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CMパンク連続防衛「オヤスミなさい」デルリオ ビッグショー人気 女子戦フナキ・レフェリー Dジグラー連夜ふっ飛びまくり

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連夜のスーパーバンプで魅了したDジグラー。まるで健介ロボットを操る馳浩のように、木偶の坊ドリュー・マッキンタイアとメイソン・ライアンにスポット展開を指示。試合を作ってリードした。

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ケリー「お尻ペンペンして御覧なさい!」〜レフェリーにはフナキが急遽抜擢

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ビッグショーとケビン・ナッシュの大男対決はド迫力

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デルリオは王者パンクを追いこんだが…

初日に続いて7022人満員という記録を打ち立てたWWE Presents ロウ・ワールドツアー2011、横浜アリーナ2連戦でこれだけ観客を集める事が出来る団体は日本には無いだろう。

 基本、ハウスショーというものは、同じカードを連続して行い、結果も同じにして、そのカードを作品として精度を高め、『WWE RAW』『スマックダウン』そしてPPV大会という本番に備えるものだが、連続して観戦してくれたWWEユニバース(ファン)の為に飽きさせないサプライズを用意してくれた。初日には登場しなかったウィリアム・リーガル、更にDIVA戦には特別レフリーとしてフナキまで登場させたのだ。このサプライズに会場は大きな歓声に包まれた。

 そんな中、ジョン・シナも前日に訪れたと思われる、外人レスラーご用達、伝説のステーキハウス、「リベラ」のジャンパー、そして昭和の外人レスラーが好んで着ていたZubazのバギーパンツ姿で登場して、これまた会場を沸かせてくれたのだった。

 また、初日とまったく同じく2時間20分(休憩時間含む)で大会終了した事も、日本のプロレス・格闘技興行関係者はしっかり見ておく必要がある。そもそも興行というものは2時間が基本、長くても3時間というのは常識だ。段取りが悪く4時間、5時間と観客を長時間拘束するのは悪質と言わねばならない。リングでの激しい戦いだけでなく、こうした興行の基本をしっかり守り、選手の自慰行為ではなく、お客さんを楽しませる観客第一の姿勢こそWWEを世界最大のプロレス団体に押し上げた理由、長時間興行を行う日本の興行はWWEを見習って猛省すべきだろう。

 そして、メインではこれで3夜連続となるCMパンクとアルベルト・デル・リオのWWE王座タイトルマッチ。(RAWは現地時間、月曜日だが、時差の関係で日本時間では火曜日になるので)疲れの見えるCMパンクだったが、最後は必殺のGTSを決めて見事に王座防衛、四方に正座して日本のWWEユニバースに感謝を捧げていた。


■ WWE Presents ロウ・ワールドツアー2011
日時:12月1日(木) 開場 18:30 / 開演 19:30
会場:横浜アリーナ

<WWE王座タイトルマッチ>
○CMパンク(王者)
19分44秒 GTS⇒ピンフォール
●アルベルト・デル・リオ(挑戦者)

<タッグマッチ>
ビッグショー、○ジョン・シナ
9分21秒 アティテュード・アジャストメント⇒片エビ固め
●ザ・ミズ、ケビン・ナッシュ

<シングルマッチ>
●べス・フェニックス
5分50秒 インサイドクレイドル⇒ピンフォール
○ケリー・ケリー

<US王座タイトル トリプルドレッドマッチ>
○ドルフ・ジグラー(王者)
9分28秒 ライアンがマッキンタイアにフルネルソンバスター→横からジグラーが割り込んでピンフォール
●ドリュー・マッキンタイア、メイソン・ライアン

<シングルマッチ>
○アレックス・ライリー
10分36秒 ヒット・ザ・シャワーズ⇒ピンフォール
●プリモ

<シングルマッチ>
○サンティノ・マレラ
7分56秒 コブラ⇒ピンフォール
●ウィリアム・リーガル

<シングルマッチ>
○ザック・ライダー
8分12秒 ラフライダー⇒ピンフォール
●ジャック・スワガー

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この大会の全容と詳細、他媒体には不可能な専門分析は別冊ミルホンネット CMパンク革命横浜アリーナ上陸 アメプロ事件簿2011 INOKI BOM-BA-YEとして発売されました。お楽しみ下さい。

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2011年12月01日 23:33に投稿されたエントリーのページです。

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