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REINA女子横浜大会〜石橋シルエタ前哨戦白熱、ケリー「下田クレイジー」、国際色豊かな応援合戦

■ REINA 28
日時;3月4日(日)13:00〜 
会場:横浜ラジアントホール

 4日に行われた『REINA 28』は、横浜という会場のせいもあるのか、より国際色の豊かな応援合戦が繰り広げられる白熱の大会となった。

<第5試合 日本軍対異色のメヒコ米国同盟 30分1本勝負>
 注目のメインイベントは、3月24日(土)の新宿FACE大会にてCMLL-REINAインターナショナルジュニア選手権試合、王者・シルエタ対挑戦者・石橋葵戦が発表済みであり、このタッグマッチは前哨戦を兼ねることになる。案の定、両者は冒頭から激しくやりあう。可愛さでは来日した外国人選手でピカ一のシルエタだが、気性の荒さでも一歩も引かない。石橋もまた、サッカーボール・キックの爆音に誰もが驚く。
 ましてここに、大型のカナダ人選手コート二ー・ラッシュと、堀田祐美子が絡むのだから、ド迫力の攻防となったのは期待通りなのか。場外乱闘も客席のイスを吹っ飛ばして壁まで吹っ飛んでいく威力のもので、逃げ遅れたお客さんが巻き添えを食っていた。
 そのコート二ーは”スープレックス・マシーン”の異名通り、落差のあるバックドロップ以下、大技を次々と繰り出しただけでなく、河津掛けで堀田を倒すなど、今後の女子マットでの活躍に期待を持たせている。
 最後は堀田の体格差により、小柄のシルエタにピラミッドドライバーが崩れたものの3カウントが入った。ただし、23分のド迫力のアクションにはお客さんの満足度が高いメインイベントであった。

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○堀田祐美子&石橋葵 23分00秒 ピラミッドドライバー⇒体固め ●シルエタ(CMLL)&コートニー・ラッシュ(SHIMMAR)

<第4試合 シングルマッチ 新旧じゃじゃ馬対決!? 30分1本勝負>
 セミは「新旧じゃじゃ馬対決!?」と謳われていたが、大会開始の際に安藤リングアナが「旧なんて言ったら下田選手が怒るんじゃないか」と、まさに火に油を注ぐようなことをアナウンスしてしまい大変。ゴングが鳴るやいなや、下田が徹底的にケリーを痛ぶる展開に。あらゆる攻撃で相手の反撃をまったく許さない厳しいシゴキにケリーの悲鳴ばかりが・・・。お約束のプロティンを二度飲みほしても、下田の執拗ないじめは緩まない。なにしろ、メキシコ人観客は下田を応援だから、ケリーは場外に吹っ飛ばされるは、イスで脳天を叩かれるはボコボコにされてしまう。タイガースープレックスに沈んだケリーだが、終わってからのグッズ売り場でさえ、下田が来ると「クレイジー」だと恐がっていた。

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○下田美馬(CMLL)12分25秒 タイガースープレックスホールド ●ケリー・スケーター(SHIMMAR)

<第3試合 タッグマッチ 技巧の王者組に破壊派が挑む  30分1本勝負>
 REINA女子タッグ選手権を保持するジュビア&ルナ・マヒカの王者組に挑んだのは、木村響子と沙耶である。ゴングと同時に「メヒコ、メヒコ」の声援が起こるが、木村は「日本人客はどうした? ハポン、ハポンだ」と煽るも分が悪い。今回は全身網タイツのジュビアも飛んだりして、毎度違う面や技を披露しているのに感心することしきり。指を噛んだりしてラフファイトまでも見せたが、最後はアレ・ハンドリーナで極めて沙耶をギブアップさせた。

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○ジュビア&ルナ・マヒカ(CMLL)17分09秒 アレ・ハンドリーナ 木村響子(フリー)&●沙耶

<第2試合 シングルマッチ 重鎮に自称エースの謎かけ炸裂!? 20分1本勝負>
 第2試合にはダンシング・クイーン松本都がREINA初参戦。新しい選手の門番役を引き受けることが多いTLW世界女子王者の上林愛貴が迎え撃った。序盤のロックアップでは大声でギャーと叫び合い、お互いの鼓膜が破れそうに。Akiもまた、メキシコ人客には応援される側なので、自然と松本が悪役扱いだったのが面白かったが、例によってバレエを踊り、マンマミーアのポーズを出す松本の不思議プロレスは、外国人客にどう映ったのだろう。
 場外乱闘では、ブルーマットで上林をぐるぐる巻きにしてしまい、そこにイスを投げつけるは、助走をつけてエプロンからダイビング・ボディアタックを敢行するはと、松本は普段のらしさ全開で自身をアピールしていた。

生きる証♪See that girl, watch that scene, digging the Dancing Queenの開脚に外人客?
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○上林愛貴 18分49秒 ジャベ・デ・レイナ ●松本都(崖のふちプロレス)

<第1試合 シングルマッチ アイスリボン提供マッチ 20分1本勝負>
 オープニングには2月12日の千葉REINAアリ―ナ大会に試合を予定されながら怪我で欠場していた志田光が登場。ただし、アゴの辺りはまだアザがくっきり残ったままで痛々しい。
 アイスリボンの新田猫子が対戦相手だったが、同じ団体内だからと緩い試合になってはいけないと考えたのか、ガチガチにハードヒットする技のひとつひとつが重い。アルゼンチン・バックブリ―カ―なんか背骨が折れたんじゃないかと思わせるえぐい当たりをしていた。新田もコーナーポストから飛んで舞って魅せたのであるが、剣山が待っていた。フィニッシュは豪快なブレーンバスターで志田が仕留めている。
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○志田光 10分19秒 長滞空式ブレーンバスター⇒片エビ固め ●新田猫子

追加:CMLL公式HPにも掲載

次回大会は3月24日(土)の新宿FACE大会、19時試合開始

【華麗なるREINAの世界をスーパーショットで堪能出来るのはミルホンネットだけ】
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2012年03月04日 22:48に投稿されたエントリーのページです。

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