« 波乱続出の雨嵐と真夏のような外の29度以上の熱闘 WWS伊勢崎境町体育館に藤原組長サプライズ襲来 | メイン | 別冊ミルホンネット 地下プロEXIT富豪2夢路 日龍 紅闘志也 KABUKI 澤宗紀"バンコク畏敬" »

今週の「マット界舞台裏」は、今後の新日プロと全日プロにとって大きな影響を与えそうな10月の両国大会に迫る!

111020hyoushi.jpg 10月は10日に新日本プロレス、23日に全日本プロレスがそれぞれ両国国技館でビッグマッチを開催。
 真夏のオールスター戦『ALL TOGETHER』が大成功に終わっただけに、メジャーの新日プロと全日プロとしては、その勢いに乗って両国大会も成功させたいところだった。

 ところが、10日の新日プロはハッキリ言って思い切りコケた!
 主催者発表で6400人。実数はそれより随分少ないのは言うまでもないが、文句なしに超満員札止めだった8・14『G1クライマックス』最終戦が1万1500人(主催者発表)だったのを考えると、かなり厳しい客入りだったのが分かるだろう。

 「ドームは撤退か?」と言われている中で、来年は創立40周年ということで、1・4東京ドーム大会開催を決行することを決めた新日プロにとって、この10・10両国は、ある意味でバロメーターになる興行だった。
 メインでは棚橋弘至が『G1』で準優勝しった内藤哲也を相手に、IWGPヘビー級の防衛戦を行って勝利。現在の新日プロにとって棚橋は絶対的エースなのは間違いないが、両国の客入りを考えるとすでに新日ファンは棚橋に飽きてきているのか?

 今週の『マット界舞台裏』では井上譲二記者が、新日プロの10・10両国が惨敗に終わった原因を探るとともに、来年1・4ドーム大会のメーンカードにも探りを入れている。
 ファンに棚橋が飽きられているとしたら大問題だ。なにせいまの棚橋の安定感なら、1・4ドームをIWGP王者として迎え、そのままメーンを張る可能性は十分! 創立40周年記念のドーム大会のメーンに相応しいマッチメークを、と考えるのなら棚橋の対戦相手はかなりの大物じゃないと集客につながらないが・・・

11.10.17TANAHASHI.jpg

 来週に迫った全日プロの両国は、新日プロ以上に深刻だ。
 交流戦を好まない武藤敬司だが、今回の両国ではすべて全日プロVS他団体の4大タイトルマッチを組んだ。

 さらにいま人気急上昇中のアイドルグループ、ももいろクローバーZのゲスト出演も決定。まさしくなりふり構っていられないといった状況なのがよく分かる。
 これまで『マット界舞台裏』では何度か全日プロの台所事情が苦しいことを伝えてきたが、今週号の巻頭記事では「いよいよそこまで来てしまっているのか」というようなことが書かれている。

 もし10・23両国が10・10新日プロの両国のようにコケてしまったら、全日プロは・・・

週刊マット界舞台裏'11年10月20日号全日新日絶壁 仮面貴族 里村社長

About

2011年10月17日 01:56に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「波乱続出の雨嵐と真夏のような外の29度以上の熱闘 WWS伊勢崎境町体育館に藤原組長サプライズ襲来」です。

次の投稿は「別冊ミルホンネット 地下プロEXIT富豪2夢路 日龍 紅闘志也 KABUKI 澤宗紀"バンコク畏敬"」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。