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『UFC 142 RIO: ALDO vs MENDES』リオのカーニバル!アルド、ビクトー快勝 小見川無念

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(c)Photo Courtesy of UFC

(C)UFC/Zuffa, LLC
※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。

フェザー級絶対王者ジョゼ・アルドがブラジルに凱旋!母国の大声援を背に、総合格闘技無敗のチャド・メンデスを迎え撃つ、注目のタイトルマッチ。

 オクタゴンと呼ばれる金網に囲まれた八角形のフィールドで行なわれる、世界最高峰の総合格闘技大会UFC。全米を中心に世界各国で月に1〜2回開催され、世界中の格闘家たちが"最強"を目指しリアルファイトを繰り広げる!
 格闘技王国ブラジルで開催されるUFC142では、総合格闘技界の"パウンド・フォー・パウンド(最強)"候補でもある、フェザー級王者ジョゼ・アルドが地元に凱旋。チャド・メンデスとのタイトルマッチが行なわれる。メンデスは大学時代オール・アメリカンに輝いたレスリングの名手で、グラウンドでの戦いが圧倒的。UFCでは、小見川道大や、アルドと同じブラジリアン柔術をバックボーンにするハニ・ヤヒーラを危なげなく降し、現在WEC、UFCを通して6戦全勝(総合格闘技通算11戦全勝)と勢いに乗る。迎え撃つアルドは、UFC136でケニー・フロリアンのタックルを巧みに防ぎながら攻撃を仕掛け、快勝した。テイクダウン力があるメンデスを相手に、試合の主導権を握り、地元ブラジルで王座を盤石のもとにできるか。
 また、ミドル級では、1997年のUFC12からのUFC参戦歴を誇り、PRIDEでも活躍したビクトー・ベウフォートが登場する。UFC133では秋山成勲を1ラウンドKOで降し、復活の狼煙を上げたベウフォートは今回、パワーが武器のアンソニー・ジョンソンを迎え撃つ。

 UFC142は、1月15日(日)昼12時からWOWOW UFC-究極格闘技-で生放送だ。

『UFC 142 RIO: ALDO vs MENDES』
日時:2012年1月14日
場所:ブラジル リオデジャネイロ HSBCアリーナ

<フェザー級タイトルマッチ 5分5R>
○ジョゼ・アルド
(1R 4分59秒 KO)
●チャド・メンデス
フェザー級絶対王者という風格のジョゼ・アルドに対するは、MMA全勝という経歴を引っ提げて無敗のままタイトル挑戦となった、最強の挑戦者、メンデスだ。
当然、テイクダウン狙いのメンデスだが、完璧な対策を練ってきたらしいアルドがそれを許さず、打撃でプレッシャーをかけ続ける。それでもラウンド終盤、メンデスがバックから組みつくが、それを振りはらったアルドが振り向きた刹那、膝蹴り。これが完全に命中し、メンデスがダウン、追撃のパウンドをレフリーが止めてアルドが見事なKO勝ちで勝利を飾った。
アルドは興奮して観客席にダイブ、大勢のファンに囲まれ大興奮で勝ち名乗り、その後、放送席にも乱入し喜びをアピール、ブラジルの観客も大歓声で迎え、リオデジャネイロ大会は完璧な形で幕を閉じた。

<205パウンド キャッチウェイト 5分3R>※ジョンソンが減量出来なかった為。ジョンソンにはペナルティ
○ビクトー・ベウフォート
(1R 4分49秒 チョークスリーパー)
●アンソニー・ジョンソン
階級を落したにも関わらず、前日計量でなんと11パウンド(5キロ)も超過したジョンソン。これにはダナ・ホワイトも激怒するが、目玉カードだけになんとか実現させたいとジョンソンのファイトマネーの20%が没収されベウフォートに支払う事と、当日、205パウンド(約93キロ)までは落す事を条件になんとか試合成立にこじつけた。
ベウフォートのハイキックを掴んでテイクダウンしたジョンソンがテイクダウン。その後もパワフルに突っ込んでいきテイクダウンに成功するジョンソンだが、パウンドと共に反則の頭突きを微妙に混ぜるダーティファイト。しかし、1R中盤に急に失速してきたジョンソンのタックルを潰したベウフォートが、亀になったジョンソンのバックマウントを奪い、パウンドからチョークスリーパーを極めてベウフォートが完勝。減量を守らずダーティファイトな悪党ジョンソンを、正義の人気者ベウフォートがお仕置きしたというリオの観客にとって理想的な展開に会場は爆発。まるでサッカー場の様な大歓声の中、ベウフォートがブラジル国旗を掲げて満点の勝利となった。

<ミドル級 5分3R>
○ホジマール・トキーニョ
(1R 1分03秒 ヒールホールド)
●マイク・マッセンツィオ
勝ち星は多いものの、ダン・ヘンダーソン、ネイサン・マーコートに敗れた印象の為、永遠のタイトル戦線一歩前という印象なので、ここでインパクトのある勝利で脱皮したいトキーニョに対するは、レスリングベースの実力者マイク・マッセンツィオ。
試合はいきなりトキーニョがローブローしてしまうが、再開後、トキーニョがテイクダウン、これはすぐに立ちあがったマッセンツィオだが、すぐにトキーニョが引き込み、電光石火の足関節、ヒールホールド。これでマッセンツィオはタップ、トキーニョが地元で完璧な勝利を飾った。

<ウェルター級 5分3R>
○カーロ・プラター
(1R 1R0分29秒 反則)
●エリック・シウバ
ブラジル人同士の対決、柔術・柔道黒帯、ジャングルファイト出身というブラジル期待のシウバに、現修斗世界ライトヘビー級王者、シアー・バハドゥルザダ欠場を受けて抜擢されUFCデビューとなるプラタという一戦。
試合開始、いきなり、シウバが突っ込んでいき右パンチがさく裂、そしてプラターのボディに膝蹴りでプラターがダウン、それでもなんとか足にしがみつくプラターをシウバがパウンド連打でレフリーがストップし、シウバがTKO勝ちとなった。しかし、試合後、シウバのパウンドが後頭部を殴っていると判定が覆り、なんとシウバの反則負けとなった。

<ライト級 5分3R>
○エジソン・バルボーザ
(3R 2分02秒 KO)
●テリー・エティム
共に今後のライト級戦線を賑わしていくと思われるニューカマーながら、打撃のバルボーザ、グラップラーのエティムという対極的なファイターの対決がオープニングマッチとなった。
ローキックを中心に距離をとってスタンド打撃で攻めるバルボーザ。なんとかテイクダウンしようと何度か組みつくエティムだが、バルボーザが拒み、バルボーザのペースで試合が続く。そして3R、なんとバルボーザの見事なバックスピンハイキックが、エティムの顔面を打ち抜き!これでエティムは完全に失神、豪快な一発でバルボーザが会心の勝利を飾った。


プレミアムカード
<ライト級 5分3R>
○チアゴ・タヴァレス
(判定 3-0)
●サム・スタウト

<ヘビー級 5分3R>
○ガブリエル・ゴンザガ
(1R 3分22秒 チョークスリーパー)
●エドゥナルド・オリヴェイラ

<フェザー級 5分3R>
○ユーリ・アルカンタラ
(判定 3-0)
●小見川道大

<ウェルター級 5分3R>
○マイク・パイル
(1R 1分22秒 TKO)
●ヒカルド・ファンチ

<フェザー級 5分3R>
○フェリペ・アランテス
(判定 3-0)
●アントニオ・カルバーリョ


15日正午WOWOW放送:ケニー・フロリアン、ユライア、ペケーニョらを倒し13連勝中の“フェザー級絶対王者”アルドが、小見川を破った11勝無敗の挑戦者メンデスを迎え撃つ

【その他のWOWOW中継】
★UFC−究極格闘技− UFC143 ディアスvsコンディット暫定王者決定戦
 ウェルター級戦線激動!絶対王者GSPの長期離脱で、王座を狙っていた2強ニック・ディアスvsカルロス・コンディットの暫定王座決定戦が実現する。
2月5日(日)午後 0:00〜[WOWOWライブ]※生中継
<主な対戦カード>
ウェルター級暫定王者決定戦 ニック・ディアス vs カルロス・コンディット

★UFC−究極格闘技− UFC JAPAN 生中継!
 11年ぶりに開催される日本大会を生中継!ライト級タイトルマッチに加え、クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン、秋山成勲戦など、最強UFC軍団の戦いを見逃すな!
2月26日(日)午後 0:00〜[WOWOWプライム]※生中継
<主な対戦カード>
ライト級タイトルマッチ フランク・エドガー vs ベン・ヘンダーソン
ウェルター級  秋山成勲 vs ジェイク・シールズ
ライトヘビー級     クイントン・“ランペイジ”・ジャクソンvsライアン・ベイダー
ヘビー級        マーク・ハントvsシェイク・コンゴ

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ミルホンネットでは海外ジャーナリスト、ジミー鈴木布施鋼治の本場ムエタイ情報など海外ネタが豊富に揃っております。是非、お楽しみください。

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