6・3『THE SUPER KICK M-149』ゲンチャイ日本デビューKO勝利ファーロン・カマが圧勝 (ファイト!ミルホンネットお知らせ)

　5月27日(日)大森ゴールドジムサウス東京アネックスで開催されたアジア太平洋キックボクシング連盟(APKF)主催の興行が、6月3日（日）に同会場で1週間後という短いスパンで開催された。

　メインは今大会が日本デビュー戦となるゲンチャイ・パヤックルンとAPKFライト級チャンピオンでNKB時代はライト級の常に上位ランカーだった稲葉竜太の一戦となった。
　試合は1Rサウスポーのゲンチャイの左ハイキックで稲葉がダウン、2Rには倒しに来るゲンチャイを稲葉が迎え撃ち盛り返すが3Rに稲葉の動きを見切ったゲンチャイが左ストレートで稲葉からダウンを奪う、立ち上ったがダメージは明らかな稲葉に対し、ゲンチャイは畳み掛けると稲葉陣営からタオルが投入されゲンチャイが日本デビュー戦をKOで飾った。

　セミファイナルではファーロン・カマがキャリア豊富な田中に圧勝。プロキックのランキング選手・黒春樹がAPKF2度目の参戦、今回は敗戦。
　先月5月20日の「蹴拳Ⅵ」で金澤元気をKOしてWPMF日本ランキングアップを予想される稲石竜弥(TeamOJ)とWPMF日本ウェルター級チャンピオンのT-98（たくや）に惜敗したが高い実力は証明したAPKFウェルター級チャンピオンの栄基(MTOONG)、両選手のエキシビションマッチも行われ、試合数も少なく興行時間もKOが多くて短かったが、メインはキックボクシングらしいスリリングな展開であった。
　WPMF日本ランキングにも絡んでいるAPKF認定主催興行は年内は8月5日（日）と、11月4日（日）ゴールドジム大森サウスアネックス開催が発表されている。

■　THE SUPER KICK M-149
日時：6月3日(日)　開場 15:30　開始 16:00
主催認定：APKF
会場：ゴールドジムサウスアネックス７Ｆ

＜メインイベント第４試合日泰国際戦３分５Ｒ＞
●稲葉竜太(TeamOJ/APKFライト級チャンピオン・元NKBライト級1位・茨城県出身26歳・22戦11勝8KO7敗4分)
　ＴＫＯ３Ｒ※タオル投入
○ゲンチャイ・パヤックルン(タイ・23歳・日本デビュー戦)

＜第３試合日泰国際戦ミドル級３分３Ｒ＞
●田中大地(フリー・北海道出身25歳・10戦5勝2KO5敗)
　判定０-３(28-30,28-30,27-30)
○ファーロン・カマ(タイ36歳・日本戦積10戦6勝3敗1分)

＜エキシビション＞
稲石竜弥(TeamOJ/APKFスーパーフェザー級2位・WPMF日本スーパーフェザー級3位・元NKBフェザー級6位・茨城県出身23歳・8戦8勝3KO)
vs．
トースナー・ノンタチャイ(タイ・45歳)

＜エキシビション＞
栄基(MTOONG/APKFウェルター級チャンピオン・神奈川県24歳・13戦10勝7KO3敗)
vs．
熊井亮介(Y'zD/APKFジュニア50kg級UKF48kg級チャンピオン・東京都出身・13歳・18戦9勝5KO8敗1分）

＜第２試合ライト級３分３Ｒ＞
○SATOSHI(MTOONG GYM・神奈川県出身30歳・1戦1分)
　ＫＯ１Ｒ2:08※ボディへの膝
●ヒロシ(大田原・東京都出身地24歳・デビュー戦)

＜第１試合フェザー級３分３Ｒ＞
●黒春樹(千葉/日本プロキックスーパーバンタム級3位・宮崎県出身23歳・7戦5勝2KO1敗1分)
　ＴＫＯ２Ｒ※３ダウン
○ゼロ(キバマーシャルアーツ/東京都出身27歳・9戦2勝1KO6敗1分)

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