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『UFC on FOX: Velasquez vs. Dos Santos』リアルタイム速報


(C)UFC/Zuffa, LLC
※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。

 遂に今年のMMA界最大の事件となるであろう『UFC on FOX: Velasquez vs. Dos Santos』が開催される。この地上波TV FOXで行われる記念すべき最初の番組では、ヘビー級タイトルマッチ、ケイン・ベラスケス vs. ジュニオール・ドス・サントスという、史上最高のカードが用意された。努力などでは到底辿りつく事が出来ない、神々に選ばれた階級ヘビー級、その王者に君臨するケイン・ベラスケス、挑戦者ジュニオール・ドス・サントス共にUFC無敗であり、この試合こそが世界最強を決める戦いであるのは間違いない。そしてこの試合の勝者には12月30日『UFC 141』で行われるブロック・レスナー vs. アリスター・オーフレイムの勝者が挑戦する事も決定しており、ここまで豪華なカードは存在しないだろう。

 FOXでは系列TV局も含めて来年からは年間2000時間以上、UFCの番組を放送する予定であり、UFCは更に成長する事は確実だろう。UFCには買収したPRIDE.、WEC、WFA、IFCなどの他MMA大会のライブラリーも揃っていて、これらも放送されると言われており、FOX傘下ケーブル局Fuelは実質、UFCチャンネルになると言われている。

 また、『UFC on FOX: Velasquez vs. Dos Santos』は11月19日放送予定、WOWOW UFC-究極格闘技-で放送する事も決定している。


『UFC on FOX: Velasquez vs. Dos Santos』
日時:2011年11月12日
場所:アメリカ カリフォルニア州アナハイム

メインカード
<ヘビー級タイトルマッチ 5分5R>
○ジュニオール・ドス・サントス(挑戦者)
(1R 1分4秒 KO)
●ケイン・ベラスケス(王者)
説明不要、リアル人類最強決定戦。四の五の言わず、この究極の戦いを堪能するしかないだろう。
試合開始直後の打ち合いで、ドス・サントスの右フックがベラスケスの頭部に命中、これでベラスケスは崩れ落ち、ドス・サントス追撃のパウンドでレフリーがストップ。秒殺勝利でドス・サントスが新王者に輝いた。ヘビー級の一発がどれだけの破壊力があるかを見せつけた、FOXとしては最高のスタートとなった。

プレリミナリーカード
<ライト級 5分3R>
○ベン・ヘンダーソン
(判定 3-0)
●クレイ・グイダ
次期ライト級タイトル挑戦権を賭けた一戦。勝者は日本大会で王者フランク・エドガーの王座に挑戦する可能性が濃厚故、日本でも注目が高いだろう。
大グイダコールが巻き起こる中、両者、気持ちがぶつかりあった激しい展開が続く。派手な殴り合い、パンチ、膝から、ギロチンチョーク、バックにまわってフェイスロック、チョークとお互いに相手が攻めれば、次は自分という感じで五分五分の展開。ややベン・ヘンダーソンが押している印象もあるがポイントの付け方によってどっちに転んでもおかしくない試合だったが、判定はベン・ヘンダーソンに。これでライト級タイトルにベン・ヘンが挑戦する事が決まった。

<フェザー級 5分3R>
○ダスティン・ポイリエ
(2R 1分32秒 ダースチョーク)
●パブロ・ガーザ
共にMMA戦績で負けは一つだけという両雄だが、2R、ポイリエがグランドでダースチョークを綺麗に極めて一本勝ち。

<フェザー級 5分3R>
○ヒカルド・ラマス
(2R 2分16秒 肩固め)
●カブ・スワンソン
日本の高谷裕之に勝利、高谷をWECからリリースに追い込んだカブ・スワンソンに、フェザー級転向してきたヒカルド・ラマス。
軽量級らしくスピーディーな攻防で、1Rはスワンソンがギロチンチョーク、三角などで攻めるが、2R、金網際でラマスが肩固め、これががっちり極まりスワンソンがタップ。ラマスが逆転の一本勝ちをした。

<ウェルター級 5分3R>
○ダマルケス・ジョンソン
(1R 1分34秒 TKO)
●クレイ・ハービソン
共にTUF出身者だが、1R開始早々、打撃戦でジョンソンの左アッパーがハービソンの顔に命中、ダウンを奪い、ジョンソンTKO勝利となった。

<バンタム級 5分3R>
○ダレン・ウエノヤマ
(判定 3-0)
●山本"KID"徳郁
日本大会に向けてなんとかUFC初勝利が欲しいKIDと、DREAM参戦予定だったが、あまりに対応が悪くキャンセルした事を告白して、日本でも話題になったダレン・ウエノヤマの一戦。
テイクダウンまでは出来ても、その後攻め手がないKIDに対して、ウエノヤマがグランドで翻弄、蜘蛛の様に絡みつきバックからチョークが完全に極まったが1R終了のブザーでKIDは何とか救われる。2Rも単発で打撃を決めても、またグランドでウエノヤマに捕まるKID。グランドでバックを取ったウエノヤマがKIDをタコ殴り。3Rはなんとかグランドで上になるもウエノヤマが下から三角、腕十字狙いに翻弄されKIDは何も出来ず、スタンドに逃れるがそのまま試合終了。ウエノヤマが判定で勝利した。

<フェザー級 5分3R>
○ロベルト・ペラルタ
(3R 1分54秒 TKO)
●マッケンス・セミザー

<バンタム級 5分3R>
○アレックス・カサレス
(判定 3-0)
●コール・エスコベド

<ミドル級 5分3R>
○マイク・ピアース
(判定 2-1)
●ポール・ブレッドリー

<ライトヘビー級 5分3R>
○アーロン・ロサ
(判定 3-0)
●マット・ルーカス

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WOWOW UFC-究極格闘技-

詳細版は週刊マット界舞台裏11月24日号棚橋陥落?行儀悪選手KKK追悼天龍に収録されました。お楽しみ下さい。ミルホンネットでは海外ジャーナリスト、ジミー鈴木布施鋼治の本場ムエタイ情報など海外ネタが豊富に揃っております。是非、お楽しみください。

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2011年11月13日 05:57に投稿されたエントリーのページです。

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