ(誠真・デビュー戦)

<第2試合 ライト級 3分2R>
○KAZUMA(揚心・3戦2敗1分)
 判定3-0(20-19、20-19、20-18)
●梅澤拓矢(トーエル・2戦2敗)

<第1試合 ウェルター級 3分2R>
●大木翔平(八景・1戦1勝)
 判定0-3(17-20、17-20、17-20)
○松岡力(藤本/元西日本ライト級王者9戦7勝2敗・東京デビュー戦)

詳細版はマット界舞台裏8月2日号新日1億中邑不穏宮戸解任RAW1000大晦日Krush新日本KickM1に掲載されました。

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2012年07月22日 23:27に投稿されたエントリーのページです。

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