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ボクシングWBCダブル世界タイトルマッチ 粟生隆寛、誕生日に3度目の防衛!長谷川、1年ぶりの試合でTKO勝利!

 4月6日、ボクシングWBCダブル世界タイトルマッチが東京国際フォーラム ホールAで行われた。

 スーパーフェザー級王者の粟生隆寛(帝拳)は、WBCの指名挑戦者で同級1位のターサク・ゴーキャットジム(30)と対戦。

 なかなか均衡が崩れない序盤であったが、粟生は後半、相手の甘い左のガードを突き、右ジャブと左ボディーのコンビネーションをヒットさせる。10、11Rではワンツーで相手をぐらつかせ、後半戦を制し強豪相手に三度目の防衛を果たした。

 バンタム級は王者の山中慎介(帝拳)は、同級4位で元世界スーパーフライ級統一王者のビック・ダルチニャン(オーストラリア)と初防衛戦。

 前に出てくる相手をテクニックで封じ判定3-0で勝利、初防衛に成功した。

 WBCフェザー級前王者で現同級3位の長谷川穂積(真正)は前座試合でノンタイトル同級10回戦に臨み、約1年ぶりの再起戦を行った。
 左のストレート、ボディー、カウンターなどで序盤から試合を優位に進め、7回に連打でダウンを奪うと、立ち上がった相手に猛ラッシュ。これによりレフェリーが試合をストップしTKO勝利となった。

 今回は昨年4月8日にジョニー・ゴンザレス(メキシコ)に敗れ、フェザー級王座を失って以来の実戦。長谷川は反省の弁を繰り返し述べ、次戦についてはゆっくりと考えると明言を避けた。


■ ボクシングWBCダブル世界タイトルマッチ
日時:2012年4月6日
会場:東京国際フォーラム ホールA

<WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ>
130406WBC-1.jpg
○粟生隆寛(帝拳/王者)
 判定 3-0(116-112、116-112、118-110)
●ターサク・ゴーキャットジム(タイ/挑戦者 同級1位)

<WBC世界バンタム級タイトルマッチ>
130406WBC-2.jpg
○山中慎介(帝拳/王者)
 判定 3-0(116-112、116-112、117-111)
●ビック・ダルチニャン(豪州/挑戦者 元3団体統一世界スーパーフライ級チャンピオン)

<長谷川穂積 世界タイトル前哨戦>
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○長谷川穂積(真正/前WBC世界フェザー級チャンピオン)
 7R 2分28秒 TKO
●フェリペ・カルロス・フェリックス(メキシコ/WBCスペイン語圏フェザー級チャンピオン)

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2012年04月07日 12:56に投稿されたエントリーのページです。

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