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2・2 大日本プロレス 波乱!メインでBJW王者アブドーラ・小林敗れる!

■大日本プロレス 東京・後楽園ホール大会
日時:2月02日(木)
会場:後楽園ホール 観客数 1120人

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小林がまさかの敗北
<メインイベント 五寸釘ボード&アルティメットボード タッグデスマッチ 30分1本勝負>
●アブドーラ・小林、稲葉雅人
20分12秒 ジャーマンスープレックスホールド オン・ザ・アルティメットボード
○竹田誠志、星野勘九郎
 北と南のロープに立てかけられた蛍光灯は、あっという間にこなごなになり、周囲にはアルティメットボードや五寸釘ボードが。稲葉の背中の出血がもの凄いことに。アルティメットボード上にパワーボムや裏投げなどで叩きつけられては当然である。そんなパートナーの頑張りに小林も奮闘。竹田に対し、ゴミ袋に入った蛍光灯の破片を投げつけ、パイルドライバー、ダイビングバカチガードロップで応戦。これらをクリアした竹田は、五寸釘ボード上へのジャーマンからアルティメットボード上へのジャーマンへとつなぎ3カウントを奪取。勝って意気上がる竹田は「次回、後楽園でオレとやれ」とシングルを要求。これを受けて26日の後楽園大会でふたりの試合が組まれることとなった。

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曙と大日本プロレスが奇跡の邂逅
<セミファイナル 大日本プロレスvs全日本プロレス 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
○関本大介、岡林裕二、橋本和樹
15分34秒 ジャーマンスープレックスホールド
曙、浜亮太、●中之上靖文
 アジアタッグ王者チームの関本・岡林に対すして、曙と浜としては意地を見せたいところだろう。序盤からこの4人を中心にボディーアタック、ラリアットが乱れ飛ぶ。スーパーヘビー級の攻防には圧巻。ただ、勝負をつけるとなると、相撲コンビ相手からは難しく、若い中之上をターゲットに。関本がふっこ抜きジャーマン2連発をお見舞いして試合終了。試合後は関本と曙が舌戦を展開。「先に帰れ!」との関本の言葉に従う形で曙は引き上げた。すると、今度は佐々木義人がリングに乱入「一番強い奴を決めるリーグ戦を組め」とアピールし、大乱闘が勃発。突然の出来事に困惑の表情を浮かべていた関本だったが実現に向けて動き出すことになったようだ。

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<第4試合 有刺鉄線ボード タッグデスマッチ 30分1本勝負>
○伊東竜二、ジ・ウインガー
16分50秒 ドラゴン・スプラッシュ→体固め
シャドウWX、●山川竜司
 既に引退が決まっている山川のファイトに注目が集まったが、長い時間、伊東に捕まってしまうはめに。ボード上へのブレーンバスターを皮切りに、背中への厳しいイス攻撃、かかと落としなど、好きなようにはさせてくれない。徐々にスタミナがなくなっていく山川であったが意地を見せ、雪崩式ブレーンバスターを仕掛ける山川ごとWXがパワーボムで投げつける合体技・摩周湖で反撃を試みる。が、伊東のドラゴンスプラッシュに沈んでしまった。試合後のマイクアピールでも山川に「お前の引退までの思い出づくりに付き合ってる暇はねぇ」と辛口エールをおくられる始末。対して山川は「オヤジの意地を見せてやる」とアピールした。


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<第3試合 ストリートファイト 6人タッグデスマッチ 30分1本勝負>
宮本裕向、木高イサミ、●清水基嗣
13分53秒 パールハーバースプラッシュ→片エビ固め
○葛西 純、“黒天使”沼澤邪鬼、塚本 拓海
葛西と沼澤、宮本と木高のBJWタッグ王者がそれぞれ若いパートナーと組んで対決。だからなのか、塚本と清水に好きなようにやらせ、一歩引いて見ているような場面も時おり見受けられた。しかし、中盤にさしかかった頃から、宮本がイスへのアバランシュホールドやボディースラムなどで塚本を徹底的に痛ぶる。とはいえ、葛西が宮本と木高の頭にホッチキスを打ち込み出すと、攻守は逆転。葛西が必殺のパールハーバースプラッシュで勝利を収めた。

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<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○バラモンシュウ、バラモンケイ
10分41秒 ゾンビキング→片エビ固め
佐々木義人、●忍
 案の定、バラモン兄弟の奇襲攻撃からスタート。場外でのパウダー攻撃、交通標識ボードで殴打など、やりたい放題。だが、佐々木組も水を噴射したり、ゲル攻撃といった相手のお株を奪う攻めで反撃。とはいえ、中盤ぐらいからはプロレスらしい攻防も。佐々木のラリアット、シュウのキック連打、互いのツープラトン攻撃など、凶器や小道具がなくても、互いに手が合うことを証明して見せた。しかし、佐々木組が赤ミスト噴射を誤爆すると、兄弟の墨汁ミストまで浴びてしまう始末。そして、忍がシュウのゾンビキング(変形みちのくドライバー2に沈んでしまった。

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<オープニング6人タッグマッチ 20分1本勝負>
ツトム・オースギ、ヘラクレス千賀、○ブラック・ジーズ
9分49秒 ジーズワックス→片エビ固め
小川内潤、アミーゴ鈴木、●CHANGO
 6人共に、運動神経に優れていて動きがスピーディー。開始5分もしないうちに、オースギ組が3人同時にノータッチ・トペコン・ヒーロを披露。リングに戻ってからは、いっそう目まぐるしい攻防が展開され、観客はついていくのがやっとなぐらい。特にジーズのバネのある動きが素晴らしい。空中殺法だけでなく、飛びつきDDTや雪崩式ブレーンバスターなどもこなす。フィニッシュの相手の後頭部にフットスタンプするジーズワックスというオリジナルホールドも説得力のある決め技である。


詳細版がマット界舞台裏'12年02月16日号新日売却徹底検証 秋山長州因縁大日本に掲載されました。


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