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下田美馬&セウシス組がジュビア&ルナ・マヒカ組下しREINA世界タッグ王者、真正可愛い娘ちゃん決定戦でもあったジュニア王座はシルエタが石橋葵を退け2度目の防衛

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■ REINA 29
日時:3月24日(土)18:00開場 19:00開始 
会場:新宿FACE

 新宿FACEで行われた『REINA 29〜ダブルタイトル戦』は、全5試合ながらどれもが中身の濃い激闘揃いの記憶に残る大会に。メインではREINA世界タッグ選手権が行われ、約一年前のREINA女子プロレス設立段階からメキシコから飛来して修行を続けていたプエルトリコ人のセウシスが、いわば第三の故郷?日本に凱旋したことになる。今回はCMLLで活躍する下田美馬と結託。このタイトル、もとはセウシスがラ・コマンダンテと組んで初代王者となったものだったが、メキシコでの防衛戦にてジュビア&ルナ・マヒカ組に王座を奪われていたもの。それだけにベルトを取り戻す執念は並々ならぬものがあったに違いない。
 また、髪型を変えて染め分け一段と怪しい魅力を振りまく下田美馬にとっても、このカードは落とせない。和田京平レフェリーとのいつものコミカルなやりとりは抑え気味で、シリアスモード全開。場外乱闘もド派手な迫力で外国人の多い客席をヒートさせる。
 最後は伝家の宝刀タイガー・スープレックス・ホールドが極まり、第三代王者となっている。

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「反則は4数えるまで」美馬たんと和田京平レフェリーの掛け合いはタイトル戦のため控え目
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ジャベを掛け合ったまま、お互いが頬を張り出したジュビアとセウシスの意地が激突(上)
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セクシー戦士ジュビアのヘアサロン代は大金がかかっていたに違いない!
<第5試合 REINA世界タッグ選手権 下田と結託セウシス凱旋 60分1本勝負>
●ジュビア&ルナ・マヒカ(CMLL) 
 21分37秒タイガー・スープレックス・ホールド
○下田美馬&セウシス(CMLL)
*第2代王者組が2度目の防衛に失敗。下田組が第3代王者組となる


 セミファイナルは、「可愛い娘#1決定」と謳われている通り、女子プロ界で本当に一番可愛いんじゃないかと巷で評判のシルエタと、石橋葵がCMLL-REINAインターナショナルジュニア選手権を賭けて闘ったのだから、マニアの興奮度が一気にクライマックスだったのは紛れもない事実だ。戦前の記者会見でも、「勝ったほうがボニータ(美しい)なんだ」と気の強いところを見せていたシルエタの気迫が勝ったのか、16分45秒の熱戦は最後に華麗なるムーンサルトが極まり、2度目の王座防衛に成功している。
 もっともバッコン、バッコンとサッカーボールキックで王者をヘロヘロに追い詰めた石橋の成長度も目を見張る。すでに昨年末にはメインの大役も務めており、今回もまた、燃え尽きるまで闘った姿には大きな拍手が送られていた。

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<第4試合CMLL-REINAインターナショナルジュニア選手権可愛い娘#1決定30分1本勝負>
○シルエタ(CMLL)
 16分45秒ムーンサルトプレス⇒片エビ固め
●石橋葵
*第2代王者が2度目の防衛に成功

 第三試合のタッグマッチは、異色の組み合わせと謳われているものの、堀田祐美子とLeonはアルシオン〜A to Zの流れを知っているならチームとして納得であろうか。対するアイスリボン志田光と、REINA所属・沙耶のチームだが、どうしても格下扱いのようになるのは致し方ないのであろうか。Leonと沙耶はJWP女子プロレスで先輩・後輩になるためか、Leonに「黒木、この野郎!」等と、リング上で言葉攻めまでされるのはなんだかなぁ。
 最後は鮮やかすぎるLeonのマッドスプラッシュが、新宿FACEの天井ギリギリの高さまで舞っていた。

<第3試合 タッグマッチ 異色の組み合わせが吉と出るか凶か 30分1本勝負>
堀田祐美子&○Leon(JWP)
 23分21秒マッドスプラッシュ
●沙耶&志田光(アイスリボン)

 この第3試合終了後、安藤リングアナウンサーより、メキシコから届いたラ・コマンダンテのEメールによるメッセージが読み上げられた。

 親愛なる堀田さんへ

私は今、祖国メキシコにて堀田さんあなたを倒すために日々練習と試合をしています。

只今、絶好調であり、来るべき5月13日『REINA 一周年興行』の後楽園ホール大会であなたを倒す秘策は出来ている!楽しみにしてて!!

ルールは髪切りでもデスマッチでも何でも良いです!
堀田さんあなた自身がきめなさい!!あはは・・・

2012年 3月20日 CMLL ラ・コマンダンテ

 なお、これを受けてリング上の堀田祐美子は、「デスマッチでも、久しぶりの金網戦でも、Anywhere fallマッチでも、なんでもやってやる!」と意欲全開の迎撃宣言。大きな歓声を受けていた。

 また、終わったばかりの試合については、若手たちに対して「心のプロレスを見せるように。向かっていく気持ちだ」と、現在の女子プロレスの現状にやや物足りないご様子。
 「プロレス魂を教えていく、激しい試合をみせる」と締めくくっていた。


 ラ・マルクリアーダとアップルみゆきの名勝負数え唄は、今宵もアップルがいじめられる展開に。お客さんも(上林愛貴が)ラ・マルクリアーダの時はヒールというのをよくわかっているようで、声援を含む客席とのやりとりが絶妙であり、すっかり観客が出来上がっていたのは凄いことだ。ラ・マルクリアーダは、「このスケベおやじが〜!」とアップルをお客の側に突き出して辱める場面などは大受けだった。
 フィニッシュはマルクリコロコロが使われている。

<第2試合 シングルマッチ キャットな妖艶?激しい情念? 20分1本勝負>
○ラ・マルクリアーダ
 14分29秒マルクリコロコロ
●アップルみゆき(フリー)

 
 オープニング・マッチはアイスリボン提供試合。新田猫子のキャラは外国人客にもわかりやすく、「にゃ〜、にやぁ〜」泣く声が客席でも繰り返される。藤本つかさは、そんな客席の反応を冷静に読み取りながら試合を作り、ニアフォールの連続でも引っ張ったのは素晴らしい。最後は必殺ビーナスシュートでケリを着けたのであった。
次回大会は4月7日(土)東部フレンドホール大会 18:00試合開始

<第1試合シングルマッチ アイスリボン提供外国人客に人気の猫子再登場20分1本勝負>
○藤本つかさ(アイスリボン)
 10分36秒ビーナスシュート⇒片エビ固め
●新田猫子(アイスリボン)

大会の全容と詳細は、別冊ミルホンネット 桜満開REINA女子プロ新宿+大阪J2000冨宅飛駈戴冠IGF福岡ガチ相撲にたっぷりと収録いたしました。お楽しみ下さい。

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