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『UFC 136: Edgar vs. Maynard III』Fエドガー逆転TKO王座防衛 悪口王ソネン完勝でアンデウソン・シウバを挑発


(C)UFC/Zuffa, LLC

 オクタゴンと呼ばれる金網に囲まれた八角形のフィールドで行われる世界最高峰の総合格闘技大会UFC。全米を中心に世界各国で月に1〜2回開催され、世界中の格闘家たちが"最強"を目指しリアルファイトを繰り広げる!

 この豪華なUFC136は、10月9日(日)朝10時からWOWOW UFC-究極格闘技-で生放送だ。10月よりWOWOWでは、UFCが生放送される事が決定しており、その第一弾となる今大会、絶対に見逃せない。

※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。

『UFC 136: Edgar vs. Maynard III』
日時:2011年10月8日
場所:アメリカ テキサス州ヒューストン

メインカード
○フランク・エドガー(王者)
(4R 3分54秒 TKO)
●グレイ・メイナード (挑戦者)
 UFC136ではタイトルマッチ2試合が行われる。ライト級タイトルマッチでは、前回、歴史に残る激闘の結果、引き分けに終わった王者フランク・エドガーとグレイ・メイナードの再戦が行われる。王者エドガーの総合格闘技戦績は13勝1敗1分。この「1敗1分」の相手が挑戦者のメイナードだ。3度目の対戦となる今回、エドガーが王者の意地を見せるのか、挑戦者メイナードが新王者となるのか、ふたりの宿命の戦いに遂に決着がつく。
 試合はまるで前回のリプレイを見ているかの様に1Rにはメイナードの猛攻、クリンチアッパー、ワンツーでエドガーを追い詰めダウンまで奪い、エドガーは出血し追い詰められる。しかし2R、復活したエドガーが、ヒット&アウェーで盛り返し、エドガーがじわじわとペースを握る。そして4R、エドガーのタックルをメイナードが切り、離れる刹那、エドガーの右アッパー、そして右フック連発でメイナードがダウン。そのままうつ伏せに倒れるメイナードにパウンドを叩きこむエドガーをレフリーがストップ、エドガーが見事なTKO勝利で王座を防衛。因縁に完全決着をつけた。

<フェザー級タイトルマッチ 5分5R>
○ジョゼ・アルド(王者)
(判定 3-0)
●ケニー・フロリアン(挑戦者)
 もうひとつのタイトルマッチがフェザー級王者ジョゼ・アルド対ケニー・フロリアンの一戦。総合格闘技界の"パウンド・フォー・パウンド"(最強)の候補にも名が上がる格闘技王国ブラジルが生んだ絶対王者ジョゼ・アルドが、UFCのライト級王座に2度挑戦した実績を持ち、階級をフェザー級にひとつ落として王座を狙うケニー・フロリアンを迎え撃つ。
 試合開始から強烈な右で前に出るアルド。フロリアンは寝技に持ち込みたいのでテイクダウンを狙うが、すぐに立ち上がるアルド。その後はアルドがテイクダウンを凌ぎ、打撃で攻め続ける。3Rにはタックルを潰してマウントポジションまで制するアルド。フロリアンは鼻から出血しており、スタミナが切れてくるも5Rまで金網に押し込んで攻め続けるがアルドは倒されない。アルドの打撃でフロリアンはバランスを崩して倒れると、猪木アリ状態からアルドがマウントを制し攻め続ける。試合は判定に持ち込まれたが、文句なくアルドの判定勝ち、見事に王座防衛を果たした。

<ミドル級 5分3R>
○チェール・ソネン
(2R 3分51秒 肩固め)
●ブライアン・スタン
 約1年ぶりの復帰となるチェール・ソネン。絶対王者アンデウソン・シウバを苦しめたソネンに対するは、アメリカ海兵隊という英雄の中の英雄、ブライアン・スタンだ。
 すぐに組みついていったソネン。スタンは受け止めて金網を背に耐えるものの、ソネンがテイクダウンに成功する。その後はソネンのグランド地獄で立とうとするスタンを逃さず、あらゆる体勢からグランドに引きずり込みパウンド、肘で攻め続ける。2Rも早々にテイクダウンしたソネンが同じ様にグランドでパウンド、肘。ブレイクがかかっても、またテイクダウンするソネン。最後はそのまま肩固めを極めて完勝。試合後、ソネンはすぐに因縁のアンデウソン・シウバを挑発、「アンデウソンの糞野郎、スーパーボウル・ウィークエンドでリマッチをしろ、次に負けたら俺は引退する、お前(アンデウソン)が負けたら、お前はこの階級から出ていけ!」と観戦しているアンデウソンにアピールした。

<フェザー級 5分3R>
○ナム・ファン
(判定 3-0)
●レオナルド・ガルシア
 前回、ガルシアが勝利しているものの、判定に疑問ありと問題になったこのカードが再戦となった。両者、絶対に再戦するという事で遂に決着をつける事になる。
 地元という事で圧倒的な人気のガルシアだが、試合はスタンドでナム・ファンが圧倒、ボディを上手く使って優位に試合を進める。ガルシアは1Rですでにスタミナが切れてきて肩で息をしている。ファンのペースで試合が進むが、3R、スタミナが切れていたガルシアがいきなり大声をあげながら荒々しく前に出てきて、左が当たりなんとファンがダウン。しかし、ガルシアの追い上げも及ばず、1、2Rをしっかりモノにしたファンが判定勝ちした。

<ライト級 5分3R>
○ジョー・ローゾン
(1R 0分47秒 チョークスリーパー)
●メルヴィン・ギラード
 激戦区ライト級戦線において現在5連勝中と勢いのあるギラードに、実力者であり苦労人のローゾンの対戦。
 しかし、試合はあっという間だった。試合開始早々、ローゾンの左フックが命中してギラードがぐらつく、すぐに寝技に持ち込んだローゾンがあっという間にバックを制してチョークスリーパー。これががっちり極まってギラードがタップ。ローゾンが秒殺一本勝ちで完勝した。

プレリミナリーカード
<ミドル級 5分3R>
○デミアン・マイア
(判定 3-0)
●ジョルジ・サンチアゴ

<ライト級 5分3R>
○アンソニー・ペティス
(判定 2-1)
●ジェレミー・スティーブンス

<ヘビー級 5分3R>
○スティーペ・マイオシック
(判定 3-0)
●ジョーイ・ベルトラン

<フェザー級 5分3R>
○ダレン・エルキンス
(判定 3-0)
●ヂャン・ティェカン

<ミドル級 5分3R>
○アーロン・シンプソン
(判定 3-0)
●エリック・シャファー

<ミドル級 5分3R>
○マイク・マッセンツィオ
(判定 3-0)
●スティーブ・キャントウェル

大会の全容と詳細、ビジネス分析を含めた周辺情報を網羅した完全版は週刊マット界舞台裏10月20日号全日新日絶壁 仮面貴族 里村社長に収録されました。お楽しみ下さい。

詳しくは、UFC WORLD(wowow.co.jp/ufc)へアクセス!
WOWOW UFC-究極格闘技-

◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆

★UFC−究極格闘技− UFC136 ダブルタイトルマッチ!!
ダブルタイトルマッチ開催!ライト級のフランク・エドガー対グレイ・メイナードは前回引き分けた宿命の再戦、フェザー級は王者ジョゼ・アルドとケニー・フロリアンが対戦
10月9日(日)午前10:00〜[WOWOWプライム]※生中継
10月12日(水)よる10:00〜[WOWOWライブ]※リピート放送

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2011年10月09日 01:02に投稿されたエントリーのページです。

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