野獣ボブ・サップ連敗記録更新中！5・12ポーランドMMA大会KSW 怪力世界一男Mプジアノフスキー秒殺勝利復活 (ファイト!ミルホンネットお知らせ)

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　欧州最大、世界でも有数のMMAメジャー大会として急成長したポーランドMMA大会『KSW（Konfrontacja Sztuk Walki）』、その19回大会では、人気面でのエースである怪力世界一男、マリウス・プジアノフスキーが、あの彷徨える野獣、ボブ・サップを相手に再起戦を行う。そして実力面でのエースである、日本の戦極でも活躍したマメッド・ハリドヴがUFC参戦経験のあるロドニー・ウォレスと対戦というKSW黄金の2枚看板で開催された。

　ワールド・ストロンゲストマン・コンテスト5回優勝という輝かしい実績をもつ怪力世界一男、マリウス・プジアノフスキーが、MMAファイターに生まれ変わる為に、名門アメリカン・トップ・チームに加入し、猛練習をしてこの試合に挑んできた。プジアノフスキーはロックミュージシャンとしても活躍しており、入場もいつも通り、自らのバンドPudzian Bandの生演奏、テーマソングである『Dawaj na ring』で入場、リングでサップを睨みつけ、今にも飛びかからんばかりだ。

　逆にサップは試合前から、泣きそうな顔をしており、かつての野獣という面影はなく、宜しくお願いします、痛くしないで下さいと頼む様に頭を下げていた。

　そして、試合開始と同時にプジアノフスキーが猛ラッシュ、パンチ、膝蹴りでサップは防戦一方。手を出せず頭をガードするだけのサップをプジアノフスキーが足を掴んで倒すと、パウンド連打。サップは亀の様に頭を抱えて動けなくなり、レフリーがストップ。プジアノフスキーが、わずか41秒で完璧な復帰戦を飾った。

　試合後、サップは笑顔で、勝利者トロフィーをもつプジアノフスキーと一緒に記念撮影をしていた。これでMMAは6連敗、他キックでも負けてばかり、これだけ負けてばかりでは、プロレスでも勝ちブックを与えられず、負けブックばかり飲まされている。

　にも関わらず、世界中からオファーは殺到、次は5月21日、オーストラリアで開催されるMMA大会『CFC（ケージ・ファイティング・チャンピオンシップ） 21』でPRIDEにも参戦経験のあるソア・パラレイと対戦予定だ。

　セミファイナルに出場したマメッド・ハリドヴも秒殺勝利、ロドニー・ウォレスを右フック一発で完全にKO勝利し、遂にUFC挑戦を口にした。

マリウス・プジアノフスキーはロックバンドでも大活躍。